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王将リーグ(4)

 藤井聡太二冠が、王将リーグで佐藤天彦九段に118手で勝ち、リーグ初勝利を飾った。これで1勝3敗となり、リーグ残留に望みをつないだ。まあ、全勝で突破し、渡辺王将から王将を奪取し、三冠と九段昇段を勝ち取るという私の望みとは雲泥の差がある現状だが、事ここに至っては残留することが喫緊の課題であるから、この勝利は心から嬉しい。

 しかし、現在のリーグの状況はどうなっているんだろう。3敗と同時にリーグのことなど頭からぶっ飛んでしまったので、ちゃんと把握していなかった。それでは余りに無責任だろうから、今日の時点での勝敗表を載せておく。



 これによると、3連勝の豊島二冠、羽生九段、永瀬王座の3人に挑戦者争いは絞られた。まだ三者は直接対決はしていないが、今の勢いで行けば直接対決以外の一局で星を落とすことは考えにくいから、彼らのリーグ残留はほぼ間違いないだろう。すると、あと一枠を残りの四人で争うことになるだろうが、佐藤九段は今日の敗戦で陥落が決定した。藤井二冠との対戦が残っている木村九段は3連敗、広瀬八段は1勝2敗、つまり藤井二冠が彼らに連勝すれば、木村九段は圏外に落ち、広瀬八段も3敗以上となる。しかし、広瀬八段が残り2戦に連勝して3勝3敗となって藤井二冠と同じ勝ち星となった場合、番付が上の広瀬八巻が残留ということになってしまうので、彼には藤井二冠以外にもう一敗してもらわなければならない。(永瀬戦が残っているので軍曹に期待しよう!!)
 なかなか難しい条件だが、何はともあれ、藤井二冠が連勝すれば道は開けそうな気がするから、なんとかクリアしてもらいたい。今日で王将リーグでの連敗を止めることができたから、心機一転頑張ってもらいたい。

 頑張れ、藤井二冠!!

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