豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ヘルプ~心がつなぐストーリー~

2012年04月16日 23時07分59秒 | シネレポ2010


解説: 1960年代、人種差別が横行していたアメリカの田舎町に変化をもたらした
実在の女性たちについて記したベストセラー小説を映画化した人間ドラマ。
白人家庭でメイドとして働く黒人女性たちとジャーナリスト志望の若い白人女性との
友情を通して、社会に対して立ち上がる勇気を描いていく。
主演は、『ゾンビランド』のエマ・ストーン。
『ダウト ~あるカトリック学校で~』のヴィオラ・デイヴィス、
『ターミネーター4』のブライス・ダラス・ハワード、『ツリー・オブ・ライフ』の
ジェシカ・チャスティンなどが共演。感動的なストーリーはもちろん、
彼女たちの熱演にも心を揺さぶられる。

シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: アメリカ・ミシシッピ州。1960年代当時、白人家庭でメイドとして
働く黒人女性は“ヘルプ”と呼ばれていた。
作家志望のスキーター(エマ・ストーン)はメイドの置かれた立場に疑問を抱き、
彼女たちにインタビューをすることに。仕事を失うことを恐れて、
皆が口をつぐむ中、一人の女性の勇気が社会を揺るがすことになる。





良かったです!
本年度アカデミー賞最優秀助演女優賞獲得作品ですね。
作品賞受賞しても良かったんじゃないかってくらい良かったです。
非常に重く深刻なテーマではあるんですが、ちょっとコミカルに
ユーモアも交えて描かれてて、女性が女性を差別するというものだけど
暴力的な表現はなく、陰湿さもさほど感じさせない描き方で
とても見やすかった。
しかし、60年代にこんな人種差別があっていたとは、全く知りませんでした。
それにしても不思議ですね。
同じトイレを使うことを嫌うくせに、食事は作ってもらうってのは
どういう感覚なんでしょう。
ましてや、子供の面倒を丸投げするというのは、理解に苦しむものがありました。
イイ映画でした。お奨めです。