球団は、九里、矢崎、坂倉の3選手が来季から背番号を変更すると発表しました。
九里は、1年間先発ローテーションを守り抜き、8勝6敗、防御率2.96という数字を残して、初めて規定投球回数にも到達しました。シーズン終盤は安定感抜群の投球で森下と共に先発ローテの軸となってチームを支えました。
この投球が球団から評価されるとともに来季の更なる飛躍を期待して「11」に昇格したと思われます。ただ、ドラフト1位の栗林に「11」を背負わせると思っていたので九里の変更は意外でした。
坂倉は、今季自己最多の81試合に出場して打率.287、3本塁打、26打点と2番手捕手の座を掴みました。来季は正捕手の會澤に挑むシーズンであり、次期正捕手を掴み取ってほしいという球団の期待から、今季限りで現役を引退した石原慶が背負っていた「31」を継承させたと思います。この背番号変更は順当なところでしょうね。
矢崎は、2016年のドラフト1位で入団しながら、ここまで通算1勝と伸び悩んでいます。今季も6試合の登板にとどまり、来季に向けて何か変わるきっかけを与えるという意味を込めて背番号「41」に変更したと思われます。来季は本当の正念場の年になると思うので、一層奮起してほしいですね。
3選手ともこの背番号変更を新たなステップアップに繋げるきっかけにして、来季の活躍を期待したいですね。
背番号変更選手
・九里亜蓮 「12」⇒「11」
・矢崎拓也 「13」⇒「41」
・坂倉将吾 「61」⇒「31」