カープな毎日

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ターリーも魔の8回に捕まり逆転負け

2022年05月14日 21時08分53秒 | 日記

ヤクルト 100 001 021 5
広島 000 021 000 3
勝利投手:コール1勝
敗戦投手:ターリー1敗
セーブ:マクガフ11S
本塁打:[ヤクルト]村上10号、村上11号、山田7号
    [広島]坂倉3号

 先発の森下は、初回に連打と四球で無死満塁のピンチを招くと、1死後に中村の一邪飛をマクブルームが落球した後に適時打を浴びて1点を失い、なおも1死満塁のピンチでしたが、青木を併殺に打ち取って最少失点で凌ぎました。

 2回と3回も先頭打者に出塁を許しながらも無失点で抑えると、5回にこの試合初めて三者凡退に抑えました。

 打線は2回に無死1塁から坂倉が併殺に倒れた後、小園と中村健が連打を放つも田中広が右飛に倒れて無得点に終わり、4回まで原に3安打に抑えられました。

 しかし、5回に小園の3塁打で無死3塁として、中村健の適時打で同点とし、さらに田中広の安打で無死1,3塁となり、1死後に大盛の併殺崩れの間に1点を加えて勝ち越しに成功しました。

 直後の6回に森下が村上に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいましたが、6回裏に坂倉の本塁打で再びリードを奪うと、7回は森下が三者凡退に抑えて、7回を投げて10安打7奪三振2失点でマウンドを降りました。

 8回はターリーがマウンドに上がるも、村上に本塁打を浴びて同点に追いつかれると、さらに内野安打と四球で無死1,2塁としたところでマウンドを森浦に譲りました。

 代わった森浦は、犠打で1死2,3塁とされて長岡に適時打浴びて勝ち越しを許してしまいました。さらに四球で1死満塁としてしまうも、後続を断って追加点を許しませんでした。

 9回に登板した島内も山田哲に本塁打を浴びて2点差に広げられてしまい、打線も7回以降は三者凡退に抑えられてヤクルトに逆転負けを喫して、連勝は4で止まり、2位に後退しました。

 

 森下は制球が甘く、毎回のように安打を浴びる苦しい投球で、初回には味方の失策も重なって1点を失いましたが、その後は粘り強い投球で5回まで追加点を与えず、味方の反撃を呼び込みました。

 6回に村上に同点本塁打を浴びるも、直後に坂倉の本塁打で勝ち越した後の7回は三者凡退に抑えて、勝利への流れを作りましたが、8回に登板したターリーが村上に同点本塁打を浴びてしまい、さらに安打と四球でピンチを招き、代わった森浦が勝ち越しを許してしまいました。

 8回に登板した投手が救援失敗するケースが多くなっており、カープにとっては魔の8回となっています。首脳陣は特定の投手に固定せず調子の良い投手を起用する意向のようですが、それも上手くいきません。

 登板する投手の経験が無いこともありますが、チーム全体に8回は難しいという雰囲気が広がってしまい、登板する投手が過剰に意識し過ぎるのではないでしょうか。

 これだけ失敗が多いと意識しないようにするのは難しいと思いますが、平常心を保って登板すれば絶対に抑えられるはずです。首脳陣が信頼して送り出し、投手も自信を持って自分の投球をすることだけを考えて、チームとして良い雰囲気を作り出して何とか魔の8回を克服してほしいですね。

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