いつか海外暮らし!

旅行が好きで若い頃は国内旅行、今は海外旅行、いつか海外で暮らしたい。

ミャンマー世界遺産

2014年12月10日 | Weblog
先日、NHK BSプレミアムで「ザ・プレミアム“鶴田真由のミャンマーふしぎ体感紀行”」を放送していた。
その数日前に、この番組予告をしていて、ボウボウヂー・パヤー(Bawbawgyi Paya)が映し出され、「2014年6月、ピュー遺跡群がミャンマーで初めて世界遺産に登録された。」と伝えていた。
 ボウボウヂー・パヤー(Bawbawgyi Paya)
 

ボウボウヂー・パヤーを番組で見て、行ったことがある!! 思い出すのに少しかかったが、ミャンマーのピィにある仏塔だ。
2011年2月にミャンマーを2週間、旅行した。
バガンとヤンゴンの中間にピィという街がある。エーヤワディー川に面した、のどかな街だ。
旅行の後半でヤンゴンへ戻る途中にピィに寄った。
ミャンマー三大仏塔の1つでシュエサンドー・パヤーがあり、郊外にタイエーキッタヤーThayekhittaya(シュリー・クシェトラSri Ksetra)があった。
タイエーキッタヤーには、ボウボウヂー・パヤーがあり、古代王国の遺跡で砲弾状の仏塔以外、たいした物が残っていなかった。
だから、ピュー遺跡群がミャンマーで初めて世界遺産に登録され、タイエーキッタヤーが含まれると聞いて、驚いた。
世界三大仏教遺跡の1つのバガンがもっとも早く世界遺産に登録されるだろうと思っていたからだ。

 ピュー遺跡群(Pyu Ancient Cities)
  ミャンマーを南北に流れるエーヤワディー川(イラワジ川)の流域に点在するピュー遺跡群
  今回『ピュー遺跡群』に指定されたのは、「ハリン(Halin)」「ベイタノー(Beikthano)」「シュリー・クシェトラ(Sri Ksetra)」
  の3カ所。
   ・シュリー・クシェトラSri Ksetra(タイエーキッタヤーThayekhittaya)
     ヤンゴンの北西約300km程にあるピィ郊外でヤンゴン〜バガンのほぼ中間に位置。
     ピュー人達の王都があった場所。
     アクセスはヤンゴンから車で約5時間。
   ・ベイタノー(Beikthano)
     ピィ(Sri Ksetra)からさらに北上。マグウェイの近く。
     ピィとバガンの中間あたりに位置。
   ・ハリン(Halin)
     マンダレーの北シュエボーの近く。
     周辺に何も無い田舎らしい。
参考:
 過去の私のブログ・ミャンマー旅行タイエーキッタヤー旅行記
 私のホームページ・団塊のパックパッカータイエーキッタヤー写真集


ミャンマーでバガンが一番よかった。
何故、バガン遺跡が世界遺産にならなかったのか?????
「1997年の世界遺産委員会で世界遺産登録が審議されたが、残念ながら登録は延期されてしまった。しかし、世界遺産委員会はこの遺跡の普遍的価値を認め、ミャンマー政府にバガンの保護体制を改善して早急に再推薦するように要求した。」そうです。
1997年から17年経っても、未だ登録されていない。

原型を無視した修復が大きな問題だそうです。
3,000以上も点在している仏塔は、今なお信仰の対象である。それを、仏像の周りには本来あるはずのない電飾が輝いていたり、床に現代的なタイルが敷かれていたりで原型を無視していると言われているそうです。
世界各地の世界遺産には、○×△の古い街並みとか○×△の歴史的街並み等と建物内は今なお人々が住んでいる。現代風に内装を改装しているが、それでも原型を無視しているとは言わずに世界遺産に登録されて例が多数ある。

また、バガン地区にゴルフ場を造ったり、高さが61メートルほどもある展望台を建てたりと無計画な周辺開発が問題だそうです。
4年前には、ゴルフ場も展望台もあったが、私は見えなかった。

ミャンマー政府は1997年以降、再推薦をしたのだろうか?
多分、そんな無理な事、言うなよ!と世界遺産委員会の勧告を無視している様に思う。
 バガン
  

ミャンマーは2011年に軍政が終わり、民政移管を果たした。
外資も観光客も増え、バガンを世界遺産に登録せずともバガンには観光客が押し寄せるだろう、すでに押し寄せているだろう。
それよりもピュー遺跡群はほとんど何も残っていないので原型を留め再開発もされていない、世界遺産委員会の審査基準に合格し易いし、ミャンマーには1件も世界遺産がないので、世界遺産委員会も登録したがっていたのだろう。
ミャンマーにとっては、観光ルートから外れたピュー遺跡群を登録し、何も無い田舎に観光客を誘致したのだろう。
うがった見方かも知れないがミャンマーの一本勝ちである。

バンコク 10日間滞在 10月6日 帰国

2014年12月06日 | バンコク 2014/09/26
5時起床。
今日は10時発エアアジアAK881でクアラルンプール経由で帰国する。
6時に起床して、7時にWhite Lodgeを出るつもりでいたが、1時間早く目覚めてしまった。

予定通り7時にWhite Lodgeを出て、ラマ1世通りの国立競技場側でタクシーを拾った。
7時ともなればタクシーも多く走っていたが、乗車拒否に遭い3台目でドンムアン空港へのタクシーが捕まった。
BTSパヤタイ駅前で渋滞、他でも少し渋滞して、北上する有料道路下の一般道路を走った。ここは空いている。
タイ・プレミアリーグのアーミー・スポーツ・スタジアムの横を通った。
建設途中で放棄された鉄道の高架橋梁が修復工事をしている。鉄道工事が再開されたのか???

40分ほどでドンムアン国際空港に着いた。
タクシー代THB200(¥668)、つり銭をチップとした。
出発情報モニターに、まだ私の乗る便が載っていなかった。どのチェックインカウンターか分からない。
スタッフにプリントアウトした旅程を見せクアラルンプールと言うと、2番に行けと言われ行くと、4番へ、1番へとたらい回しされた。
4番で文句を言うと旅程の見せ方が悪いからだと反撃された、客に何と言う対応だ。

チェックインが終わり、クアラルンプール行きと関西空港行きの2枚の搭乗券を受取った。
出国審査を受け、出発フロアに進んだ。
マクドナルドでハンバーガー&ホットコーヒーセットTHB155(\518)を食べながら、無料WiFiに繋いでインターネットをした。
朝出る前にドンムアン国際空港での無料WiFiの繋ぎ方をメモていたのですんなり繋がった。
ただし、名前、パスポートNo.、メールアドレス、国籍を匿名で考えていた、メールアドレスをチェックされたら駄目であるが問題なくIDとパスワードが取得でき繋がった。
ドンムアン国際空港での無料WiFiは、IDとパスワードの取得など体裁を整えているだけだ。クアラルンプール空港の様に簡単に無料WiFiに繋がる様にすべきだ。

搭乗時間が近付いたのでゲートに向かった。
エアアジアAK881クアラルンプール行きは、定刻10時に出発した。
 

2時間のフライトでクアラルンプールに着いた。時刻は1時間時差があるので13時ごろだ。
「トランスフア」に従って進み、セキュリティチェック通ると出発フロアである。
格安航空会社ターミナルKLIA2の出発フロアには、ブランド品の免税店が並び華やかな雰囲気がある。
搭乗時間まで1時間あるが、KLIA2はゲートまで結構な距離があるのでゲートに向かった。
 
途中でファーストフード店が並ぶエリアがあり、マクドナルドがあった。
朝も昼もハンバーガーになるがいいか!!
マクドナルドが混んでいたのでバーガーキングに行った。
ハンバーガー、フライドポテト&コーラーのセットを頼んだ。料金MYR15.37(¥514)。
ハンバーガーが、すごい量であった。
朝のマクドナルドとついつい比較してしまう。

トイレに行った。
男性が出て来たので入ると、そこはトイレでなかった。
ドア横に足洗い場があった。昔、学校に蛇口と地面にコンクリート流しがあったが、蛇口が5ケほど並んでいる様な足洗い場であった。
奥は床のある広い部屋になっていた。
あわてて出た。イスラム教の礼拝所であった。
トイレマークでなくて、三日月マークの表示があった。

エアアジア関西空港行きD7534は定刻の15:00ごろに搭乗ブリッジを離れた。

22時15分に関西空港に着いた。
無事、帰国。

バンコク 10日間滞在 10月5日 岩崎千尋と絵本展

2014年12月03日 | バンコク 2014/09/26
7時起床。
タブレットでインターネットニュースを読んだ。
今日は何して過ごそうか?

いつも通り、朝食にプラニー食堂に行ったが、今日は休みだった。
隣のセブンイレブンでハムサンドとカップインスタントコーヒーを買って帰った。

11時ごろになって、ようやく出掛ける気になり出発した。
今日は、バンコク滞在3日目のお寺まわりで行けなかったワット・ラーチャボピットへ行く事にした。
3日前のワット・アルンのライトアップを見に行った時のアクセスに使った48番バスで行った。
ラマ一世通りのナショナルスタジアム側のバス停で48番バスを待った。
日曜日は本数が少くないのか、なかなかバスは来なかった。
エアコン付きの48番バスが来た。同じ番号でもエアコン無し&有りといろいろなバスがある。
ラマ一世通りを進み、タイ国鉄の線路をまたぐ、左にフォランポーン駅が見えた。
左折して中華街を行く、大きなショッピングモール前でおじさんが折畳み式車椅子を持っていた。タクシーを停めたが、乗車拒否にあっている。
それほど渋滞している様にも思えなかったが、バスはルートを明らかに外れて公園の外周を走っていった。
通りに出て進むとワット・ポーの1ブロック手前を川沿いに曲がった。下車ボタンを押した。
客が立ち上がり、私も立ち上がった。バスは停まり下車した。
同じ48番バスでもルートが違う、前回はワット・ポー前まで行ったが今日は手前で曲がった。

目の前にSaranrom Parkがあった。地図を持っていなかったが、この公園の横に目的地ワット・ラーチャボピットがある。
Saranrom Parkを通り抜けてワット・ラーチャボピットに向かった。
 Saranrom Park
  

公園内を歩いている間に方向が分からなくなり守衛さんにワット・ラーチャボピットの場所を尋ねた。
川の向こう側にあった。
大きな仏塔があり、その周りを円形の回廊がある。
今日は日曜日だからなのか? 回廊で食事会が催されていた。
 ワット・ラーチャボピット
  

仏塔はタイルで覆われている。
  

30分はどの散策であった。
バスを降りた所に戻った。下りた時、その先でバスが停まっているのを見掛けたからだ。
バスが1台停まっていた。その手前に売店?ブースがあった。
バスの運転席の運ちゃんにMBKと言って見たが、無反応!!
外でタバコを吸っていた車掌?が後ろを指差した。
売店?ブース前にバスが停まっていた。
ブースは売店ではなかった、バス職員の休憩所であった。
MBKと尋ねるとこのバスだった。47番バスである。

47番バスは、王宮とワット・ポーのチャオプラヤ川沿いを走り、王宮正門、王宮前広場、カオサン付近、センセーブ運河ボート終点パーンファ前を通った。
途中のチャオプラヤ川沿いで西欧人バックパッカー3人が乗って来た、カオサン通りに行くのだろう。
彼らはカオサンで降りなかった、車掌に英語で話しているが通じない。私はナショナル・スタジアムとだけは聞き取れた。
若い女性が英語で話し掛け、解決したようだ。
ラマ一世通りに入り、彼らはMBKより手前のナショナル・スタジアムで降りた。

 

プラニー食堂前でバスを降りた。
バンコク芸術文化センターで「いわさきちひろと日本の絵本」展が今日から開催されているので行った。

芸術文化センターやMBK前の大交差点には横断歩道がなく、交差点の歩道橋がBTS駅、東急、芸術文化センターを繋いでいる。
階段を歩いて上がるのがしんどいので、いつも芸術文化センターのエレベーターで3階まで上がっていた。
3階の壁面展示スペースでは、毎回展示があり、楽しみにしてる。写真展が多い。
 3~5階(壁面展示スペース)
 

今回、3~5階(壁面展示スペース)を使って「いわさきちひろと日本の絵本」展が開かれていた。
岩崎千尋と絵本で連想するも余り思い浮かばなかったが、「赤い毛糸帽の女の子」を見て、どこかで見た覚えがあった。
 岩崎千尋「赤い毛糸帽の女の子」
 

「日本の絵本は、平安時代の絵巻物や奈良絵本などの手描きの絵入本、江戸時代に登場する木版がによる版本である絵草子など、長い絵本の歴史があります。」とあった。
絵本を漫画に置き換えても可能な様に思う。
 日本の絵本ルーツ
  

まだ、スタッフが掲示小物を取り付けている状態で、16時からオープニングセレモニーとなっていた。
今、2時間前で警備員が通路をふさいでいたが、ぽつらぽつら人が集まって来たので警備員も妨げなくなった。
日本では長野県にある「安曇野ちひろ美術館」まで行かなければならないところを、偶然バンコクで見られてよかった。