先日、NHK BSプレミアムで「ザ・プレミアム“鶴田真由のミャンマーふしぎ体感紀行”」を放送していた。
その数日前に、この番組予告をしていて、ボウボウヂー・パヤー(Bawbawgyi Paya)が映し出され、「2014年6月、ピュー遺跡群がミャンマーで初めて世界遺産に登録された。」と伝えていた。
ボウボウヂー・パヤー(Bawbawgyi Paya)
ボウボウヂー・パヤーを番組で見て、行ったことがある!! 思い出すのに少しかかったが、ミャンマーのピィにある仏塔だ。
2011年2月にミャンマーを2週間、旅行した。
バガンとヤンゴンの中間にピィという街がある。エーヤワディー川に面した、のどかな街だ。
旅行の後半でヤンゴンへ戻る途中にピィに寄った。
ミャンマー三大仏塔の1つでシュエサンドー・パヤーがあり、郊外にタイエーキッタヤーThayekhittaya(シュリー・クシェトラSri Ksetra)があった。
タイエーキッタヤーには、ボウボウヂー・パヤーがあり、古代王国の遺跡で砲弾状の仏塔以外、たいした物が残っていなかった。
だから、ピュー遺跡群がミャンマーで初めて世界遺産に登録され、タイエーキッタヤーが含まれると聞いて、驚いた。
世界三大仏教遺跡の1つのバガンがもっとも早く世界遺産に登録されるだろうと思っていたからだ。
ピュー遺跡群(Pyu Ancient Cities)
ミャンマーを南北に流れるエーヤワディー川(イラワジ川)の流域に点在するピュー遺跡群
今回『ピュー遺跡群』に指定されたのは、「ハリン(Halin)」「ベイタノー(Beikthano)」「シュリー・クシェトラ(Sri Ksetra)」
の3カ所。
・シュリー・クシェトラSri Ksetra(タイエーキッタヤーThayekhittaya)
ヤンゴンの北西約300km程にあるピィ郊外でヤンゴン〜バガンのほぼ中間に位置。
ピュー人達の王都があった場所。
アクセスはヤンゴンから車で約5時間。
・ベイタノー(Beikthano)
ピィ(Sri Ksetra)からさらに北上。マグウェイの近く。
ピィとバガンの中間あたりに位置。
・ハリン(Halin)
マンダレーの北シュエボーの近く。
周辺に何も無い田舎らしい。
参考:
過去の私のブログ・ミャンマー旅行タイエーキッタヤー旅行記
私のホームページ・団塊のパックパッカータイエーキッタヤー写真集
ミャンマーでバガンが一番よかった。
何故、バガン遺跡が世界遺産にならなかったのか?????
「1997年の世界遺産委員会で世界遺産登録が審議されたが、残念ながら登録は延期されてしまった。しかし、世界遺産委員会はこの遺跡の普遍的価値を認め、ミャンマー政府にバガンの保護体制を改善して早急に再推薦するように要求した。」そうです。
1997年から17年経っても、未だ登録されていない。
原型を無視した修復が大きな問題だそうです。
3,000以上も点在している仏塔は、今なお信仰の対象である。それを、仏像の周りには本来あるはずのない電飾が輝いていたり、床に現代的なタイルが敷かれていたりで原型を無視していると言われているそうです。
世界各地の世界遺産には、○×△の古い街並みとか○×△の歴史的街並み等と建物内は今なお人々が住んでいる。現代風に内装を改装しているが、それでも原型を無視しているとは言わずに世界遺産に登録されて例が多数ある。
また、バガン地区にゴルフ場を造ったり、高さが61メートルほどもある展望台を建てたりと無計画な周辺開発が問題だそうです。
4年前には、ゴルフ場も展望台もあったが、私は見えなかった。
ミャンマー政府は1997年以降、再推薦をしたのだろうか?
多分、そんな無理な事、言うなよ!と世界遺産委員会の勧告を無視している様に思う。
バガン
ミャンマーは2011年に軍政が終わり、民政移管を果たした。
外資も観光客も増え、バガンを世界遺産に登録せずともバガンには観光客が押し寄せるだろう、すでに押し寄せているだろう。
それよりもピュー遺跡群はほとんど何も残っていないので原型を留め再開発もされていない、世界遺産委員会の審査基準に合格し易いし、ミャンマーには1件も世界遺産がないので、世界遺産委員会も登録したがっていたのだろう。
ミャンマーにとっては、観光ルートから外れたピュー遺跡群を登録し、何も無い田舎に観光客を誘致したのだろう。
うがった見方かも知れないがミャンマーの一本勝ちである。
その数日前に、この番組予告をしていて、ボウボウヂー・パヤー(Bawbawgyi Paya)が映し出され、「2014年6月、ピュー遺跡群がミャンマーで初めて世界遺産に登録された。」と伝えていた。
ボウボウヂー・パヤー(Bawbawgyi Paya)
ボウボウヂー・パヤーを番組で見て、行ったことがある!! 思い出すのに少しかかったが、ミャンマーのピィにある仏塔だ。
2011年2月にミャンマーを2週間、旅行した。
バガンとヤンゴンの中間にピィという街がある。エーヤワディー川に面した、のどかな街だ。
旅行の後半でヤンゴンへ戻る途中にピィに寄った。
ミャンマー三大仏塔の1つでシュエサンドー・パヤーがあり、郊外にタイエーキッタヤーThayekhittaya(シュリー・クシェトラSri Ksetra)があった。
タイエーキッタヤーには、ボウボウヂー・パヤーがあり、古代王国の遺跡で砲弾状の仏塔以外、たいした物が残っていなかった。
だから、ピュー遺跡群がミャンマーで初めて世界遺産に登録され、タイエーキッタヤーが含まれると聞いて、驚いた。
世界三大仏教遺跡の1つのバガンがもっとも早く世界遺産に登録されるだろうと思っていたからだ。
ピュー遺跡群(Pyu Ancient Cities)
ミャンマーを南北に流れるエーヤワディー川(イラワジ川)の流域に点在するピュー遺跡群
今回『ピュー遺跡群』に指定されたのは、「ハリン(Halin)」「ベイタノー(Beikthano)」「シュリー・クシェトラ(Sri Ksetra)」
の3カ所。
・シュリー・クシェトラSri Ksetra(タイエーキッタヤーThayekhittaya)
ヤンゴンの北西約300km程にあるピィ郊外でヤンゴン〜バガンのほぼ中間に位置。
ピュー人達の王都があった場所。
アクセスはヤンゴンから車で約5時間。
・ベイタノー(Beikthano)
ピィ(Sri Ksetra)からさらに北上。マグウェイの近く。
ピィとバガンの中間あたりに位置。
・ハリン(Halin)
マンダレーの北シュエボーの近く。
周辺に何も無い田舎らしい。
参考:
過去の私のブログ・ミャンマー旅行タイエーキッタヤー旅行記
私のホームページ・団塊のパックパッカータイエーキッタヤー写真集
ミャンマーでバガンが一番よかった。
何故、バガン遺跡が世界遺産にならなかったのか?????
「1997年の世界遺産委員会で世界遺産登録が審議されたが、残念ながら登録は延期されてしまった。しかし、世界遺産委員会はこの遺跡の普遍的価値を認め、ミャンマー政府にバガンの保護体制を改善して早急に再推薦するように要求した。」そうです。
1997年から17年経っても、未だ登録されていない。
原型を無視した修復が大きな問題だそうです。
3,000以上も点在している仏塔は、今なお信仰の対象である。それを、仏像の周りには本来あるはずのない電飾が輝いていたり、床に現代的なタイルが敷かれていたりで原型を無視していると言われているそうです。
世界各地の世界遺産には、○×△の古い街並みとか○×△の歴史的街並み等と建物内は今なお人々が住んでいる。現代風に内装を改装しているが、それでも原型を無視しているとは言わずに世界遺産に登録されて例が多数ある。
また、バガン地区にゴルフ場を造ったり、高さが61メートルほどもある展望台を建てたりと無計画な周辺開発が問題だそうです。
4年前には、ゴルフ場も展望台もあったが、私は見えなかった。
ミャンマー政府は1997年以降、再推薦をしたのだろうか?
多分、そんな無理な事、言うなよ!と世界遺産委員会の勧告を無視している様に思う。
バガン
ミャンマーは2011年に軍政が終わり、民政移管を果たした。
外資も観光客も増え、バガンを世界遺産に登録せずともバガンには観光客が押し寄せるだろう、すでに押し寄せているだろう。
それよりもピュー遺跡群はほとんど何も残っていないので原型を留め再開発もされていない、世界遺産委員会の審査基準に合格し易いし、ミャンマーには1件も世界遺産がないので、世界遺産委員会も登録したがっていたのだろう。
ミャンマーにとっては、観光ルートから外れたピュー遺跡群を登録し、何も無い田舎に観光客を誘致したのだろう。
うがった見方かも知れないがミャンマーの一本勝ちである。