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解説: 無実の罪で投獄された妻を救うため決死の行動に出た男の姿を描く
『すべて彼女のために』を、『クラッシュ』『告発のとき』の
ポール・ハギス監督がリメイクしたサスペンス・アクション。
愛する妻と幸せだった家族を取り戻すため、命懸けの脱獄計画に挑む主人公を、
ラッセル・クロウが熱演する。
『ブッシュ』のエリザベス・バンクス、『96時間』のリーアム・ニーソンが共演。
限られた時間の中で、警察の追及をかわしながら展開する逃走劇の行方から
目が離せない。
シネマトゥデイ(外部リンク)
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あらすじ: 大学教授のジョン(ラッセル・クロウ)は妻子と共に幸せな日々を
過ごしていたが、ある日妻のララ(エリザベス・バンクス)が殺人の容疑で
逮捕される。それから3年、ジョンは妻の無実を証明するため懸命に奔走していたが、
覆ることなく刑が確定してしまう。
絶望した妻が獄中で自殺を図ったことを知り、彼は自らの手で妻を取り戻そうと
決断する。
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これはなかなか面白かった。
てっきり脱獄モノのアクション映画かと思ってたら
意外と濃密なサスペンスタッチの内容で
ちょっと間延びした感じもないことはないけど
飽きずに最後まで楽しめました。
ただ、途中フッと変な違和感を覚えたのは
ラッセル・クロウがやってることって結局犯罪なんですよね。
無実の罪で投獄された妻を助けるために、脱走させて海外に逃亡するって
それじゃ結局自分も妻も犯罪者になるだけじゃんって。
無実を証明する為に真犯人を探すってのならわかるけど
脱走させて家族で逃亡するって、それってアリなんでしょうか?
しかも無実という確信があるわけじゃないのに、かなりの大暴走状態。
薬の売人とは言え、人も殺しちゃってるし。
そう考えたら、あの結末で果たしてよかったのかなぁって
思ってしまいました。
ただそういう違和感は感じたけど不愉快じゃなかったのは、
作りが巧かったからでしょう。
まあ面白く見れたんでよしとしましょう。