カープな毎日

カープファンのひとりごと。

大瀬良が投打で勝利に導く

2021年08月19日 23時01分06秒 | 試合結果

広島 000 010 200 3
中日 000 000 010 1
勝利投手:大瀬良5勝3敗
敗戦投手:大野雄3勝8敗
セーブ:栗林1敗19S

 打線は2番長野、5番松山を起用してテコ入れを図るも、4回まで大野雄に1安打に封じられて2塁さえ踏めませんでしたが、5回に2死1塁から大瀬良が安打を放って1,3塁と好機を拡大させ、野間の適時打で先制点を挙げました。

 続く6回は2死後に敵失で走者を出すと坂倉が2塁打を放つも、1走松山が本塁憤死して追加点を奪えませんでしたが、7回に2死2塁から野間の適時3塁打と長野の適時打で待望の追加点を挙げました。

 8回にも1死1,2塁の得点機を作りながら、菊池涼と代打西川が倒れて追加点を奪えませんでした。

 大瀬良は中5日で先発し、初回に2死3塁のピンチを迎えるも、ビシエドを中飛に打ち取ると、4回の無死1,2塁もビシエドを併殺、福田を右飛に打ち取って得点を与えませんでした。

 6回にも1死2塁とされるも、大島を左飛、ビシエドの敬遠を挟んで、福田を三振に斬って無失点で凌ぎ、7回まで投げて5安打無失点に抑える好投でした。

 8回はコルニエルが登板して、1死1,2塁のピンチを招き、2死後にビシエドに適時打を浴びて1点を返されるも、9回は栗林が1安打無失点に抑えて、中日に競り勝って連敗を4で止めました。

 

 大瀬良がエースとして投打でチームを鼓舞して連敗を止めました。投球では、打線に大量援護が望めない苦しい状況でしたが、再三得点圏に走者を背負うも、気迫を前面に押し出した投球で適時打を許さず中日打線に7回まで得点を与えませんでした。

 一方の打撃では、5回に1死1塁から菊池涼の遊撃への当たりが京田の好捕により2塁封殺となり2死1塁とチャンスが潰えたかと思われましたが、大瀬良が粘りの打撃で安打を放って1,3塁と好機拡大し、続く野間の先制適時打を呼び込みました。

 さらに7回には1死1塁できっちりと犠打を決めて2死2塁として、野間と長野の連続適時打に繋げて、待望の追加点をもたらしました。

 チームは極度の貧打に苦しんでいる時に、自身が投打で勝利への執念を見せることで、チームを勢い付ける姿は、まさにエースの風格を感じさせました。

 前半戦はケガによる影響もあって本来の大瀬良の姿ではありませんでしたが、これで前半戦最後の登板から3試合連続で本来の投球を取り戻しており、後半戦の大瀬良はかなり期待が持てると思います。この大瀬良の姿に他の選手達も奮起して、ここから巻き返してほしいですね。

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1安打零封され3試合連続零封で4連敗

2021年08月18日 21時13分08秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
中日 020 001 00X 3
勝利投手:松葉2勝2敗
敗戦投手:玉村2勝4敗
セーブ:R.マルティネス1敗11S
本塁打:[中日]堂上4号

 先発した玉村は、2回2死1塁から堂上に2点本塁打を浴びて先制を許しましたが、4回は小園の失策で迎えた1死2塁のピンチでは、A.マルティネスと高橋周を凡打に打ち取って無失点で凌ぎました。

 しかし、6回2死後に内野安打と盗塁で2死2塁とされて、ビシエドに適時2塁打を打たれて痛恨の3点目を失ってしまい、6回を投げて4安打3失点で降板しました。

 打線は6番に長野、8番に上本を起用してテコ入れを図りましたが、4回まで中日先発松葉に完全に抑えられ、5回に鈴木誠がチーム初安打を放って盗塁などで1死3塁の得点機を作るも、長野の一ゴロで3走鈴木誠が本塁を狙うもアウトになってしまい得点を奪えませんでした。

 続く6回には2死後に3四死球で2死満塁の好機を貰いましたが、鈴木誠が代わった田島に三ゴロに打ち取られて無得点に抑えられました。

 7回は高橋樹が2死1,2塁のピンチを招くも、渡辺を二ゴロに打ち取り無失点で凌ぐと、8回はコルニエルが1死3塁とされながらも、後続を断って得点を与えませんでした。

 しかし、打線は7回を福、8回を又吉、9回をR.マルティネスにそれぞれ無安打に封じられて1安打零封負けを喫して、チームは30イニング連続無得点で4連敗となりました。

 

 打線の不振は深刻です。これまでは安打が出るものの適時打が出ない拙攻でしたが、今日はついに1安打に抑えられて、昨日の森下に続き玉村も無援で見殺しとなってしまいました。

 5回と6回の2度の得点機も活かせず、5回は期待の長野が一ゴロに、6回の2死満塁では鈴木誠が三ゴロに倒れてしまいました。特に6回の鈴木誠は0-2からボール球を空振りしたのは痛かったです。見逃していれば0-3となり、代わったばかりの田島に大きなプレッシャーを与えられて、押し出しを嫌がって甘い球が来る可能性が高まったと思われ、さらにこの逸機が直後の3失点目に繋がったので、この1球は試合展開に大きな影響を与えたと思います。

 この重苦しい空気を払拭する選手が出てきてほしいですが、現状では見当たらないだけに苦しいです。こんな時は4番の一振りが雰囲気を変えられると思うので、明日は豪快な打撃を見せてほしいですね。

 

 球団は、昨季限りで退団したK.ジョンソン投手が現役を引退することを発表しました。

 K.ジョンソンは2015年から2020年までの在籍6年間で57勝37敗、防御率2.76の成績を残し、2015年に最優秀防御率、2016年は沢村賞も受賞するなど、カープのリーグ3連覇を支えました。

 K.ジョンソンはまだまだやれたと思っているので、今でも退団は惜しまれます。また、「カープの一員だったことをファンの皆さんに覚えておいて欲しい」という本人の意向があり、東京五輪の米国代表としての招致依頼を辞退していたということも嬉しいですね。

 このコロナ禍が治まれば、球団にはエルドレッドのように引退セレモニーを行ってほしいですね。

 お疲れ様でした。そして、本当にありがとうございました。

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2試合連続零封され森下を見殺し

2021年08月17日 22時52分11秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
中日 001 000 11X 3
勝利投手:福谷5勝9敗
敗戦投手:森下6勝5敗
セーブ:R.マルティネス1敗10S
本塁打:[中日]渡辺1号

 五輪後の初登板となった先発の森下は、2回に無死2塁のピンチを招くも、福留、高橋周、大野奨を抑えて無失点で切り抜けましたが、3回2死後に四球と盗塁で2死2塁とされ、渡辺に適時打を打たれて先制を許してしまいました。

 4回と5回は三者凡退に抑えると、6回1死1,2塁のピンチも福留と高橋周を抑えましたが、7回1死2塁では代打A.マルティネスに適時打を浴びて痛恨の追加点を奪われ、7回を投げて6安打2四球2失点でマウンドを降りました。

 打線は、初回に2死1,2塁の先制機を作るも、坂倉が投ゴロに倒れてしまい、2回1死1塁では石原が併殺、3回1死2塁も菊池涼が三振、小園が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。

 5回にも2死2塁の同点機を作りましたが、野間が右飛に倒れてしまい、8回1死1塁では野間が投直併殺に倒れてしまいました。

 8回はケムナが登板するも、渡辺に痛恨の本塁打を浴びて3点目を失うと、9回も2死1,2塁の一打同点のチャンスで林が三振に倒れて2試合連続零封され、チームは3連敗となってしまいました。

 

 森下は、五輪後初登板で疲労が心配されましたが、球に球威があり、五輪の影響は感じられませんでしたが、3回に四球をきっかけに先制を許してしまったのは森下らしくありませんでした。また、7回も1死2塁で中日は好投の福谷に代打A.マルティネスを送って勝負を掛けてきたところで、粘り切れず追加点を許してしまいました。ここを無失点で切り抜ければ、試合の流れが変わる可能性があったので、踏ん張って欲しかったですが、7回2失点では責められませんね。

 一方の打線は、序盤の得点機であと1本が出ませんでした。特に3回1死2塁で菊池涼と小園が続くことができなかったのは痛かったです。ここで先制点を奪えていれば、試合展開も変わり、3回裏の失点も無かった可能性が高かったと思われます。

 今日は3番小園から6番林まで無安打と抑え込まれてしまい繋がりを欠きましたが、打線は全体的に活気が無く、消極的になっているように感じます。こんな時にこそベテランの松山と長野の力が必要かもしれません。スタメン起用して雰囲気を変えることで現状を打破することができるように思います。

 

 

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苦手秋山を攻めきれず零封負け

2021年08月15日 22時16分48秒 | 試合結果

広島 000 000 000 0
阪神 101 000 01X 3
勝利投手:秋山8勝4敗
敗戦投手:大道4勝3敗
セーブ:岩崎1勝3敗1S
本塁打:[阪神]近本7号

 先発の大道は、初回先頭の近本に本塁打を浴びて先制を許すと、3回にも1死2塁からサンズに適時打を浴びて追加点を奪われ、さらに2四球で2死満塁のピンチを招きながらも、中野を遊ゴロに打ち取って追加点は許しませんでしたが、3回3安打4四球2失点でマウンドを降りました。

 4回からはケムナがマウンドに上がり、2回を無安打無失点に抑えると、6回と7回は森浦が三者凡退に抑えました。

 8回は島内が無死1,2塁のピンチを招き、1死後ロハス・ジュニアに適時打を浴びて痛恨の追加点を奪われてしまいました。

 打線は、初回に2死1,2塁の先制機を作るも、坂倉が一ゴロに倒れて無得点に終わると、3回2死1,3塁も坂倉が遊ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。さらに4回1死1,2塁では代打田中広が三振、野間が中飛に倒れてしまい、5回無死1塁では小園が三振併殺と5回まで毎回走者を出しながらも苦手秋山に無得点に抑えられました。

 6回から8回までは阪神中継ぎ陣に無安打に抑えられていましたが、9回に1死2塁とするも、代打上本と代打松山が倒れて零封されてしまい、阪神に連敗を喫して後半戦最初のカードは負け越しとなりました。

 

 打線は、苦手の秋山に対して毎回走者を出し、3度も得点圏に走者を進めながらも得点を奪えませんでした。その中でも4回の1死1,2塁で大道に代えて代打田中広を送りながら見逃し三振に倒れたのは痛かったです。大道が立ち直る兆しが無かったこともあり、打撃状態の上向いてきた田中広を代打を送って攻めましたが、三振で走者を進めることさえできませんでした。せめて走者を3塁に進めることさえできていれば、次が好調の野間だったので得点の可能性が高まっただけに残念でした。

 さらに5回も秋山が乱れ始めて、四球で無死1塁となった場面でフルカウントから1走菊池涼が盗塁を仕掛けるも、小園が見逃し三振、菊池涼は盗塁死で併殺となってチャンスの芽を潰してしまい、試合の流れを掴み損ねました。この場面でも小園は完全なボールでない限りバットを振らないをいけないところでしたが、秋山が制球を乱していたことから、消極的になっていたのではないかと思います。

 今季の小園は積極的な打撃が好結果に繋がっているので、今日の失敗を糧にして、これからは常に積極的な打撃を続けていってほしいですね。

 そして田中広も小園に負けないように本来の打撃を取り戻して、2人でハイレベルなポジション争いを見せてほしいですね。

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九里が乱調7失点の乱調で連勝止まる

2021年08月14日 22時56分30秒 | 試合結果

広島 100 002 000 3
阪神 021 400 20X 9
勝利投手:二保1勝
敗戦投手:九里7勝6敗
本塁打:[広島]坂倉、林5号
    [阪神]サンズ18号、サンズ19号、大山12号、大山13号

 打線は、初回に2四球で2死1,2塁のチャンスを貰うと、坂倉が適時打を放って先制しましたが、2回無死1塁では西川が併殺に倒れて好機拡大できませんでした。

 先発の九里は、2回に安打と自らの失策で無死1,2塁のピンチを招き、梅野の適時打と近本の犠飛で2点を失って逆転を許すと、3回はサンズに本塁打を浴びてしまい、さらに4回には1死2塁から糸原に安打を打たれても、右翼鈴木誠の好返球により1走を刺してピンチを脱したかと思われましたが、サンズに3点本塁打をあび、続く大山にも本塁打被弾してこの回4点を右失ってしまい、4回を投げて10安打7失点乱調でした。

 5回に1死1,2塁のチャンスを作るも、菊池涼と小園が凡退して無得点に終わりましたが、6回に坂倉と林が連続本塁打を放って2点を返すと、5回と6回は高橋樹が2回を無失点に抑えました。

 しかし、7回に登板した塹江が大山に本塁打を浴び、さらに2死2塁から梅野に適時打を浴びて、この回2点を失って試合が決してしまいました。

 8回はフランスアが登板して2死後に佐藤輝に2塁打を打たれるも、後続を断って無失点に抑えましたが、打線が7回以降は無安打に封じられて阪神に完敗を喫して、チームの連勝は5で止まりました。

 

 先発の柱である九里が、まさかの4回7失点でKOされてしまいました。今日は制球が甘くなっていましたが、試合中に修正することができず、失点を重ねてしまいました。バッテリーを組んだのが久々の坂倉だったことも影響したのかもしれませんが、最大の原因は自らの失策ではないでしょうか。

 2回の無死1塁で投ゴロを悪送球してしまい、併殺で2死無走者のはずが無死1,2塁とピンチを拡大させてしまい、梅野の適時打などで2点を失って逆転を許したことで、これ以上の失点は許されないという思いが手元を狂わせて、3回以降も失点を重ねたのではないでしょうか。

 前日が投打とも最高の形で勝利しただけに、その良い流れを継続させられなかったのは残念でしたが、今日の反省点を次戦以降に活かしてもらい、ローテの柱として次こそはチームに良い流れをもたらしてくれる投球を見せてほしいですね。

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エースが抑え、打線が繋がり後半戦白星スタート

2021年08月13日 22時42分37秒 | 試合結果

広島 400 010 103 9
阪神 000 010 002 3
勝利投手:大瀬良4勝3敗
敗戦投手:西勇4勝7敗
本塁打:[広島]野間2号
    [阪神]大山11号

 初回に1死1塁から小園が適時3塁打を放って先制すると、四球を挟んで1死1,3塁で坂倉の遊ゴロで1点を追加し、さらに安打で2死1,2塁として松山が2点適時2塁打を放って、天敵の西勇から4点を奪いました。

 2回から4回は三者凡退に抑えられるも、5回に野間が本塁打を放って待望の追加点を挙げました。

 先発の大瀬良は、4回までパーフェクトに抑えていましたが、5回に大山に本塁打を浴びて1点を失い、さらに無死2塁のピンチでしたが、ロハス・ジュニア、中野、梅野を打ち取って最少失点で凌ぎました。

 続く6回も2死3塁のピンチを迎えるも、サンズを三振に斬って無失点で切り抜け、7回まで投げて5安打1失点の好投でした。

 打線は、7回に四球と安打に敵失も絡んで1死2,3塁のチャンスを貰うと、菊池涼の犠飛で1点を追加し、9回には1死1,3塁から野間の適時打と鈴木誠の2点適時打で3点を追加して試合を決めました。

 8回は島内が1安打無失点に抑えるも、9回に登板したフランスアが連続四球で無死1,2塁として、佐藤輝に2点適時2塁打を浴びて1死も取れずマウンドを降りました。代わったケムナが後続を断って阪神に快勝して後半戦初戦を白星で飾り、チームの連勝が5に延びました。

 

 

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13残塁の拙攻で逆転負け

2021年08月10日 21時20分30秒 | 日記

SB 000 010 020 3
広島 000 100 000 1 

 先発の玉村は、3回1死1,2塁のピンチを招くも、後続を断って無失点で凌ぐと4回まで3安打無失点に抑えました。5回に1死2塁とされると、2死後三森に適時打を浴びて同点に追いつかれるも、6回は三者凡退に抑えて、6回を5安打2四球1失点の好投でした。

 7回はケムナが1安打無失点に抑えましたが、8回に登板したフランスアが、2死後に3連続短長打を浴びて2点を失って勝ち越しを許してしまうも、9回はコルニエルが三者凡退に抑えました。

 

 打線はクロンを4番に起用しましたが、初回1死1,3塁で併殺に倒れて好機を逸すると、2回無死満塁では1死後に中村奨が併殺に倒れてしまいました。

 4回には無死1,3塁から林が適時打を放って先制点を挙げるも、その後の1死満塁では中村奨と野間が凡退して追加点を奪えず、5回の1死1,2塁と6回の2死1,2塁も後続が倒れて追加点を奪えませんでした。

 勝ち越された直後の8回には2死満塁と一打逆転のチャンスを作るも、安部が三振に倒れて無得点に終わり、エキシビジョンマッチ最終戦を白星で飾ることができず、3勝5敗1分と負け越しました。

 

 期待のクロンは、2打数無安打2四死球と快音は聞かれず、初回の先制機では最悪の二ゴロ併殺に倒れてしまいました。この2試合の結果だけ考えれば、1軍昇格は厳しいと思われますが、今後の期待料込みで1軍昇格となるように思います。今後の爆発を願いたいですが、いつまでも待つことはできないので、復調の気配が感じられないようであれば、早く入れ替えの決断をしてほしいですね。

 一方でエキシビジョンマッチで極度の不振に陥っていた林は、昨日に続き今日も2安打1打点1四球とマルチ安打で上昇気配を感じさせ、後半戦開幕に向けて不安を払拭しました。

 しかし、打線全体では繋がりを欠き、再三のチャンスを得点に繋げられず、7安打9四死球ながら4回の1得点のみに終わり13残塁の拙攻でした。

 エキシビジョンマッチ全9試合を通して打線が繋がらない試合が多く、前半戦の課題解消とはならなかったことは、後半戦に向けて大きな不安材料となりました。頼みのクロンが本領発揮できないと長打力不足は解消されないので、繋ぐ攻撃は必須となるだけに、この拙攻の繰り返しは気がかりです。後半戦開幕まで残り2日間しかありませんが、少しでも改善されることを願いたいですね。 

 

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大道が6回3安打1失点の好投でローテ残留

2021年08月09日 21時25分08秒 | 日記

SB 000 010 100 2
広島 011 120 03X 8
本塁打:[広島]林、安部

 先発の大道は、4回まで1安打1四球に抑えて2塁さえ踏ませませず、5回に無死2,3塁のピンチを招くも、1死後に周東の犠飛で1点を失っただけで最少失点に防ぎ、6回まで投げて3安打2四球1失点の好投でした。

 7回は高橋樹が登板して、2死1,2塁から代打川島に適時打を打たれて1点を失ったところでマウンドをバードに譲り、バードは三森を三振に斬って追加点を与えませんでした。

 8回は森浦が1安打無失点に抑えると、9回は島内が1安打無失点に抑えました。 

 打線は6番1塁でクロンがスタメン出場すると、2回無死1塁で安打を放ち、無死1,3塁と好機を拡大させて、1死後に石原が適時打を放って先制点を挙げました。

 3回には1死満塁から安部の内野ゴロの間に1点を挙げると、4回は2死後に西川が四球を選び、小園が適時3塁打を放ち1点を追加しました。さらに5回には林と安部が本塁打を放ち2点を挙げました。

 8回には田中広、代打坂倉、野間の3連続長短打と小園の適時打で3点を追加してリードを6点に広げ、ソフトバンクに快勝しました。

 

 大道は、前回ロッテ戦では5回4失点とピリッとせず、ローテ残留が微妙な立場になっていたので、今日は背水の陣で臨んだと思われ、立ち上がりから制球が安定しませんでしたが、しっかりと修正してソフトバンク打線を抑えました。

 5回に四球から無死2,3塁のピンチを招きましたが、適時打を許さず犠飛による1失点で凌ぎ、6回も先頭打者に安打を打たれて走者を背負うも、リチャードを併殺に打ち取って無失点に抑えました。

 6回で降板しましたが、球数は80球とまだ余裕があったと思われ、ローテとして問題ない投球内容で残留を勝ち取ったと思います。とりあえずローテが5人揃ったのは良かったと思います。

 

 クロンが1軍昇格を賭けて臨み、3打数1安打1四球でした。2回無死1塁で右前打を放って1,3塁と好機を拡大させて先制点を呼び込み、3回1死1,3塁では四球を選んで再び好機拡大して追加点に繋げました。

 とりあえず安打が出たことは良かったですが、第4打席は空振り三振するなど、後の2打席は結果が出ておらず、また持ち味の長打も出ていないので、一発回答とはいかないと思います。

 明日の最終戦での内容次第と思われますが、チームは長打力不足に苦しんでいることから、たぶん1軍昇格させて実戦で状態を上がるのを待つことになるでしょう。クロンが覚醒すれば、後半戦は得点力アップが期待できるだけに最大のキーマンになりそうですね。

 

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拙攻の繰り返しで西武に競り負ける

2021年08月04日 22時44分07秒 | 日記

西武 001 040 000 5
広島 001 001 101 4
本塁打:[広島]三好

 先発の九里は、2回まで完全投球でしたが、3回に連続長短打で無死1,3塁とされて、1死後に内野ゴロの間に1点を失いました。

 5回には2安打を失策で無死満塁のピンチを迎え、2死後に栗山と山川に連続適時長短打を浴びて4点を失い、5回を投げて6安打5失点でした。

 6回はケムナが登板して、四球と安打で1死1,2塁とされるも、山田を併殺に打ち取って無失点で切り抜けると、7回は2四球を与えながらも、磯村が盗塁を刺すなど味方の守備に助けられて2回を無失点に抑えました。

 8回はバードが2安打で2死1,3塁のピンチを招くも無失点で切り抜けると、9回はフランスアが三者凡退に抑えました。

 打線は、2回に四球と失策で1死1,2塁の先制機を貰いながら、林が併殺に倒れてしまいました。続く3回は無死1,3塁から野間の適時打で同点とするも、その後の1死2,3塁では小園と松山が凡退して追加点を奪えませんでした。

 更に勝ち越された直後の5回には無死2塁で安部が三振、四球を挟んで西川も三振、安打で満塁とするも、松山が左飛に倒れて無得点に終わりました。

 6回は1死3塁から林の内野ゴロの間に1点を返すと、7回には三好が本塁打を放ち、9回は1死1,3塁から西川の適時打で1点差に追い上げ、なおも1死満塁のサヨナラ機を作りながら、松山が二ゴロ併殺倒れて西武に惜敗を喫しました。

 

 シーズン中であれば、目を覆いたくなるような9残塁の拙攻でした。試合前半の2回から5回で毎回のようにチャンスを作りながら、得点は3回の1得点のみに終わってしまい、試合の流れを掴み損ねました。

 中盤に2点を返して反撃への流れを作り、9回には3安打で1点を返して、更に1死満塁と押せ押せの状況で、サヨナラ勝ちへの期待が高まりましたが、4番の松山がまさかの併殺でゲームセットとなってしまいました。

 このエキシビジョンマッチは、初戦こそ効率の良い攻撃ができましたが、その後は拙攻の連続で、シーズン序盤のような繋がりの悪い打線に逆戻りしています。エキシビジョンマッチも残り2試合となり、そろそろシーズン再開に向けて繋がりのある攻撃を取り戻してほしいですね。

 

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長野の2打席連続本塁打で逆転勝ち

2021年08月03日 22時44分27秒 | 日記

西武 030 000 000 3
広島 103 001 00X 5
本塁打:[西武]山川、呉
    [広島]長野、長野

 打線は、初回に野間と西川の連続2塁打で幸先良く先制するも、その後の無死2塁は活かせず追加点を奪えず、2回の1死1,2塁も野間と西川が凡退して無得点に終わりました。

 しかし、3回に小園と松山の連続短長打で1点を返し、更に1死後長野が2点本塁打を放って逆転に成功すると、6回にも長野が2打席連続となる本塁打を放ってリードを2点に広げました。

 先発の大瀬良は、2回に山川と呉に連続本塁打を浴びてしまうと、さらに四死球で2死1,2塁のピンチを招き、森に適時2塁打を浴びて、この回3点を失いました。それでも4回から6回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませず、6回を投げて5安打2四死球3失点でマウンドを降りました。

 7回は高橋樹が三者凡退に抑えると、8回はバードが2四球1安打で2死満塁のピンチを招きましたが、呉を遊飛に打ち取って無失点で凌ぎました。9回はコルニエルが1安打1四球無失点に抑えて西武に逆転勝ちしました。

 

 打線は、初回に先制点を挙げながらも、その後の得点機を活かせず、2回のチャンスも無得点で今日も拙攻かと思われましたが、3回に連打で1点を返した後、長野が2点本塁打を放ち逆転しました。これで勢い付くかと思われましたが、4回以降は6回の長野の本塁打の1安打に封じられてしまいました。

 エキシビジョンマッチは、拙攻を繰り返していましたが、今日は一転して試合後半は打線が沈黙してしまい、シーズンでは好調だった林は今日も無安打と状態が心配されます。

 それでも、エキシビジョンマッチに入ってから長野の状態が上がってきており、今日は2打席連続本塁打を放ち、夏男の本領を発揮し始めました。今季も後半戦は、長野の打撃に期待が高まりますね。

 

 先発の大瀬良は、2回に突如乱れて連続本塁打を浴びて、さらに四死球でピンチを招いて3点を失ってしまいましたが、4回以降は立て直して1安打無失点と抑えました。

 ただ、4回以降は変化球主体の投球で、本来の大瀬良の投球ではありませんでした。1週間前の好投した時と投球内容がかなり違っていたのは少し気になります。もしかすると、単純に直球の精度が悪く、2回に崩れたことから変化球中心の組み立てに変えただけかもしれません。それであれば心配することはありませんが、前半戦は、足の状態が万全ではなかったので、気になりますね。

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