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九里が今季最短4回1/3で6失点KO

2022年05月26日 23時08分19秒 | 試合結果

ロッテ 021 030 000 6
広島 101 100 000 3
勝利投手:小沼1勝1敗
敗戦投手:九里2勝3敗
セーブ:益田9S
本塁打:[ロッテ]レアード8号

 打線は、初回に野間の2塁打などで1死3塁として西川の適時打で1点を先制し、さらに四球で2死1,2塁として、小園が右前安打を放つも、右翼マーティンの好返球により2走西川が本塁憤死して1点止まりでした。

 先発の九里は、2回にマクブルームの失策で無死1塁からレアードに2点本塁打を浴びて逆転を許すと、続く3回には四球と安打で1死1,3塁のピンチを招き、マーティンに適時打を打たれて1点を失い、さらに安打で1死満塁のピンチを迎えましたが、レアードと角中を連続三振に斬って1失点で凌ぎました。

 2回は1死2塁としながらも、九里と野間が凡退して無得点に終わりましたが、3回に2塁打と野選で無死1,3塁としてマクブルームの犠飛で1点を返し、続く4回には安打と犠打で2死2塁として、野間の適時2塁打で同点に追いつきました。

 しかし、直後の5回に九里が四球と安打で1死1,3塁のピンチを招き、レアードと角中に連続適時打を浴びて2点を失ったところで交代を告げられてマウンドを降りました。

 代わった薮田が、エチェバリアに犠飛を打たれてさらに1点を失い、この回3点を奪われ、九里は4回1/3を投げて8安打2死球6失点でした。

 薮田は6回も続投して三者凡退に抑えると、7回はターリー、8回は松本がそれぞれ三者凡退に抑え、9回はケムナが三者連続三振に斬る完璧なリリーフでした。

 打線は、6回無死1塁では後続が続かず、7回は連打で1死1,2塁とするも、マクブルームが併殺に倒れて好機を潰してしまい、ロッテを上回る1安打を放ちながら3得点に終わり、カード負け越しとなりました。 

 

 打線が幸先良く先制するも、先発の九里は投球のリズムが悪く、試合の流れを引き寄せられませんでした。2回のレアードに浴びた2点本塁打は仕方ないとしても、3回と5回はともに四球をきっかけに失点する悪いパターンでした。特に5回は直前の4回に味方打線が同点に追いつており、試合の流れが変わりかけていたので、絶対に失点してはいけない場面で、四球による失点は痛すぎました。

 九里は、ロッテを苦手にしており、さらに初戦で1番高部、2番中村奨の隙の無い攻撃を見せられて、2人を過剰に警戒し過ぎたために、慎重になって2人に四球を与えたと思われます。

 交流戦は、普段対戦しないチームなので、情報が少なく攻め方が分からないと思いますが、まずは相手を意識するより、自分の投球をすることを第一に考えてプレーすれば、絶対に抑えらえると思います。

 九里には、次戦での雪辱を期待したいですね。

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