昨夜は、日本テレビ開局60年特別番組「THE MUSIC DAY 音楽のちから」の第3部に、乃木坂46の特別選抜が出演しました。
この第3部は、第2部のように、アーティストが自分の曲を歌うのではなくて、過去のヒット曲を、スタジオ生演奏で色んなタレントが歌う形式で、かつての人気番組「THE夜もヒッパレ」(1995~2002)のような感じで、関ジャニ∞の司会で進んで行きます。
出演メンバーは、10人の特別選抜で、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理、桜井玲香、西野七瀬、高山一実、若月佑美、井上小百合、能條愛未、衛藤美彩。
乃木坂は、サポート的な役割で、番組全編に渡って出ていましたが、最初の見せ場は、なんと、つんく♂の紹介場面で、彼を囲むように、橋本、桜井、松村、白石が登場。
しかも、つんく♂が、「Youたちカワイイからデビューしちゃいなよ」と、ジャニーさんネタで乃木坂に絡むという、超レアな一幕です。案の定、「いえいえ、あの~」と、白石がお得意のヌルいリアクションで返して、夢のような光景でした(笑)。
歌での登場は、安達祐実リクエストの中島みゆき「空と君のあいだに」(1994)が最初で、LiLiCoと佐藤仁美が歌うバックでスローなダンスを披露。
フォーメーションは、テレビ画面で見て、前列左から松村、高山、白石、井上、橋本、後列左から、桜井、衛藤、若月、西野、能條の5・5体制。
映画コメンテーターのイメージが強いLiLiCo42歳ですが、デビューは歌手で、中途半端に上手い歌唱力と過剰な表情演出を見せつけ、それを乃木坂が援護射撃です(笑)。
続いて、つるの剛士で槇原敬之「もう恋なんてしない」(1992)。途中から、桜井と橋本がつるの剛士の両脇に出て、一緒に歌参加。
さらに、森高千里「私がオバさんになっても」(1992)を、前田敦子のモノマネ芸人キンタロー。が歌い、松村と井上が両脇に出て、ダンスと歌を披露。
松村は、ダイナミックな手振りと甘~い笑顔で、さゆりんご的セクシーダンスを猛烈アピール。一方、井上は、戦隊ヒーローに変身しそうなほど、キレッキレのダンスを投入。二人とも、気合いが入りまくりです。
最後、キンタロー。を取り囲むように全員が集合してフィニッシュ。松村は、集合直前、カメラ目線で自慢の触覚をさらっと手でかき上げ、セクシーりんごのダメ押しです(笑)。
乃木坂メンバーの番組にかける意気込みが、もう暑苦しいほどムンムンと伝わって、番組もこれで前半が終了。
その後、アルフィー高見沢俊彦、アニメソングのアニキ水木一郎、「関ジャニの仕分け∞」での熱唱が記憶に新しい相川七瀬のパフォーマンスがあって、
いよいよ、番組終盤に再び乃木坂が登場です。
今回は、いとうあさこ、大久保佳代子、森三中の数字持ってる女芸人5人とコラボ。
フォーメーションは、前半と少し変わって、前列左から桜井、松村、白石、橋本、高山、後列左から、衛藤、井上、若月、西野、能條。
萩本欽一リクエストの山口百恵「プレイバックPart2」(1978)を、いとうあさこと大久保佳代子が担当。
名曲をゴミ箱にぶち込むような、いとうあさこの壮絶な歌声が響き渡る中、そのバックで、乃木坂メンバーが、笑うことはおろか、口元を緩めることすら許されないハードな表情を作って、挑発的なカッコいいダンスを展開。
「バカにしないでよ~」あさこ、「そっちのせいよ~」大久保。おばさん二人による接触事故の示談現場にしか見えない雰囲気が漂い、歌というより、罵声が飛び交う中、その後ろで、高山かずみんが、大好きな百恵ちゃんの世界に没入していて、耳栓でもしてるのかと思うほど、恍惚の表情でパフォーマンスを披露。
素晴らしいです、プロでございます(笑)。
リクエストした欽ちゃんはこれで良いのだろうか?などと考える間もなく、
森三中の三人が登場、松田聖子「青い珊瑚礁」(1980)がスタート。
一転して、明るい笑顔と軽快なステップのダンスですが、森三中の三人、普段の1.5倍くらい膨らんで、どうみても力士にしか見えません。
そりゃそうです、黒沢と大島に挟まれての橋本奈々未なんてショット、誰の得にもならないので、撮っちゃいけません(笑)。
乃木坂による森三中の「公開処刑」が終わった後、E-girlsが中森明菜「DESIRE -情熱-」(1986)を歌って、
いよいよ、お待ちかね、乃木坂メンバーだけによる小泉今日子「なんてったってアイドル」(1985)。
数々の罰ゲームを乗り越えて、ようやくご褒美にありついた感満載です。
センター白石、左翼松村、右翼井上。2列目左から高山、桜井、衛藤、橋本、3列目左から、西野、若月、能條。
3・4・3の特別フォーメーション、ニコニコ笑顔で、ぶりぶりのぶりっこダンスです。
「なんてったってア~イドル」白石、
「ステキなアイドル」松村、
ここで、スギちゃんの「かわいい~」無言の口ぱくショットが一瞬挿入、スイッチャーのファインプレーで、
正直アウトなさゆりんの歌パートを、ぎりセーフにまでレスキュー成功!、
「アイドルは~」衛藤、フレーズ終わりに、カメラ目線でキュートな右目ウィンクぶっ込み、
「やめられない~」井上、
と4人が歌のソロパートを担当。
なんだこの可愛い生きものたちは!という強烈な印象を与えて、最後の工藤静香「慟哭」(1993)です。
女芸人5人が全員集合で、またまた、いとうあさこの歌声からスタート。よりによって、出だしのアカペラ的な部分を歌うものだから、サビが来るまで、一体どんな曲なのかすら、よく分からないまま進みますが、それでも、乃木坂のハードな挑発系ダンスが歌を引き締めて、最後のフィニッシュに持っていきました。
生放送という重圧にも関わらず、出演メンバーは、いいパフォーマンスを見せてくれたと思います。
まず、白石さんはさすがです。サラサラの長い髪をなびかせながら、いい女系の魅力を終始ふりまいて、どの曲でも切り込み隊長的にベースイメージをしっかり作っていました。
松村さゆりんごは、パンチのある上半身の動きをベースに、笑顔、挑発顔、髪のかき上げなど、もうウザイくらいに、小技を入れ続けて、カメラを存分に振り向かせてました。
高山かずみんは、それぞれの歌をよく理解していて、往年のアイドルソングの雰囲気に沿った魅力的なダンスを見せていました。
また、今回、初めてフロントに入った井上さんは、抜群のスタイルと細くて長い手足を、ブンブン振り回して、戦隊ヒーロー変身系とでも呼べるようなオリジナリティ溢れるキレッキレのダンスを展開。その究極的なアイドルビジュアルと共に、自分の魅力を強烈にアピールしていました。
さらに、歌のソロパートがあった衛藤さんは、カメラを常に意識して、抜かれるたびに、ウィンクやキュートな笑顔を披露、ビジュアルだけでなく、瞬発力の高さも証明してみせました。さすがに、「開運音楽堂」(TBS毎週土曜朝4:30~5:00)でテレビの経験を積んでいるだけあります。
あと、能條愛未のショットが、結構な頻度で映りましたが、髪形のせいか、「愛と誠」の早乙女愛みたいで、とても良かったですよ(笑)。
能條さん、可愛い、美人だと、ネットでも、最近かなり評判になってますが、それも納得のショットだったんじゃないでしょうか。
今回、「ガールズルール」など自分たちの曲を披露するチャンスはなかったですが、おそらく30分以上に渡って、テレビ画面に映った上に、歌やダンスを通して、乃木坂の魅力を伝えられたので、大成功だったと言えるんじゃないでしょうか。
とくに、いとうあさこ、大久保佳代子、森三中は、実は、多数の高視聴率番組に出ている超人気者ですから、そういうタレントと共演したことで、乃木坂の知名度は確実に上がっていくと思います。
いとうあさこに至っては、ライブというより、あからさまなコントに付き合わされた感じでしたけどね(笑)。
でも、結局、今のテレビ界で一番数字を持っているのはバラエティなので、お笑い系の人とのコラボは、どんどんやった方がいいと思いますよ。
まあ、指原莉乃になる必要はないですが(笑)。
ところで、昨日の「音楽のちから」で、AKB48「恋するフォーチュンクッキー」がたまたま始まったので、ああ、と見てたんですが、
「あれ?、指原さん、今日のライブは、スケジュールの都合でお休みなのかな?」
と思ってしまいました(笑)。
というのも、ソロショットが、渡辺麻友、大島優子、柏木由紀、板野友美、島崎遥香、篠田麻里子といった感じで変わっていくのですが、指原さん、全然、出て来ないので。
曲の最後の方、ステージ全体の映像で、センター位置にいる松井珠理奈が後ろに下がって、
さっしーが、「はいはい、ごめんなさいよ~」ってな感じで、前に出て来たときは笑いました。
指原さん、1位ですよね、総選挙。さすがにセンター感が薄過ぎませんかね?
こんな感じだったら、あれだけ大騒ぎした総選挙は、一体、何だったんでしょう。来年からは、総選挙で1位なったら、ソロデビューすることにした方が良いんじゃないでしょうか。
あと、秋元康氏以外のひとに、曲を作ってもらう方向で、つんく♂とかどうでしょう(笑)。
乃木坂は、昨日、バック8の井上小百合、アンダーの衛藤美彩と能條愛未、三人ともよく活躍しましたね。
三人とも素晴らしいタレント性を持っていて、乃木坂って本当に層が厚いです。これだけの人材がいる上に、アンダーには、まだまだ、逸材がゴロゴロしてるのだから、特別選抜の機会をもっと作って、どんどん前に出して行きましょうよ。
選抜1列目、2列目、3列目、そしてアンダーというAKB的階層構造の意味が無くなるくらい、各メンバーが成長して実力が拮抗する状態こそが、乃木坂を大きく発展させる原動力ですから。
そういう意味では、7月14日(日)のOGA歌謡祭は、生駒里奈、中田花奈、井上小百合、深川麻衣の選抜メンバーに加えて、畠中清羅、宮澤成良、和田まあや、川村真洋など、これまで出番の少なかったアンダーメンバーが特別選抜に入るので、楽しんでパフォーマンスして、良い経験を積んで欲しいですね。
あと、今日の名古屋全国握手会のライブでは、欠席する生田絵梨花のポジションに、アンダーメンバーが入るのですが、とくに「世界で一番 孤独なLover」は、衛藤美彩がパフォーマンスするそうで、これはぜひ見たかったです、いくちゃんのも見たいけど(笑)。
ここにきて、アンダーメンバーが活躍する機会が増えてきて、乃木坂の雰囲気もどんどん明るくなってるんじゃないでしょうか。
良いことですね。
乃木坂の風 30Jun13 ~ 「ガールズルール」ライブ三番勝負、衛藤美彩の美貌と生駒里奈の可憐
乃木坂の風 20Jun13 ~ 衛藤美彩のいない八月
乃木坂の風 03Jun13 ~ Rising Star 齋藤飛鳥の「プリンシパル」をめぐる冒険
ナタリー「星野みなみグラビア特集」
お知らせ!
明日、7月8日(月)21:00から、
フジテレビ「SUMMER NUDE」が始まります。
初回は15分拡大版だそうで、おそらく橋本奈々未も出演シーンがあると思われます。
詳細はこちら「フジテレビのサイト」から
明後日、7月9日(火)、
東京ドーム「東北楽天ゴールデンイーグルス vs 北海道日本ハムファイターズ」戦で、
「ガールズルール」のライブと、白石麻衣による始球式があります。
詳細はこちら「東北楽天のサイト」から
次の日曜日、7月14日(日)、本文でも触れましたが、
秋田県男鹿市船川港内特設ステージで、「OGA歌謡祭」に乃木坂が出演します。
詳細はこちら「乃木坂公式サイト」から
ファンの方はお見逃しなく!
6枚目シングル「ガールズルール」、発売中です
// 6枚目「ガールズルール」関連
「ガールズルール」のMV [Type-A、B、C収録] (YouTube)
「世界で一番 孤独なLover」のMV [Type-A収録] (YouTube)
「扇風機」のMV [Type-B収録] (YouTube)
「他の星から」のMV [Type-C収録] (YouTube)
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乃木坂の風 21Jun13 ~ 「君の名は希望」を作ったのは誰か
// 「乃木坂各論」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
乃木坂各論第2話、若月佑美 ~ 相克の美少女アーティスト
乃木坂各論第1話、生田絵梨花 ~ 天才少女がやって来た!
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)
すべての乃木坂関連記事について、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ
7月7日08:00 井上小百合
「音楽のちから」の感想です。やはり、手応え感じますよね。
7月6日20:18 秋元真夏
秋元真夏のブログって、もう一つの芸だよね(笑)。とくに握手会関係の部分は、神業としか言いようがないっす。真夏ワールドにどっぷりハマって下さいませ。
7月6日22:06 中元日芽香
1枚目、和田まあやとのツーショット。あり得んなあ、この可愛さ。ダブルビームっす(笑)。
7月6日13:06 中田花奈
表情が柔らかくて、めちゃめちゃ良いです、この写真。
7月5日22:24 齋藤飛鳥
タイトル部分だけで、一つ話が完了してて、しかも、それがかなり面白いって、すごいブログだよね(笑)。
加えて、「クリィミーあしゅ」が常軌を逸して可愛いし、4枚目の写真も必見でしょう。
ところで、焼き肉屋って、マック感覚なのね?笑
7月5日22:24 生田絵梨花
出ましたーー、星野みなみとのツーショット!いくちゃんのブログは、情報が的確に詰まっていて、いつも感心します。
7月5日13:00 川村真洋
2枚目、クリームまみれの集合写真が楽しい。表情がはっきり分かるのが良いですね。「NOGIBINGO!」についての文章も面白いです。
あらゆる感情が込み上げてきます
本当に、ご苦労さまでした(笑)。
7月5日11:00 和田まあや
1枚目、「団子3姉妹?」、可愛いっス。
和田さんは、星野みなみと仲良しで、みなみが、
blog更新頑張ってるみたいだからまあやもがんばろぉーっと(^^)\(^^)/
うん、うん、まあやは、ほんまにええ子や~、しかも、まあやは十分頑張ってるかもよ~(笑)。
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun13 ~ 気になるブログの目次
アレチボルトが「見なきゃ損だ」と思うブログについて、過去に紹介したブログも含めて、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
# 「 気になるブログの目次」ページの更新は、一応、終わりにします。このまま目次を作り続けると、ページが膨らみ過ぎてパンクすることに、ようやく気づきました(笑)。
// 星野みなみのコーナー
本人のブログ
7月2日星野みなみのブログ
来ましたーー!第3弾!しかも、文章が充実してます、今回は(笑)。ブログの最後に、夢のような美少女が写った二枚の写真です。
6月27日付星野みなみのブログ
第2弾のみなみブログです!「ガールズルール」の衣装での自分撮り、めちゃめちゃ可愛いです。2013年の日本に生きていて、この写真見なきゃ、もう何見るんだってことです(笑)。
6月17日付星野みなみのブログ
星野みなみさん、二ヶ月ぶりにブログ更新です!掲載された4枚の写真は、二ヶ月のブランクなど吹き飛ばします。とくに一枚目は、星野さん、大人の魅力が入った超美人の表情を見せてます。
写真が載っている他メンバーのブログ
7月5日22:24 生田絵梨花
6月30日伊藤万理華のブログ
6月29日川村真洋のブログ
6月24日付畠中清羅のブログ
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乃木坂の風 21May13 ~ アイドルとの「距離」、星野みなみの物語
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています
この第3部は、第2部のように、アーティストが自分の曲を歌うのではなくて、過去のヒット曲を、スタジオ生演奏で色んなタレントが歌う形式で、かつての人気番組「THE夜もヒッパレ」(1995~2002)のような感じで、関ジャニ∞の司会で進んで行きます。
出演メンバーは、10人の特別選抜で、白石麻衣、橋本奈々未、松村沙友理、桜井玲香、西野七瀬、高山一実、若月佑美、井上小百合、能條愛未、衛藤美彩。
乃木坂は、サポート的な役割で、番組全編に渡って出ていましたが、最初の見せ場は、なんと、つんく♂の紹介場面で、彼を囲むように、橋本、桜井、松村、白石が登場。
しかも、つんく♂が、「Youたちカワイイからデビューしちゃいなよ」と、ジャニーさんネタで乃木坂に絡むという、超レアな一幕です。案の定、「いえいえ、あの~」と、白石がお得意のヌルいリアクションで返して、夢のような光景でした(笑)。
歌での登場は、安達祐実リクエストの中島みゆき「空と君のあいだに」(1994)が最初で、LiLiCoと佐藤仁美が歌うバックでスローなダンスを披露。
フォーメーションは、テレビ画面で見て、前列左から松村、高山、白石、井上、橋本、後列左から、桜井、衛藤、若月、西野、能條の5・5体制。
映画コメンテーターのイメージが強いLiLiCo42歳ですが、デビューは歌手で、中途半端に上手い歌唱力と過剰な表情演出を見せつけ、それを乃木坂が援護射撃です(笑)。
続いて、つるの剛士で槇原敬之「もう恋なんてしない」(1992)。途中から、桜井と橋本がつるの剛士の両脇に出て、一緒に歌参加。
さらに、森高千里「私がオバさんになっても」(1992)を、前田敦子のモノマネ芸人キンタロー。が歌い、松村と井上が両脇に出て、ダンスと歌を披露。
松村は、ダイナミックな手振りと甘~い笑顔で、さゆりんご的セクシーダンスを猛烈アピール。一方、井上は、戦隊ヒーローに変身しそうなほど、キレッキレのダンスを投入。二人とも、気合いが入りまくりです。
最後、キンタロー。を取り囲むように全員が集合してフィニッシュ。松村は、集合直前、カメラ目線で自慢の触覚をさらっと手でかき上げ、セクシーりんごのダメ押しです(笑)。
乃木坂メンバーの番組にかける意気込みが、もう暑苦しいほどムンムンと伝わって、番組もこれで前半が終了。
その後、アルフィー高見沢俊彦、アニメソングのアニキ水木一郎、「関ジャニの仕分け∞」での熱唱が記憶に新しい相川七瀬のパフォーマンスがあって、
いよいよ、番組終盤に再び乃木坂が登場です。
今回は、いとうあさこ、大久保佳代子、森三中の数字持ってる女芸人5人とコラボ。
フォーメーションは、前半と少し変わって、前列左から桜井、松村、白石、橋本、高山、後列左から、衛藤、井上、若月、西野、能條。
萩本欽一リクエストの山口百恵「プレイバックPart2」(1978)を、いとうあさこと大久保佳代子が担当。
名曲をゴミ箱にぶち込むような、いとうあさこの壮絶な歌声が響き渡る中、そのバックで、乃木坂メンバーが、笑うことはおろか、口元を緩めることすら許されないハードな表情を作って、挑発的なカッコいいダンスを展開。
「バカにしないでよ~」あさこ、「そっちのせいよ~」大久保。おばさん二人による接触事故の示談現場にしか見えない雰囲気が漂い、歌というより、罵声が飛び交う中、その後ろで、高山かずみんが、大好きな百恵ちゃんの世界に没入していて、耳栓でもしてるのかと思うほど、恍惚の表情でパフォーマンスを披露。
素晴らしいです、プロでございます(笑)。
リクエストした欽ちゃんはこれで良いのだろうか?などと考える間もなく、
森三中の三人が登場、松田聖子「青い珊瑚礁」(1980)がスタート。
一転して、明るい笑顔と軽快なステップのダンスですが、森三中の三人、普段の1.5倍くらい膨らんで、どうみても力士にしか見えません。
そりゃそうです、黒沢と大島に挟まれての橋本奈々未なんてショット、誰の得にもならないので、撮っちゃいけません(笑)。
乃木坂による森三中の「公開処刑」が終わった後、E-girlsが中森明菜「DESIRE -情熱-」(1986)を歌って、
いよいよ、お待ちかね、乃木坂メンバーだけによる小泉今日子「なんてったってアイドル」(1985)。
数々の罰ゲームを乗り越えて、ようやくご褒美にありついた感満載です。
センター白石、左翼松村、右翼井上。2列目左から高山、桜井、衛藤、橋本、3列目左から、西野、若月、能條。
3・4・3の特別フォーメーション、ニコニコ笑顔で、ぶりぶりのぶりっこダンスです。
「なんてったってア~イドル」白石、
「ステキなアイドル」松村、
ここで、スギちゃんの「かわいい~」無言の口ぱくショットが一瞬挿入、スイッチャーのファインプレーで、
正直アウトなさゆりんの歌パートを、ぎりセーフにまでレスキュー成功!、
「アイドルは~」衛藤、フレーズ終わりに、カメラ目線でキュートな右目ウィンクぶっ込み、
「やめられない~」井上、
と4人が歌のソロパートを担当。
なんだこの可愛い生きものたちは!という強烈な印象を与えて、最後の工藤静香「慟哭」(1993)です。
女芸人5人が全員集合で、またまた、いとうあさこの歌声からスタート。よりによって、出だしのアカペラ的な部分を歌うものだから、サビが来るまで、一体どんな曲なのかすら、よく分からないまま進みますが、それでも、乃木坂のハードな挑発系ダンスが歌を引き締めて、最後のフィニッシュに持っていきました。
生放送という重圧にも関わらず、出演メンバーは、いいパフォーマンスを見せてくれたと思います。
まず、白石さんはさすがです。サラサラの長い髪をなびかせながら、いい女系の魅力を終始ふりまいて、どの曲でも切り込み隊長的にベースイメージをしっかり作っていました。
松村さゆりんごは、パンチのある上半身の動きをベースに、笑顔、挑発顔、髪のかき上げなど、もうウザイくらいに、小技を入れ続けて、カメラを存分に振り向かせてました。
高山かずみんは、それぞれの歌をよく理解していて、往年のアイドルソングの雰囲気に沿った魅力的なダンスを見せていました。
また、今回、初めてフロントに入った井上さんは、抜群のスタイルと細くて長い手足を、ブンブン振り回して、戦隊ヒーロー変身系とでも呼べるようなオリジナリティ溢れるキレッキレのダンスを展開。その究極的なアイドルビジュアルと共に、自分の魅力を強烈にアピールしていました。
さらに、歌のソロパートがあった衛藤さんは、カメラを常に意識して、抜かれるたびに、ウィンクやキュートな笑顔を披露、ビジュアルだけでなく、瞬発力の高さも証明してみせました。さすがに、「開運音楽堂」(TBS毎週土曜朝4:30~5:00)でテレビの経験を積んでいるだけあります。
あと、能條愛未のショットが、結構な頻度で映りましたが、髪形のせいか、「愛と誠」の早乙女愛みたいで、とても良かったですよ(笑)。
能條さん、可愛い、美人だと、ネットでも、最近かなり評判になってますが、それも納得のショットだったんじゃないでしょうか。
今回、「ガールズルール」など自分たちの曲を披露するチャンスはなかったですが、おそらく30分以上に渡って、テレビ画面に映った上に、歌やダンスを通して、乃木坂の魅力を伝えられたので、大成功だったと言えるんじゃないでしょうか。
とくに、いとうあさこ、大久保佳代子、森三中は、実は、多数の高視聴率番組に出ている超人気者ですから、そういうタレントと共演したことで、乃木坂の知名度は確実に上がっていくと思います。
いとうあさこに至っては、ライブというより、あからさまなコントに付き合わされた感じでしたけどね(笑)。
でも、結局、今のテレビ界で一番数字を持っているのはバラエティなので、お笑い系の人とのコラボは、どんどんやった方がいいと思いますよ。
まあ、指原莉乃になる必要はないですが(笑)。
ところで、昨日の「音楽のちから」で、AKB48「恋するフォーチュンクッキー」がたまたま始まったので、ああ、と見てたんですが、
「あれ?、指原さん、今日のライブは、スケジュールの都合でお休みなのかな?」
と思ってしまいました(笑)。
というのも、ソロショットが、渡辺麻友、大島優子、柏木由紀、板野友美、島崎遥香、篠田麻里子といった感じで変わっていくのですが、指原さん、全然、出て来ないので。
曲の最後の方、ステージ全体の映像で、センター位置にいる松井珠理奈が後ろに下がって、
さっしーが、「はいはい、ごめんなさいよ~」ってな感じで、前に出て来たときは笑いました。
指原さん、1位ですよね、総選挙。さすがにセンター感が薄過ぎませんかね?
こんな感じだったら、あれだけ大騒ぎした総選挙は、一体、何だったんでしょう。来年からは、総選挙で1位なったら、ソロデビューすることにした方が良いんじゃないでしょうか。
あと、秋元康氏以外のひとに、曲を作ってもらう方向で、つんく♂とかどうでしょう(笑)。
乃木坂は、昨日、バック8の井上小百合、アンダーの衛藤美彩と能條愛未、三人ともよく活躍しましたね。
三人とも素晴らしいタレント性を持っていて、乃木坂って本当に層が厚いです。これだけの人材がいる上に、アンダーには、まだまだ、逸材がゴロゴロしてるのだから、特別選抜の機会をもっと作って、どんどん前に出して行きましょうよ。
選抜1列目、2列目、3列目、そしてアンダーというAKB的階層構造の意味が無くなるくらい、各メンバーが成長して実力が拮抗する状態こそが、乃木坂を大きく発展させる原動力ですから。
そういう意味では、7月14日(日)のOGA歌謡祭は、生駒里奈、中田花奈、井上小百合、深川麻衣の選抜メンバーに加えて、畠中清羅、宮澤成良、和田まあや、川村真洋など、これまで出番の少なかったアンダーメンバーが特別選抜に入るので、楽しんでパフォーマンスして、良い経験を積んで欲しいですね。
あと、今日の名古屋全国握手会のライブでは、欠席する生田絵梨花のポジションに、アンダーメンバーが入るのですが、とくに「世界で一番 孤独なLover」は、衛藤美彩がパフォーマンスするそうで、これはぜひ見たかったです、いくちゃんのも見たいけど(笑)。
ここにきて、アンダーメンバーが活躍する機会が増えてきて、乃木坂の雰囲気もどんどん明るくなってるんじゃないでしょうか。
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明日、7月8日(月)21:00から、
フジテレビ「SUMMER NUDE」が始まります。
初回は15分拡大版だそうで、おそらく橋本奈々未も出演シーンがあると思われます。
詳細はこちら「フジテレビのサイト」から
明後日、7月9日(火)、
東京ドーム「東北楽天ゴールデンイーグルス vs 北海道日本ハムファイターズ」戦で、
「ガールズルール」のライブと、白石麻衣による始球式があります。
詳細はこちら「東北楽天のサイト」から
次の日曜日、7月14日(日)、本文でも触れましたが、
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乃木坂の風 21Jun13 ~ 「君の名は希望」を作ったのは誰か
// 「乃木坂各論」
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
乃木坂各論第2話、若月佑美 ~ 相克の美少女アーティスト
乃木坂各論第1話、生田絵梨花 ~ 天才少女がやって来た!
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 15May13 ~ 関連記事の目次 (2013/04/19 ~)
すべての乃木坂関連記事について、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
// 見なきゃ損だと思う乃木坂メンバーのブログ
7月7日08:00 井上小百合
「音楽のちから」の感想です。やはり、手応え感じますよね。
7月6日20:18 秋元真夏
秋元真夏のブログって、もう一つの芸だよね(笑)。とくに握手会関係の部分は、神業としか言いようがないっす。真夏ワールドにどっぷりハマって下さいませ。
7月6日22:06 中元日芽香
1枚目、和田まあやとのツーショット。あり得んなあ、この可愛さ。ダブルビームっす(笑)。
7月6日13:06 中田花奈
表情が柔らかくて、めちゃめちゃ良いです、この写真。
7月5日22:24 齋藤飛鳥
タイトル部分だけで、一つ話が完了してて、しかも、それがかなり面白いって、すごいブログだよね(笑)。
加えて、「クリィミーあしゅ」が常軌を逸して可愛いし、4枚目の写真も必見でしょう。
ところで、焼き肉屋って、マック感覚なのね?笑
7月5日22:24 生田絵梨花
出ましたーー、星野みなみとのツーショット!いくちゃんのブログは、情報が的確に詰まっていて、いつも感心します。
7月5日13:00 川村真洋
2枚目、クリームまみれの集合写真が楽しい。表情がはっきり分かるのが良いですね。「NOGIBINGO!」についての文章も面白いです。
あらゆる感情が込み上げてきます
本当に、ご苦労さまでした(笑)。
7月5日11:00 和田まあや
1枚目、「団子3姉妹?」、可愛いっス。
和田さんは、星野みなみと仲良しで、みなみが、
blog更新頑張ってるみたいだからまあやもがんばろぉーっと(^^)\(^^)/
うん、うん、まあやは、ほんまにええ子や~、しかも、まあやは十分頑張ってるかもよ~(笑)。
# アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Jun13 ~ 気になるブログの目次
アレチボルトが「見なきゃ損だ」と思うブログについて、過去に紹介したブログも含めて、目次ページを作りましたので、よろしければどうぞご覧下さい。
# 「 気になるブログの目次」ページの更新は、一応、終わりにします。このまま目次を作り続けると、ページが膨らみ過ぎてパンクすることに、ようやく気づきました(笑)。
// 星野みなみのコーナー
本人のブログ
7月2日星野みなみのブログ
来ましたーー!第3弾!しかも、文章が充実してます、今回は(笑)。ブログの最後に、夢のような美少女が写った二枚の写真です。
6月27日付星野みなみのブログ
第2弾のみなみブログです!「ガールズルール」の衣装での自分撮り、めちゃめちゃ可愛いです。2013年の日本に生きていて、この写真見なきゃ、もう何見るんだってことです(笑)。
6月17日付星野みなみのブログ
星野みなみさん、二ヶ月ぶりにブログ更新です!掲載された4枚の写真は、二ヶ月のブランクなど吹き飛ばします。とくに一枚目は、星野さん、大人の魅力が入った超美人の表情を見せてます。
写真が載っている他メンバーのブログ
7月5日22:24 生田絵梨花
6月30日伊藤万理華のブログ
6月29日川村真洋のブログ
6月24日付畠中清羅のブログ
6月12日付秋元真夏のブログ
6月10日付中田花奈のブログ
グラビア
ナタリー「星野みなみグラビア特集」
このブログでの主な関連記事
乃木坂の風 06Jul13 ~ 生駒里奈の「センター論」、星野みなみの「紺碧の微笑」
乃木坂の風 02Jul13 ~ 齋藤飛鳥が再び疾走!「扇風機」は違和感のない良作
乃木坂の風 28Jun13 ~ 「他の星から」は、秋元康氏の嘆き節?星野みなみの物語5
乃木坂の風 24Jun13 ~ 橋本奈々未の「演技力」と星野みなみの物語4
乃木坂の風 18Jun13 ~ 祝!星野みなみブログ更新、ダルチェさんモフィを食う勢い?
乃木坂の風 17Jun13 ~ 安藤美雲の輝ける卒業と星野みなみの物語3
乃木坂各論第3話、星野みなみ ~ 紺碧の微笑、静謐の情熱、ここにヒロインがいる
乃木坂の風 11Jun13 ~ 星野みなみ、中田花奈のブログに登場!そして、指原ファイトだ!
乃木坂の風 01Jun13 ~ 6th新曲、トップ3は「和音」を奏でるか?星野みなみの物語2
乃木坂の風 28May13 ~ ブログを書かなきゃダメですか?やっぱり「みなみ」が好き
乃木坂の風 21May13 ~ アイドルとの「距離」、星野みなみの物語
# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています