カープな毎日

カープファンのひとりごと。

野村好投もドロー

2012年04月01日 21時51分53秒 | 試合結果
広島 000 000 020 0 2
中日 000 100 100 0 2


 ルーキーの野村がプロ初登板プロ初先発した試合は、中日の先発が46歳の山本昌ということで、年の差対決で注目の対戦となりました。
 野村は3回までパーフェクト投球でしたが、2巡目の4回に捕まり、1死1,2塁から山崎に適時打を打たれてプロ初失点を喫してしまいました。しかし、その後の1死満塁は凌いで最少失点で凌ぎました。その後も野村は落ち着いた投球で、6回を4安打1失点の好投でした。
 
 眠れる打線は1番に會澤を起用して現状打破を試みましたが、2回に栗原とニックの連打で無死1,2塁とするも、やはり後続が続かず無得点に終わりました。更に4回には1死3塁で中軸に回すも犠飛すら打てず、今日も0行進が続く嫌な雰囲気でした。
 
 7回からはミコライオが初登板するも、いきなり四球を与るなど1死1,3塁のピンチを招いて、代打ブランコに適時打を打たれて追加点を奪われてしまい、今日も敗戦ムードが漂いました。

 しかし、8回に打線が目覚めて、浅尾を攻め2死1,2塁から松山と廣瀬の連続適時打で同点に追い付きました。
 8回は今村が三者凡退に抑えると、9回と10回はサファテが無失点に抑える好リリーフで流れを呼び込むかと思いましたが、打線も中日の継投にかわされて無得点で、10回時間切れで引き分けました。


 野村の凄さを実感したプロ初登板してした。制球力抜群で3回まで完璧な投球でしたが、それ以上に4回の投球が野村の大物ぶりを感じました。荒木に初安打を打たれると、山崎の適時打で1点を失い、続く和田にも四球を与えて1死満塁としてしまい、好調の井端を迎えるという最大のピンチでしたが、ここでも落ち着いて井端を三ゴロに、平田を右飛に打ち取り1失点で防ぎました。
 昨年までこのパターンは、投手が一気に崩れて大量失点する場面でしたが、最少失点で切り抜けることができたことが、野村の真骨頂ですね。これは間違いなく大物になると間違いなしですね。ルーキー初勝利はロッテの藤岡に先を越されてしまいましたが、直ぐに追いついて追い越すことができるでしょうね。


 打線は會澤を1番に、梵を3番に、5番にニックを入れてテコ入れをしましたが、序盤は拙攻の繰り返しで、効果はありませんでした。
 しかし、8回に球界を代表するセットアッパーの浅尾を攻略したことは、打線が上向くきっかけになるのではないでしょうか。
 特に1点を挙げた松山の適時打が大きかったと思います。これで沈んだ重たい空気を一掃したと思います。オープン戦首位打者の実力は本物ですね。これは大ブレークする雰囲気が漂ってきましたね。

 
コメント (1)