今日は、メコン川中継地パークベンから国境の町フアイサーイへスローボートで行き、国境を越えタイ国に入る。国境の町チェンコーンかチェンマイで泊まる。
まだ薄明るい時に散歩に出た、GH前の急な道を上って行く時少数民族とすれちがった、数軒のGHを過ぎると市場があり、道脇に採りたての野菜を紙に載せ地べたに並べていた。カメラを忘れて写真が撮れなくて残念だった。
GH地下にレストランがあり、メコン川の眺めが良い。お粥を食べながらメコン川を見ていた。
フアイサーイ行きスローボートの改札が8時に始まるのでGHをチェックアウトした。
チケット売場が見当たらないのでチケット無しで乗場に向った。
船着場を見下ろすとスローボートが多数停泊しいるので、フアイサーイ行きのスローボートがどれか現地の人に聞いた。そのスローボートに向って階段を下り、乗込む前に再度フアイサーイ行きボートか確認して乗込んだ。
検札が回って来てチケットを購入した。85000kip(¥995)
なかなか出発しない、やっと9時30分にフアイサーイへ向け出発した。
しかし、フアイサーイでなくルアンプラバーンに向った。
私は、あわてた。運転手に向って引き返す様に言ったら、周りからブーインが起こった。
ボートに乗込む時フアイサーイ行きか確認した相手が運転手であったので、私が「あなたが、フアイサーイ行きと言った」と言うと、運転手は「英語が分からない」と言いやがった。フアイサーイとルアンプラバーンを間違えるか?
川幅は狭いので戻れないと言っている。それでも荷物を持って運転手の後方に立ち続けた。
女性スタッフが運賃85000kipを返しに来た、金額を確認したら10000kip不足、抜け目のないスタッフの前で声を出して札を数え、不足分を取戻した。
岸の砂地にボートが着いた、私が降りかけると多くの乗客に「Good luck」と言われた。運転手が泊められているボートを指差してボートでパークベンまで行けと言っている。
周りにひと気が無い、土手上に民家が見えるので荷物を置き、民家に向った。
奥さんと子供、おばちゃんが迎えてくれ、私がスローボートから降りるところを見ていたらしい。
私は「フアイサーイ、パークベン」とだけ言った。歩いてパークベンまで行けと言っている。パークベンが遠くに見えているので確かに歩けない距離ではない。たぶん2~3kmほどだろう。
しかし、「ボート」を出してくれと言った。話が通じているのか? ・・・・? ・・・・?
おばちゃんが村の奥に消え、青年が、起き抜けの顔で現れた。起こして悪いな!と言いたかったがラオス語が話せない。
青年の後に付き川岸に行った、彼は川岸に停泊している大型船に向って何か言っていた。そこに小さな舟が来た。手漕ぎ舟にスクリューが付いている様な舟で、後から舵取り男性、赤ん坊を抱いた女性、次に男性が乗っていた。
その小さな舟に乗せてもらう事になった。女性の前に乗込んだ私は座る向きを変え様としたが、舟は不安定で転覆しそうであった。
舟に座るとこれ以上ないと思われるぐらいメコン川水面に近付いた。
舟は流れをさかのぼってパークベンに向った。途中、流れの少し急なところで舟は止まりそうになり、辛うじて前進した。大型ボートが通ったら航跡の波で舟が転覆しそうで、通らない事を祈った。
舟はパークベンの船着場の少し手前に無事に着いた。お礼に30000kip渡した。
土手を上り切ると民家があった。メコン川からは森しか見えなかったが、家が続いている。
5分ほど歩いてパークベンのチケット売場に着いた。朝チケット売場が分からずチケット無しで乗船したのが間違いのもとであったが、西洋人2人と大勢の現地人がたむろし、ソンテウが泊まっている板張りの粗末な小屋がチケット売場であった。
11時で本日予定が振り出しに戻った。
西洋人2人はチケット売場でスピードボートの事を尋ねていた。「フアイサーイまで運賃はUS$17で6人集まれば出発する。」と横で私も聞いた。
西洋人2人はカナダ人で熟年夫婦?女性の方は40代で若く夫婦と言うよりも恋人同士という感じである。
まだ、私を入れて3人であったが、12時ごろに現地人の3人連れが来て最低人数が集まったので、今日中にフアイサーイに行ける事になった。
スピードボート乗場に行く様に言われ、急な土手を下って行った。そこは食堂も兼ねていた。
静かな山間に爆音が響いてきた、ルアンプラバーンからのスピードボートであった。フアイサーイまで行く途中で昼食兼休憩でこの食堂を利用している。スピードボートは次々と到着し6台ほどになった。
スピードボートは、トヨタの16バルブのエンジンを搭載し8人乗りである。
ライフジャケットが配られ取付けて待ったが、いっこうに出発しない、「5分待て燃料を入れて来る。」と言って運転手は出て行った。
13時に出発した。乗客は2人増えて8人になっていた。
爆音を響かせ、浅瀬も気にせず突っ込んで行く、波上ではボートの底から突き上げる衝撃が伝わる。
浅瀬の波、流れによる波&風による波、鏡の様な水面とメコン川の水面は次々と変化していく、スピードボートは時速約60~70kmで突っ走っている。
曲がる時、減速するが競艇ボートの様に横滑りしながら曲がって行く。恐ろしい!
途中、砂地にボートが着いた。何が起こったのか? 運転手はスクリューを取替え始めた。スクリューが割れていた。その他にもエンジンが止まり、ボートが流された事が2度あった。大丈夫か!
途中で男性2人が降りた。まわりに何も無い所で山仕事にでも行く感じであった。
私の前に座っていた2人がいなくなるとボートの水しぶきが腕にかかった。ボートの水しぶきは、波のある水面では後方向にしぶきが飛ぶが、鏡面の水面では、真横に飛ぶ。真横に飛ぶしぶきは見ていて綺麗であった。
検問所の様な所で休憩した。運転手は書類を提出していた。
谷筋を流れていたメコン川は、まわりの山が低くなり先が開けて来ると川幅も広くなった。
フアイサーイのスピードボート船着場へ15時45分頃に着いた。パークベンから2時間45分かかった事になる。
トゥクトゥクで最後の料金交渉をした。10000kipと言われたがカナダ人夫婦が2人で10000kipと言うとOKとなった、「私も」と言って5000kip(¥60)になった。交渉は1人より数人でするのが良い。
トゥクトゥクで10分ほどで着き、坂道をメコン川に下って行った。左側にイミグレーションがあり、出国手続きを済ませた。
両替所が閉まっていたので、向かいの食堂で残ったラオスキープをタイバーツに両替をお願いすると両替してくれた。それも銀行レートで有難う。
川岸に止まっている渡す船に乗り、料金を払うとお釣りをラオスキープ5000kipで帰って来た。kipを記念に持ち帰る事にした。
渡し舟でチェンコーンに着いた。メコン川岸に車が入れる様に土手に斜スロープを切りっている。それを上がって行くと右手にイミグレーションがあり、入国手続きを取った。
手続きが終わったのが14時50分で、最終のチェンラーイ行きバスは17時との事で慌ててカナダ人夫婦とトゥクトゥクでバスターミナルに向った。
そこはバス停で横にコンビニがあった。アイスクリームを買い食べているとカナダ人夫婦は大瓶ビールを買って来て無事ラオス旅行が終了した事を祝ってカンパイしている様だった。チェンラーイ行きバスは3等バスでB90(¥275)であった。道路は良いしタイ国は先進国である事を痛感した。
19時45分チェンラーイのバスターミナルに着いた。昨年泊まったゲストハウスGHに行きチェックインした。パークベンのGHを出て12時間の長い長い移動であった。
ビールが飲みたくて、急いでシャワーを浴びて食事に出た。ナイトバザールのレストランでトムヤムクンとシンハービアーを取った。トムヤムクンのプリプリのエビが最後の一匹だけグニャーとしたので吐き出した。
ナイトバザールをぶらぶら歩きしてGHに戻った。
まだ薄明るい時に散歩に出た、GH前の急な道を上って行く時少数民族とすれちがった、数軒のGHを過ぎると市場があり、道脇に採りたての野菜を紙に載せ地べたに並べていた。カメラを忘れて写真が撮れなくて残念だった。
GH地下にレストランがあり、メコン川の眺めが良い。お粥を食べながらメコン川を見ていた。
フアイサーイ行きスローボートの改札が8時に始まるのでGHをチェックアウトした。
チケット売場が見当たらないのでチケット無しで乗場に向った。
船着場を見下ろすとスローボートが多数停泊しいるので、フアイサーイ行きのスローボートがどれか現地の人に聞いた。そのスローボートに向って階段を下り、乗込む前に再度フアイサーイ行きボートか確認して乗込んだ。
検札が回って来てチケットを購入した。85000kip(¥995)
なかなか出発しない、やっと9時30分にフアイサーイへ向け出発した。
しかし、フアイサーイでなくルアンプラバーンに向った。
私は、あわてた。運転手に向って引き返す様に言ったら、周りからブーインが起こった。
ボートに乗込む時フアイサーイ行きか確認した相手が運転手であったので、私が「あなたが、フアイサーイ行きと言った」と言うと、運転手は「英語が分からない」と言いやがった。フアイサーイとルアンプラバーンを間違えるか?
川幅は狭いので戻れないと言っている。それでも荷物を持って運転手の後方に立ち続けた。
女性スタッフが運賃85000kipを返しに来た、金額を確認したら10000kip不足、抜け目のないスタッフの前で声を出して札を数え、不足分を取戻した。
岸の砂地にボートが着いた、私が降りかけると多くの乗客に「Good luck」と言われた。運転手が泊められているボートを指差してボートでパークベンまで行けと言っている。
周りにひと気が無い、土手上に民家が見えるので荷物を置き、民家に向った。
奥さんと子供、おばちゃんが迎えてくれ、私がスローボートから降りるところを見ていたらしい。
私は「フアイサーイ、パークベン」とだけ言った。歩いてパークベンまで行けと言っている。パークベンが遠くに見えているので確かに歩けない距離ではない。たぶん2~3kmほどだろう。
しかし、「ボート」を出してくれと言った。話が通じているのか? ・・・・? ・・・・?
おばちゃんが村の奥に消え、青年が、起き抜けの顔で現れた。起こして悪いな!と言いたかったがラオス語が話せない。
青年の後に付き川岸に行った、彼は川岸に停泊している大型船に向って何か言っていた。そこに小さな舟が来た。手漕ぎ舟にスクリューが付いている様な舟で、後から舵取り男性、赤ん坊を抱いた女性、次に男性が乗っていた。
その小さな舟に乗せてもらう事になった。女性の前に乗込んだ私は座る向きを変え様としたが、舟は不安定で転覆しそうであった。
舟に座るとこれ以上ないと思われるぐらいメコン川水面に近付いた。
舟は流れをさかのぼってパークベンに向った。途中、流れの少し急なところで舟は止まりそうになり、辛うじて前進した。大型ボートが通ったら航跡の波で舟が転覆しそうで、通らない事を祈った。
舟はパークベンの船着場の少し手前に無事に着いた。お礼に30000kip渡した。
土手を上り切ると民家があった。メコン川からは森しか見えなかったが、家が続いている。
5分ほど歩いてパークベンのチケット売場に着いた。朝チケット売場が分からずチケット無しで乗船したのが間違いのもとであったが、西洋人2人と大勢の現地人がたむろし、ソンテウが泊まっている板張りの粗末な小屋がチケット売場であった。
11時で本日予定が振り出しに戻った。
西洋人2人はチケット売場でスピードボートの事を尋ねていた。「フアイサーイまで運賃はUS$17で6人集まれば出発する。」と横で私も聞いた。
西洋人2人はカナダ人で熟年夫婦?女性の方は40代で若く夫婦と言うよりも恋人同士という感じである。
まだ、私を入れて3人であったが、12時ごろに現地人の3人連れが来て最低人数が集まったので、今日中にフアイサーイに行ける事になった。
スピードボート乗場に行く様に言われ、急な土手を下って行った。そこは食堂も兼ねていた。
静かな山間に爆音が響いてきた、ルアンプラバーンからのスピードボートであった。フアイサーイまで行く途中で昼食兼休憩でこの食堂を利用している。スピードボートは次々と到着し6台ほどになった。
スピードボートは、トヨタの16バルブのエンジンを搭載し8人乗りである。
ライフジャケットが配られ取付けて待ったが、いっこうに出発しない、「5分待て燃料を入れて来る。」と言って運転手は出て行った。
13時に出発した。乗客は2人増えて8人になっていた。
爆音を響かせ、浅瀬も気にせず突っ込んで行く、波上ではボートの底から突き上げる衝撃が伝わる。
浅瀬の波、流れによる波&風による波、鏡の様な水面とメコン川の水面は次々と変化していく、スピードボートは時速約60~70kmで突っ走っている。
曲がる時、減速するが競艇ボートの様に横滑りしながら曲がって行く。恐ろしい!
途中、砂地にボートが着いた。何が起こったのか? 運転手はスクリューを取替え始めた。スクリューが割れていた。その他にもエンジンが止まり、ボートが流された事が2度あった。大丈夫か!
途中で男性2人が降りた。まわりに何も無い所で山仕事にでも行く感じであった。
私の前に座っていた2人がいなくなるとボートの水しぶきが腕にかかった。ボートの水しぶきは、波のある水面では後方向にしぶきが飛ぶが、鏡面の水面では、真横に飛ぶ。真横に飛ぶしぶきは見ていて綺麗であった。
検問所の様な所で休憩した。運転手は書類を提出していた。
谷筋を流れていたメコン川は、まわりの山が低くなり先が開けて来ると川幅も広くなった。
フアイサーイのスピードボート船着場へ15時45分頃に着いた。パークベンから2時間45分かかった事になる。
トゥクトゥクで最後の料金交渉をした。10000kipと言われたがカナダ人夫婦が2人で10000kipと言うとOKとなった、「私も」と言って5000kip(¥60)になった。交渉は1人より数人でするのが良い。
トゥクトゥクで10分ほどで着き、坂道をメコン川に下って行った。左側にイミグレーションがあり、出国手続きを済ませた。
両替所が閉まっていたので、向かいの食堂で残ったラオスキープをタイバーツに両替をお願いすると両替してくれた。それも銀行レートで有難う。
川岸に止まっている渡す船に乗り、料金を払うとお釣りをラオスキープ5000kipで帰って来た。kipを記念に持ち帰る事にした。
渡し舟でチェンコーンに着いた。メコン川岸に車が入れる様に土手に斜スロープを切りっている。それを上がって行くと右手にイミグレーションがあり、入国手続きを取った。
手続きが終わったのが14時50分で、最終のチェンラーイ行きバスは17時との事で慌ててカナダ人夫婦とトゥクトゥクでバスターミナルに向った。
そこはバス停で横にコンビニがあった。アイスクリームを買い食べているとカナダ人夫婦は大瓶ビールを買って来て無事ラオス旅行が終了した事を祝ってカンパイしている様だった。チェンラーイ行きバスは3等バスでB90(¥275)であった。道路は良いしタイ国は先進国である事を痛感した。
19時45分チェンラーイのバスターミナルに着いた。昨年泊まったゲストハウスGHに行きチェックインした。パークベンのGHを出て12時間の長い長い移動であった。
ビールが飲みたくて、急いでシャワーを浴びて食事に出た。ナイトバザールのレストランでトムヤムクンとシンハービアーを取った。トムヤムクンのプリプリのエビが最後の一匹だけグニャーとしたので吐き出した。
ナイトバザールをぶらぶら歩きしてGHに戻った。