カープな毎日

カープファンのひとりごと。

栗原離脱で完封負け

2012年04月25日 22時15分09秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
阪神 200 030 00X 5
勝利投手:久保2勝1敗
敗戦投手:大竹2勝2敗


 昨日4番から6番に降格した栗原がスタメンを外れました。原因は08年に手術した右ひじの状態が良くないためのようです。栗原を欠いた打線は完全に迫力不足で、阪神先発の久保に対して全く手が出ませんでした。
 初回に先頭の梵が安打で出塁するも、その後は6回まで無安打に抑えられ2塁すら踏めませんでした。

 先発の大竹は安打と四球で2死1,2塁のピンチを迎えると、連続適時打を浴びて2点を先制されてしまいました。その後も走者を出しながらも後続を断って追加点を与えませんでしたが、5回に先頭のマートンに3塁打を打たれると、平野の適時打を浴びて追加点を奪われ、更に1死2,3塁のピンチを残して、江草にマウンドを譲りました。
 代わった江草は、いきなりボークで3塁走者を生還させてしまい、動揺したのか連続四球を与えて満塁としてしまうと、城島に犠飛を打たれてこの回3点を失ってしまいました。
 その後は、岸本、今村、中村恭と繋いで何とか無失点に抑えましたが、打線が沈黙したままで、7回に2死四球と安打で2死満塁の得点機を作るも、期待の堂林が三振して得点を挙げられず、結局阪神の継投の前に2安打零封負けを喫して、チームは再び5割に逆戻りしてしまいました。


 ただでさえ不振に苦しむ打線に更に追い打ちをかける事態が発生しました。栗原が右ひじ痛でスタメン落ちし、1軍登録も外れる見込みのようです。復帰時期は未定で長期離脱の可能性もありそうです。石原と倉の主力捕手に続いて、4番を欠くという異常事態となってしまいました。
 昨日からニックが代役で4番を務めていますが、2試合連続無安打と役割を果たせませんでした。栗原の成績は打率.211、5打点、本塁打0と低迷していましたが、カープ打線では名前で相手を威圧できる唯一の打者だと思います。栗原が抜けたことで、相手投手に与えるプレッシャーが全然違ってくるはずです。今日の久保もカープ打線に威圧感を感じなかったことが、好投の一因になっていると思います。

 栗原の抜けた穴を補うことは簡単にはできないので、この危機的状況を乗り切るためには、野手陣の総力を終結して戦うしかありません。この状況を打開するためにも、早くニックが本領を発揮してほしいですね。
コメント (2)