カープな毎日

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篠田プロ初完封

2009年04月12日 22時45分55秒 | 試合結果
中日 000 000 000 0
広島 005 500 00X 10
勝:篠田1勝
敗:山本昌1敗

 昨日の前田健に続き、前田一家の篠田が中日打線を翻弄し、3塁すら踏ませない好投でした。打線もそれに応え、3,4回にそれぞれ打者一巡の猛攻で10点を奪い、山本昌をKOしました。篠田は大量点に守られて、プロ初完投を無四球完封で飾りました!
 
 篠田が絶好調です。前回登板の巨人戦も白星こそ付きませんでしたが7回1失点に抑え、今日は中日打線を4安打7奪三振で完封。オープン戦での不調が嘘のような投球が続いています。
 球のキレが良かったのはもちろんですが、99球という少ない球数のわりに、7奪三振は素晴らしいですね。これは制球が良いからこそできるのでしょう。篠田は荒れ球のイメージが強く、昨年は7回が最長だったと思います。それが今季は制球力がアップしており安定感抜群です。この投球であれば、左のエースとして高橋建の抜けた穴を十分補ってくれそうです。後は、この投球が続けられるかがポイントですね。

 打線は前2試合とは別チームのように打ちまくりました。先ずは3回に赤松の3塁だをきっかけにして、石原の左前打で先制すると、嶋と梵の2点タイムリーで5得点。続く4回にも赤松の安打を足がかりに5安打を集中させて5得点で、試合を決めました。
 今日は12安打を放ちましたが、うち9安打がこの2イニングに集中しています。今季は集中打で得点するパターンが多いように感じます。このため、昨季までの拙攻が見られず、効率よく得点を重ねています。こんな得点ができようになったのは、チーム力が上がっているからでしょう。
 昨季までのカープの攻撃とは明らかに違っています。これは、本拠地が広くなることから、選手に走塁の重要性を訴えて、練習を重ねてきた効果ではないでしょうか。一つでも先の塁に進むという気持ちを常に持っているから、状況判断が良くなり、得点チャンスを広げているからだと思います。
 今のメンバーでは繋いで得点するしかありませんから、この気持ちをしっかりと持ち続けてもらいたいですね。
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