今日はドイステープへ行く。
10時ごろ、ホテルを出た。
ターペー通りを歩いていると寺院があった。ワットブッパラームである。
入口を少し入って写真を取っていると入場料と日本語で横から声がかかった。見ると入場料20バーツとあった。
入口にアショーカ王獅子柱頭があった。何故、ここにインドの国章に採用されているアショーカ王獅子柱頭があるんだ???
先を急ぐので写真だけを取って、20バーツを渡して出た。
ワットブッパラーム | アショーカ王獅子柱頭 |
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ターペー門は中国人でいっぱいだった。
ターペー門(旧市街内から)
ドイステープへのソンテウがチャーン・プワック門(北門)から出ているので、旧市街に東から入って北に抜ける様に歩く。
旧市街の狭い歩道を行く、中国人のかん高い声にはまいる。
旧市街の中心で北に曲がる。
途中、左手に三人の王様記念碑が見えて来る。
チャーン・プワック門手前東側にワット・チェン・マンがあるので寄った。
13年前にもここに来た、チェンマイで最も古い寺院である。
10数頭の象に支えられた金色の仏塔は覚えている。
本殿の仏像には記憶がない。仏像の背後には、なぜかアンコール遺跡群によくある祠塔があった。
チャーン・プワック門に着いた。
寄り道をしながら、ホテルから歩いて1時間かかった。
前回、お堀を渡って左側の市場前がドイステープ行きソンテウ乗り場だったと記憶している。お堀を渡ってすぐ左側から「ドイステープ」と声がかかった。
少し待つとソンテウが着て出発した。
お堀周りを通ってフエイゲーオ通り(西北方向)に向かうと思っていたが、北へ向い街中を通りスーパーハイウェー(国道11号線)に出た。スーパーハイウェー沿いは何も無かったのに、今風の店が出来ていた。
30分ほどでワット・プラタート・ドイステープに着いた。
登り口のガーナは記念撮影のポイントで撮影が終わる間隙を縫って、シャッターを切った。
ガーナ(蛇神)
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すごい人手だ、長い階段を登る。ケーブルカーもあるが、休憩しながら登った。
登り切って右側にチケット売り場があり、30バーツを払う。タイ人は無料だ。
履物が所かまわずにぬいで置いてある。ここから土足厳禁である。
おおー!!!と思わず、小さく声がでる黄金の仏塔と傘。傘は蓮の花だ。
黄金の仏塔
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広くない境内は人でごった返していた。黄金の仏塔周りの涅槃仏、座仏、立仏を見て歩いた。
お堂を覘けば、坊さんがミサンガを手に付けていた。
13年前来た時、聖水をかけられ、ミサンガを付けてもらった事を思い出した。
今回もと思ったが、狭いお堂内は人でいっぱいで入れない。順番待ちするのも億劫で辞めた。
聖域を出て展望台に行って見た。
チェンマイ市内の眺めは、大気汚染で北京の様であった。
タイの桜?を発見した。この時期、時々見かける。あっ! 桜??と、いつも思う。
ミサンガをもらわなかった事に、後ろ髪を引かれる思いが強くなった。
13年前にチェンマイに来た時は、脳梗塞で倒れて回復してから9ヶ月後の事で、今から考えれば体は万全では無かった様に思う。チェンマイの寺院の仏像に向かって「健康が続きます様に」と手を合わせていた。
そんな時、ここワット・プラタート・ドイステープのお堂で聖水を掛けてもらい、ミサンガをしてもらった。
この時の北部タイ旅行が、海外バックパック旅行の始まりで、あれから13年が経ち、健康に過ごせている。
お堂に戻った。座って待っていると、お坊さんは聖水を掛けるだけで小坊主がミサンガを参拝者の手に巻き付けていた。
小坊主の横に直径60cmほどに巻かれた綿ひも材があり、そこから綿ひもを引き出して参拝者の手に巻いていた。大勢過ぎていちいち定尺に切断する暇がないのだろう。しかし、身もふたもない。
お布施を手にし、にじり寄るとお坊さんに手招きされ、前に進むと聖水をかけられ、ミサンガを手に巻いてくれた。
これで、気が済んだ。
帰りのソンテウに乗る前に出発地点のチャーン・プワック門行きか確認した、そうだNorth Gateと返えってきた。一般的にNorth Gateは使われていないと思うが、外国の地名は覚えづらく、North Gateは助かる。
ドイステープまでのソンテウの運賃は往路50バーツ、復路60バーツであった。
チャーン・プワック門に着き、旧市街の西北角にあるジープーム砦まで歩くと事にした。
チャーン・プワック門
お堀沿いの歩道に街路樹があるが、この時間帯は街路樹の影が歩道にかからず、熱い。
ジープーム砦に着いて、ここからピン川に向かって歩いた。
ジープーム砦
ピン川のそばにKhao Cetiyaがある。これはいったい何だ?
Khao Cetiya
ピン川沿いのワロロット市場を通過する頃にはもう歩き疲れていた。
ホテルに帰り、疲れて寝てしまった。
20時ごろ、ナイトバザーのフードコートで食事をして、小さなステージでの歌とギター演奏を聞いた。
ジャンルは、???良く分からない。懐かしさを感じる。
この生演奏を聞く為に、夜はナイトバザーに行くことになるだろう。