毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
見る前に跳べ!
今日、私には珍しく、お昼のワイドショーを見ていたら、イノシシの子供(ウリ坊と呼ばれていた)が、市街を流れる川の中に取り残され、仕方なく何日もそこで寝起きしているという話題をレポートしていた。神戸市東灘区のできごとで、一家で川を下流から上ってきたらしいが、80cmほどある段差のところで、ウリ坊だけが上れず、親たちに見捨てられてしまったらしい。それだけなら、「ウリ坊救出作戦」ぐらいのよくある番組で終わったかもしれないが、東灘区というのが、イノシシの害に悩まされている地域で、イノシシにエサを与えるのを禁じる条例が敷かれているところであり、しかも、鳥獣保護条例により、イノシシの捕獲が禁止されているのだそうだ。したがって、ウリ坊にエサを与えて生きながらえさせることもできず、かといって、捕獲して山に戻すこともできないというジレンマに、動向を見守る住民達は悩まされているという。
近年、イノシシに限らず、色々な野生動物たちが食べ物を求めて、人家近くまでやって来るようになった。東灘区では、餌付けをする住民がいたため、イノシシたちがどんどん街中まで下りて来て、群れをなして暗闇を動き回る様子が映像で流されていたが、道であんな集団に出くわしたら、誰だって驚くだろう。猪突猛進と形容されるくらいだから、イノシシにぶつかって来られたら、さぞかし危険だろう。これを見ただけで、地域住民の悩みは相当なものだと理解できるが、さらには、所構わず撒き散らすフンの悪臭、農作物を荒らすなど、イノシシの脅威は相当なものらしい。最近になって、私の父が耕している畑にもイノシシが出没するようになって、大きくなり始めたサツマイモを食べ散らかして行ったと父が嘆くのを聞いたばかりだ。毎年秋になると、塾生を連れてサツマイモ掘りに行くのを恒例の行事としているため、畑の管理者たる父は、被害に神経を尖らせ、畑の周りをイノシシが入って来れないように柵で囲ったと言っていた。父によれば、日本の至る所でこうしたイノシシとの戦いが繰り広げられているそうで、野生動物と人間との知恵比べはなかなか決着が付かないようだ。
どうしてこんな事態になったかをくどくど考えるまでもなく、人間が野生動物の住みかを減らしてしまったのが、全ての原因なんだろう。開発により奥地へと追いやられた動物達が、食べ物を食べ尽くして、人家近くまで食べ物を求めて下りて来る。それをまた追い返そうとしたところで、動物達がおいそれと言うことを聞くはずがない。戻ったところで食べるものがないのだから。どれだけ嫌われ、どれだけ疎まれようとも、生きていくためには人間に寄生するしかない。悲しいけれど、現状では、野生動物がいつの間にか半野生動物になってしまっている。
ウリ坊をどうするか、このまま見捨てておくべきか、それとも、山に連れ帰るべきか、住民の間で大きな問題となっている。前者の考えをする人たちは、自然は自然のままにしておけ、という理屈を使う。しかし、イノシシはもう、自然の生き物ではなくなっているのに、こういう時だけ、自然を持ち出すのは、人間のエゴだと反対者は言う。一方、山に連れ帰って放したところで、食べ物を求めてまた下りて来るに決まっているし、そのうち大きくなってしまえば、手に負えなくなって人間に害を及ぼすと、この考えに反対する者は言う。聞いていればどちらにも一理ある。一理あるからこそ、どうしようもなくなって、身動きが取れなくなる。
これは何も行政レベルの話だけではない。私たち自身にしても、選ぶべき2つのうちで、どちらにも棄てがたい魅力があるような場合はよくある。そんなときはどうしたらいいのだろう。よく考えたら分かるのだろうか。いやいや、そんな堂々巡りなどしても時間の無駄だ。
そんなときは、見る前に跳べ! "Look before you leap." じゃなくて、"Leap before you look." だ。
で、ウリ坊はどうするかって?とりあえず、助けてやれ。後はそれからだ。
近年、イノシシに限らず、色々な野生動物たちが食べ物を求めて、人家近くまでやって来るようになった。東灘区では、餌付けをする住民がいたため、イノシシたちがどんどん街中まで下りて来て、群れをなして暗闇を動き回る様子が映像で流されていたが、道であんな集団に出くわしたら、誰だって驚くだろう。猪突猛進と形容されるくらいだから、イノシシにぶつかって来られたら、さぞかし危険だろう。これを見ただけで、地域住民の悩みは相当なものだと理解できるが、さらには、所構わず撒き散らすフンの悪臭、農作物を荒らすなど、イノシシの脅威は相当なものらしい。最近になって、私の父が耕している畑にもイノシシが出没するようになって、大きくなり始めたサツマイモを食べ散らかして行ったと父が嘆くのを聞いたばかりだ。毎年秋になると、塾生を連れてサツマイモ掘りに行くのを恒例の行事としているため、畑の管理者たる父は、被害に神経を尖らせ、畑の周りをイノシシが入って来れないように柵で囲ったと言っていた。父によれば、日本の至る所でこうしたイノシシとの戦いが繰り広げられているそうで、野生動物と人間との知恵比べはなかなか決着が付かないようだ。
どうしてこんな事態になったかをくどくど考えるまでもなく、人間が野生動物の住みかを減らしてしまったのが、全ての原因なんだろう。開発により奥地へと追いやられた動物達が、食べ物を食べ尽くして、人家近くまで食べ物を求めて下りて来る。それをまた追い返そうとしたところで、動物達がおいそれと言うことを聞くはずがない。戻ったところで食べるものがないのだから。どれだけ嫌われ、どれだけ疎まれようとも、生きていくためには人間に寄生するしかない。悲しいけれど、現状では、野生動物がいつの間にか半野生動物になってしまっている。
ウリ坊をどうするか、このまま見捨てておくべきか、それとも、山に連れ帰るべきか、住民の間で大きな問題となっている。前者の考えをする人たちは、自然は自然のままにしておけ、という理屈を使う。しかし、イノシシはもう、自然の生き物ではなくなっているのに、こういう時だけ、自然を持ち出すのは、人間のエゴだと反対者は言う。一方、山に連れ帰って放したところで、食べ物を求めてまた下りて来るに決まっているし、そのうち大きくなってしまえば、手に負えなくなって人間に害を及ぼすと、この考えに反対する者は言う。聞いていればどちらにも一理ある。一理あるからこそ、どうしようもなくなって、身動きが取れなくなる。
これは何も行政レベルの話だけではない。私たち自身にしても、選ぶべき2つのうちで、どちらにも棄てがたい魅力があるような場合はよくある。そんなときはどうしたらいいのだろう。よく考えたら分かるのだろうか。いやいや、そんな堂々巡りなどしても時間の無駄だ。
そんなときは、見る前に跳べ! "Look before you leap." じゃなくて、"Leap before you look." だ。
で、ウリ坊はどうするかって?とりあえず、助けてやれ。後はそれからだ。
コメント ( 13 ) | Trackback ( 0 )
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ウリ坊は助けなきゃいけませんよね。
星ちゃんを応援したい!という気持ちがある人
《入会方法》
住所・氏名・年齢・性別・趣味・特技・毛の本数を明記の上、
東京星ちゃん郵便局私書箱7号宛てに送れっす・・・。
入会者には、☆マークを差し上げるっす・・・。
今日はヤンクス苦戦みたいムース初め出てきたP皆「大にやけ」心配です。
なぞなぞ、何時しますか?星さんの予定知らせて優先で決めますから
(^^♪
おいら、金曜は終日、公園っすから、
土曜なら大丈夫だと思うっす・・・。
お時間はお任せするっす・・・。
あ、ゴジ、ヒット!!
いっぱい集めましょう!!
ぅぅ!
ひどいっす・・・。
此れは塾長に譲りたいと思います。
私は会計係にして欲しいっす。
土曜日考えて見ます、葵さんがそろそろ「なぞなぞ」したいみたいです、今度の難度は高くて良いかな?
自信満々星ちゃん
でも、なかなか弱音は吐かないだろうな、ドングリさん・・・
おいら・・・よけい傷ついちゃうっす・・・。
ぅぅ。
チライっす・・・。
みんな、チライっす・・・。
自業自得なんてちっとも思ってない星ちゃん
パゲのブログで見て・・・
泣いちゃったっす・・・。