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祝、ヤンクス、首位!!

 松井秀喜の所属するN.Y. ヤンキーズがとうとうアメリカンリーグ東地区で首位に立った。開幕から、大きな連勝をするかと思えば、長い連敗を何度も繰り返し、今年のヤンキーズはひょっとしたら・・・と思わないでもなかった。それがいつの間にやら、本当にあっという間に、ここまで勝ちこんでくるとは、少し前だったら、とても想像できなかった。それは、やはり長いスランプから立ち直った松井や、それ以上の不振を極めたジアンビの華々しい活躍が大きな貢献をしたお陰であろう。この2人と、開幕からずっと好調を維持してきた、シェフィールド、Aロッドが並ぶヤンキーズ打線の破壊力は、現在のメジャーリーグでも1.2を争うだろう。
 これほどまですごいバッターがそろいながら、何故今まで低迷していたのだろう。その原因は1にも2にもピッチャー陣の不甲斐なさに尽きるだろう。先発投手5人の年俸だけで軽く60億円を超える豪華投手陣が、開幕から機能せず、その中の3人、ライト、ブラウン、パヴァーノは、DL(故障者リスト)入りしてしまうし、その穴埋めとして抜擢された台湾人投手ワン・チェン・ミンがしばらく投手陣の屋台骨を支えたが、彼もまたDL入りしてしまった。ジョンソンとムシーナの2人はずっとローテーションを守ってきたが、それでも彼らの実績からすればまだまだ物足りない。さらには、目を覆いたくなるようなリリーフ陣が、火に油を注いだ。まるで打たれるためだけに登板するかのようなリリーフ陣のうち、3人がもう解雇されてしまったが、成績を見れば仕方ないことだろう。確かにここまで打ちこまれるにはちゃんとした理由があるのだろうけど、キャッチャー・ポサだのリードにも首を傾げたくなることが多々あった。ピンチになると外角一辺倒のリードには、『誰でも打てるぞ』、と何度叫んだことか。
 ヤンキーズがこのままずっと首位を守り続け、ポストシーズンを勝ち抜き、ワールドチャンピオンになるためには、どうしてもこのピッチャー陣を再建しなければならない。折りしも、野茂と高津がそれぞれのチームから放出されてしまった。日本のメディアはすぐにヤンキーズと関連付けて報道したがるが、実際にこれらの選手が入団する可能性は低いだろう。ファンとしては、誰でもいいからとにかくピシッとした投球ができるピッチャーを後何人か探してきて欲しい。本当に切実な願いだ。
 勿論、松井がこれからもガンガン打ち続け、少々点を取られても、跳ね返すだけの力を持ち続けてくれれば、何も心配はないのだけれど。
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