豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

魂萌え

2007年02月19日 12時55分00秒 | シネレポ2007
新聞連載時から評判を呼んだ桐野夏生の同名小説を映画化した人間ドラマ。
平凡な主婦が夫の急死によって人生の荒波にもまれてゆく姿を、
『亡国のイージス』の阪本順治監督が繊細(せんさい)に描き出す。
世間知らずな専業主婦の敏子には『ハリヨの夏』の風吹ジュン。
彼女の夫の“女”に三田佳子がふんするほか、加藤治子、寺尾聰、豊川悦司など実力派が共演。
次々と降りかかる試練に動揺しながらも、自立に目覚めてゆくヒロインの姿が共感を誘う。


定年退職3年目の夫の突然死

夫の浮気が発覚!10年来の愛人の存在を知る!!

遺産を狙う息子

初めての家出&カプセルホテル生活

世間知らずな主婦が戸惑いながらも様々な困難に立ち向かいながら、
次第にたくましく自立していく

これは面白かったです

風吹ジュンさんがこんなに魅力的に思えたのは初めて
自分は変わりたい変わらなければって頑張る姿は
めっちゃ可愛いおばさんでした。

熟女モノの成長物語って珍しくて新鮮で楽しかった。
その成長の現れが、ラストの愛人とのバトル。

ここでの軍配は愛人の三田佳子か!?(演技力の話)
三田佳子の演技凄かったです。めっちゃ巧い!
腐っても鯛とはまさにこのことかって感じでした。

ひとつミスキャスティングだと思ったのは、夫役の寺尾聡。
寺尾聡だと、妻を裏切って愛人を作るような夫に見えない。

「女房なんて結婚した時に買った家具のようなもの。
捨てたいけどなかなか捨てられないだけ」

とか寺尾聡が言うとは思えなくて
愛人の三田佳子が絶対嘘ついてるんだと思って
ずーっと最後の最後まで何か裏があるのでは?(実は裏切ってなかったとか)
と思いながら見てしまいました。
結局ホントに裏切っていただけでした。
あれはちょっとがっかり(笑)
まあそこまでだまされてのも、この映画のイイところか。
(そこまで狙ってのキャスティングだったのか?)

最後は素敵な目標を見つけて頑張る姿は、
なんかすがすがしい気持ちで見れて良かった。

結構イイですよ。お勧め。













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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
風吹ジュン (ちー)
2007-02-19 23:18:25
風吹ジュンがかなりの老け化粧で出てる!
これも観たいけど無理かもしれない・・・
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老け化粧? (ゆうぞう)
2007-02-20 10:55:44
そうなんですか?
何か私には普段より可愛く見えましたよ。
ていうか、だんだん綺麗になっていくって感じかな。

結構お勧めですが、無理かな?
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うん (ちー)
2007-02-20 15:37:42
観られてもレイトショーになった頃かな。
ツレが徹子の部屋で見たら以上にキレイだったって!
可愛い女性ですよね~好きな女優さんです!
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レイトはつらいですね。 (ゆうぞう)
2007-02-21 10:10:01
レイトショーはなるべく見ないようにすることにしました。
しかも2本はしごで見るとしたら、どうしても眠たくなってしまう。
レイトは体調万全でいかれた方がイイでしょうね。

DVDででも見てみてください!
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