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堂林値千金のプロ初本塁打

2012年04月24日 22時10分06秒 | 試合結果
広島 000 000 010 1
阪神 000 000 000 0
勝利投手:前田健3勝1敗
セーブ投手:サファテ1敗4S
敗戦投手:メッセンジャー2勝1敗


 前田健は変化球の切れが良く、阪神打線を翻弄し、5回まで無安打に抑えました。5回に四球と堂林の失策で1死1,2塁のピンチを迎えましたが、小宮山とメッセンジャーを抑えて無失点で切り抜けました。
 6回に初安打を打たれると、7回には新井貴の2塁打で無死2塁とされるも、後続を断って得点を与えませんでした。

 低調な打線は4番ニック、5番廣瀬、6番栗原と組み替えましたが、メッセンジャーを攻略できず、3回まで無安打に抑えられました。4回に梵の2塁打と四球などで1死1,3塁の先制機を作るも、ニックと廣瀬が凡退してしまいました。
 7回まで1安打に抑えられてメッセンジャー攻略の糸口が掴めませんでしたが、8回1死から堂林が中堅後方にプロ本塁打を放って、待望の先制点を挙げました。
 8回には、代わった筒井から安打と四球で2死1,2塁とするも、廣瀬が倒れて追加点は奪えませんでした。
 
 前田健は8回を無失点に抑えて、9回はサファテにマウンドを譲りました。サファテは1死から2塁打を浴びて一打同点のピンチを迎えましたが、新井貴とブラゼルを抑えて、ヒヤヒヤでの勝利でした。
 連敗を3で止めると同時に今季上位チームに初勝利を挙げて、借金生活への突入を阻止しました。


 堂林はやはり何か持っていますね。思い出の地である甲子園でプロ初本塁打を放ち、それがエースに白星を付ける決勝本塁打になるとは流石ですね。
 打った瞬間は入るとは思いませんでした。野手頭を越して長打にはなると思いましたが、以外に打球が伸びた印象でした。
 5回に自らの失策でピンチを広げてしまい、それを前田健が無失点に抑えて助けられたことで、何としても前田健に白星を付けたいという強い思いが打球にも乗り移ったのかもしれませんね。
 前カードの中日戦から打撃が低迷してしまいましたが、今日の本塁打でまた乗ってくるのではないでしょうか。明日からの堂林に期待ですね。


 今季の前田健は安定感抜群ですね。開幕戦で5回3失点降板してからは、4試合全て7回以上を投げて、失点はわずかに1点でついに防御率も0点台に突入しました。
 今日も完封の期待が掛かりましたが、中5日登板で、球数も100球を超えたことを考慮して、9回はサファテにマウンドを譲りました。
 試合の雰囲気は、サファテに交代しない方が良いと感じたので、前田健に続投させてほしかったですが、シーズンはまだまだ長いので、休めるときに休ませることも必要ですね。
 
 エースが完璧に抑えて、新戦力が打って勝ったので、これでチームとして乗っていきたいですね。
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