広島 000 000 000 0
SB 101 402 00X 8
勝利投手:松本2勝
敗戦投手:アンダーソン2勝1敗
本塁打:[ソフトバンク]牧原大3号、三森6号、周東1号
先発のアンダーソンは、初回、先頭三森に四球を与えると犠打で1死2塁とされ、2死後にグラシアルの適時打で先制点奪われると、3回2死では牧原大に本塁打を浴びて追加点を与えてしまいました。
続く4回には、安打と犠打で1死2塁のピンチを招き、柳町に適時三塁打を打たれると、なおも1死3塁で周東にセーフティスクイズを決められてこの回2点目を失い、さらに2死1塁で三森に2点本塁打を浴びてしまい、この回限りで降板となり4回を投げて8安打2四球6失点でした。
5回は松本が三者凡退に抑えるも、6回に登板した薮田が四球で無死1塁として周東に2点本塁打を浴びて試合が決しました。
7回はケムナ、8回はターリーが無失点に抑えました。
打線は、7番DHに長野を起用するも、ソフトバンク先発の和田毅に3回まで完璧に抑えられ、4回には2安打などで1死1,3塁の好機を作るも、マクブルームは浅い右飛に倒れ、坂倉も中飛に打ち取られて無得点に終わりました。
5回にも2安打で2死1,2塁とするも、野間が三邪飛に打ち取られ、6回以降はソフトバンク中継ぎ陣の前に完璧に抑えられて1人の走者も出せず、4安打零封され、3戦連続の惨敗でチームは4連敗で交流戦単独最下位となりました。
投壊を止めることを期待していたアンダーソンでしたが、初回に四球から先制点を許して躓くと、4回にソフトバンク打線に捕まりKOされてしまいました。
アンダーソンは、球が高めに浮く傾向があり、球威がある時は抑えられますが、今日は少し球威が不足しており、2巡目に入ると打者は見逃してくれず捉えられました。
さらに4回は犠打で得点機を作り、適時3塁打で加点した後に、セーフティースクイズを仕掛けられて揺さぶり、三森の本塁打に繋げられました。ソフトバンクは、大技小技を駆使してチーム全体でアンダーソン攻略に向けた攻撃を展開しており、チーム力の差を痛感させられました。
この3連戦は、投打とも全く見せ場が無く、まさに惨敗となりました。チームとしても大きなショックを受けていると思われ、交流戦の残り試合への影響が心配されます。
この負の流れを止めるためには、まず先発投手がしっかりと抑えることしかありません。次戦は床田が先発すると思われますので、最少失点で抑えてくれることを願うしかありませんね。