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とうがん汁

 とうがん汁を作った。
 息子がとうがん汁を作りたいから、祖父が作ったとうがんを送れと言ってきたそうで、どうしてそんなものが息子にできるのか、不思議に思った。妻が作り方を教えたそうだが、息子にできるなら私にだってできるだろうと、何だか対抗心が芽生えてしまった。息子に張り合っても仕方ないが、物は試しと生まれて初めて作ってみた。
 
 

 材料は、とうがん・鶏肉・干ししいたけ・蒲鉾、それと夏の疲れがなかなか抜けずに少々元気がない体に力を与えようと思ってにんにくを加えた。
 もちろん私独りでできるわけがないので、ポイントは妻に教えてもらいながら、作り始めた。

  

 とうがんの皮は厚めに剥くようにと言われたので、包丁でザクザク切った。種などはきれいにとってから、口に入れやすい大きさに切った。これを鍋に張った水の中に入れて火をつけた。

 

 すぐににんにくの皮を剥いたのだが、これがなかなか大変だった。にんにくの臭いが得意ではない私にとって、皮を剥くとぷ~んと漂ってくるにんにくの臭いはかなりきつかった。それでもスタミナ回復には効果があるはずだと心を奮い立たせた。

  

 次に水に入れて戻してあった干ししいたけを切り、蒲鉾も切って鍋の中に入れた。蒲鉾が赤色だったら色取りとしてきれいだったのに、と残念に思った。


 大分煮立ってきた頃に鶏肉を切った。私は鶏肉など見るのもいやだし、触りたくもないものだが、「これを入れなきゃおいしくないから」、と妻に言われたので、仕方なく切って鍋に放り込んだが、やっぱり気持ち悪かった・・。

  

 「ぐつぐつ煮えてくると、あくが出て来るから取るように」と言われたので、せっせと取っていたら、なかなかおいしそうに見える。少々にんにくの臭いがきつかったが、まあ、我慢しよう。あとは粉末のだしを2袋、それと塩・胡椒を適当に入れて味を調えたら、完成!!
 

 自分で言うのもなんだが、おいしかった。(冷えても同じくらいおいしかった)薬味のしょうがをすって入れると一段とおいしくなる。
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