![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/f5/6f1d30d42fdc0964a92c46fc5806727b.jpg)
解説: 『GONIN』『花と蛇』シリーズなどの鬼才・石井隆が、
1992年に発表した短編コミックを基にして放つエロチック・ロマンス。
孤独と不幸を背負った青年が、心を持った美少女フィギュアとの
恋を通して希望を見いだす姿を描き出す。
多くの作品で存在感を示している柄本佑が、絶望のふちに立たされた
主人公の青年を好演。そんな彼に夢をもたらす美少女フィギュアには
グラビアアイドルの佐々木心音がふんし、ヘアヌードも披露する。
幻惑的なビジュアルも、はかない物語を彩っている。
シネマトゥデイ(外部リンク)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/2a/cd56138740ab8c78a17be958e08a1f98.jpg)
あらすじ: リストラされてヤケ酒をあおり、その果てにチンピラと
トラブルを起こした孤独な青年(柄本佑)。
おびただしい数のマネキン人形が廃棄されている歌舞伎町の廃虚ビルへと
逃げ込んだ彼は、そこで人間の少女のような肉体をしたセーラー服姿の
フィギュア(佐々木心音)を見つける。
胸をもみしだき、下着を脱がせるなどして、フィギュアと甘い時間を
過ごしていたが、ビル内で犯罪行為を働くヤクザたちの姿を目撃。
彼らに追い詰められ、青年は死を覚悟するが、突如としてフィギュアが
動き出してヤクザを次々と蹴散らしていく。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/2d/434487de45a136aeee85cfd47adce777.jpg)
石井監督の前作の「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」が、独特の
ハードボイルドな世界観で、意外と好きな作風だったので
見てみたのですが・・・・
ちょっと期待とは違った微妙な作品でした。
今作はエロチックファンタジーとでも言うのでしょうか、
ハードボイルドとは程遠い内容でした。
どっちかというと、ほぼポルノ映画って感じです。
ヒロインの佐々木心音は登場シーンの9割くらいが全裸です。
しかもきわどいアングルでほとんどがぼかしだらけです。
てっきりこの子、AV女優なんだろうと思ってたら
グラビアアイドルでこれが初のヘアヌード披露となった作品なんだそうです。
はっきり言ってほとんど演技はしてません。
人形なのでそぼ無表情で、セリフもボソボソ言うだけ。
要するにこの映画は佐々木心音のプロモーションビデオみたいなもんですね。
彼女の初ヘアヌードを堪能するための映画と言っても過言でないです。
心音ファンは大満足で大絶賛されると思いますが
石井作品のファンにはちょっと物足りなかったんじゃないかと思います。
ちなみに石井監督の次回作がまたすぐに公開されるようです。
次の主演はあの壇蜜さん。
これは面白いかも。