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ふところ鏡(2)

 10日前にサントリー「伊右衛門」のペットボトルにおまけとして付いてきた「ふところ鏡」12種類を集めて、その写真を載せてみた。日本の12ヶ月それぞれに特徴的な風物を裏面に描いた手鏡で、単なるおまけと呼ぶのは勿体ないような気がするほどのものだった。だが、おまけとして付いていたのは手鏡だけではなく、それを入れる袋も同封されていた。長さ6cmほどの手鏡がすっぽり入るくらいの小さな巾着状の袋だが、その表面にも鏡に描かれた絵と同じ題材のものが描かれている。1枚1枚見ていくと、これはこれでなかなかの趣があり、日を別にしてこのブログに写真を載せたいと思った。すぐに載せればよかったものの、あれこれ書き残しておきたいものもいくつかあって、先送りになってしまい、やっと今日思いが叶うことになった。私としてはこれも立派なコレクションだと思っている。

  
 
    1月「あけぼの」          2月「雪兎」                3月「つくし」
 
  

    4月「山桜」            5月「杜若」                6月「蛍」

  

    7月「七夕」            8月「花火」                9月「月見」

  

    10月「渡り鳥」          11月「散紅葉」              12月「千鳥」 

 もちろんおまけであるから布地は化学繊維でできていて、硬めでざらついている。これが柔らかな絹糸で織られたものだったなら肌触りもよく、光沢もあってまた一段と見事なものになったことであろう。なに贅沢言ってるんだ、と叱られる気もするが、絵柄が日本の四季折々を巧みに表しているだけに、ついついを贅沢を言いたくなってしまう。
 しかし、コンビニで買えば150円、スーパーで買えば98円の500mℓのペットボトルにこんなに何度もおまけを付けて果たして採算が取れるのだろうか。もともと原価が驚くほど低いのかもしれないが、ひょっとしたら粗悪な茶葉使っているのでは・・などと、またぞろ喧しくなってきた食品の偽装表示問題を連日見聞きしている身としては、ちょっと疑りたくもなる。さすがにそんなことはないだろうが・・。

 実は、別のおまけシリーズが2種類集めてある。またそれは次の機会ということにしておくが、こんなに次から次へとよく考え付くものだなあ、と感心している今日この頃である。
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