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補助金

 信用金庫の行員がこんな書類を持ってきたという。



 応対した妻によれば、消毒液とかマスクとか、コロナの感染防止対策に5万円以上を使った事業所に対して、5万円を限度に市が補助金をくれるのだそうだ。これは我が市独自の対策らしい。

「へえ、それはありがたい。色々お金使ったもんな」
「そうだよ。マスクも一箱5000円くらいで買ったこともあったし」
「あの頃は結構必死だったよな。マスクや消毒液がなくなったら塾ができないって、ドラッグストア何軒も回ったよな」
「そうだよ。大変だった。今でも冬に備えてちょくちょく買ってるし・・」

 GO TO トラベルもいいだろうけど、苦しい業種は旅行業者だけではない。たとえ5万円を限度としても、補助がもらえるならありがたいと思うのが正直な気持ちだ。

「手続きは自分でやって下さい、って信用金庫の人は言ってた」
「きっと面倒くさいだろうけど、虚偽申請をする奴だっているだろうからそれは仕方がないな」

 じゃあ、国って何をやってくれてるんだろう。「公助」は最後の最後だと宣言しているガ-スーだから何も期待していないけど、それでもやっぱりイヤになる。総理大臣になって一ヶ月経ったらしいが、学術会議の問題とか、中曽根元総理の葬儀に1億円も税金を使うとか、随分と戦前に回帰していることばかりで、このままじゃいけない、という気しか起こらない。

 でも、諦めちゃいけないよな、決して。

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Unknown (math)
2020-10-18 00:17:13









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 秋葉原にある日本最大規模のパソコンパーツショップ「ツクモeX.」の店員は驚きを隠さない。

 「大学などの研究機関や、動画編集を業務とする企業が使うようなパーツです。一般の家電量販店ではまず取り扱っておらず、ウチのような専門店じゃないと手に入らない。ましてや藤井(聡太、18)さんのように将棋ソフトのために購入した人は見たことがない」

 将棋界で快進撃を続ける藤井二冠は棋譜の分析のためのパソコンを自作することで知られているが、9月10日付の中日新聞に掲載されたインタビューで、〈最新のはCPUに「ライゼンスレッドリッパー3990X」を使っています〉と明かした。

 CPUはコンピュータの頭脳にあたるパーツだが、藤井二冠が名前を挙げたのは今年2月に発売された最新モデルで、お値段なんと約50万円。通常の家庭用パソコンのCPUであれば価格は2万~3万円程度である。

 この高級品が「将棋の分析に最適」と評するのは、今年の世界コンピュータ将棋選手権で優勝した将棋AI「水匠」の開発者である杉村達也氏だ。

 「CPUの性能で読みの速さが変わります。家庭用パソコンのCPUが1秒間に約200万手読むのに対し、藤井二冠が使っているCPUでは30倍の6000万手読めます。短時間でより多くの局面を検討できるので、効率よく研究できます」





 6月の棋聖戦第二局では、藤井二冠の妙手「3一銀」が、将棋ソフトが4億手読んだ段階では悪手なのに、6億手読むと最善手になることが話題となった。

 「普通のCPUなら10分以上かかるが、藤井二冠と同じものなら10秒で導き出せます」(同前)

 将棋ライター・松本博文氏はこういう。

 「高性能コンピュータが膨大な分析結果をはじき出しても、咀嚼して自分の力にできるかは別問題。超ハイスペックのCPUを使いこなせる藤井二冠の棋力こそ規格外です」

 天才棋士だからこそ活かせる“手駒”なのだ。

 ※週刊ポスト2020年10月2日号
 
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