5時、起床。
今日は、トンレサップ湖をボートで渡り、バッタンバンに行く。
6時にピックアップに来る。
朝早過ぎてG.H.の朝食を取れないので、買い置きしていたマンゴーを食べた。
バックパックをパッキングして部屋に忘れ物はないか確認してフロントへ行った。
フロントのカウンターにキーを置いた。チェック・アウトはこれで終わりだ。
私のキー以外に2ヶが置かれていた、アンコール・ワットに朝日を見に行っているのだろう。残念ながら天気が悪い。
誰もいないのかと思っていると、フロント前の外にガードマンが座っていた。
6時きっかりにワンボックスカーが停まった。
運転手が入って来て、チケットを見せた。仕草で車に乗れ!と言っている。
次のG.H.に向かい、2組の西欧人をピックアップした。
シェムリアップ内を回り、地元民2人を拾った、のんびりしているが7時発のボートに間に合うのか?
シェムリアップ川をトンレサップ湖に向い、プノン・クロムという小さな山の登り口を通過した。
ここから先は、トンレサップ湖の中を走る道であった。雨季の時には両側に水面があるのだろう。
間もなく、造成中の駐車場に着いた。
車に物売りが集まって来た。
みんなについて行くと大きく四角に掘り込んだ船着場があった。
船着場風景 船着場とプノン・クロム
鉄製スロープを下りると桟橋に小さなテーブルがあり、職員にチケットを見せるとボートを指差された。
それがバッタンバン行きボートであった。
バッタンバン行きボート プノンペン行きボート
出発時間の7時をとうに過ぎているが、ボートは出発しそうにない。
地元人が桟橋で食事をしている、ご飯と焼き魚であった。
桟橋から下を見るとキッチン船がいた。
キッチン船
駅弁売りの様に首から提げた物売りがフランスパンを持っていたので値段を聞くと2,000リエル(42円)と言われた。
市場であれば、2,000リエルで24本のフランスパンが買える。
1,000リエルを出して値切ろうとしたが駄目であった。結局、買わなかった。
観光用木造ボートの子供にカメラを向けると嫌そうな顔をされた。
8時前に大勢の西欧人が桟橋に着いた。
この連中を待っていた様だ。
掘り込んだ船着場から水路を通ってトンレサップ湖に向った。
すぐにトンレサップ湖に出た。
トンレサップ湖上に水上生活者の筏が点在していた。
水上生活者の家屋筏
岸から離れ、湖上をボートが激走する。水飛沫が掛かるので水避け幕を引き上げた。
30分も走ると対岸が見えて来た。
両岸が迫ってきて、川の河口の様だ。
河口付近の水上生活者の家屋筏
河口をさかのぼるっていくと、水上生活者の家屋筏が増えて来た。商店もある。
商店
川幅も狭くなり、家屋筏が密集して来た。
この辺りでおばあちゃんと子供が降りた。
河口から20分ほど入ったところに高床式?お寺が見えた。
雨季にはあそこまで水が来る様だ。
益々、川幅はせまくなる。
ボートが川の真中で止まると小船に乗った客が近付く、また小船が近付き下船の乗客を乗せ、遠ざかって行く。
どのような合図でやり取りしているのだろうか?
小船
河口から1時間30分ほどの所でしっかりと土地があるが、ここも雨季には水面下になる様だ。
ボートの乗客は、3~4人の現地民以外は西欧人と私だけである。
全員で20人ほどだろう。荷物もあるので混んでいる感じであった。
船首にたばこを吸いに出てそのまま座り込んで川風景を見ている人、屋根に上がったままの人とさまざまであった。
運転席後からの川風景
11時前にボートのスタッフが飲み物を売りに来た、缶ビールUS$1(84円)があったので買った。
まだ昼になっていなかったがボートにトイレもあり、缶ビールを買った。
缶ビールを飲み終わった頃、商店に着いた。
ここで休憩の様だ。商店に入ると奥は食堂になっていた。
ボート客の2組が食事を注文していたが私はクッキー1,000リエルで買った。
商店&食堂
フランス人?親子3人組が私の前に座っていた、娘は30歳代だろう。
娘と父親はボートの屋根に上っていたり、リキュールを客に薦めたりしていた。
その親子が静かにしているので何をしているのか?と見ると、数独(ナンプレ)であった。
私がじっと見ていると娘が「スウドク」と言ってにっこりした!!
数独が世界的にも有名なパズルだとは聞いていたが、西欧人が一生懸命している姿を見るのは初めてだった。
この辺りの水上生活者は船で暮らしていた。
水上生活者の船が陸に上がったのが目立つ。雨季に水位が上がった時、この船は水面に浮かぶのだろうか。
水上生活者の船も無くなった。
川が小さく蛇行し見通しが利かず、川幅も狭い為、ボートの衝突を恐れゆっくりと走る。
乾季に所要時間が1~2時間長く掛かるのが理解できる。
川らしく両側に堤防がある風景に変わった。
子供達が水浴びをしようとしていた。
14時にバッタンバンに着いた。シェムリアップから6時間の船旅であった。
水上生活者の生活を少しだけ見た様に思う。
日本にも1960年頃まで水上生活者がおられたそうだ。テレビで見た様な気がする。
バッタンバン船着場
シェムリアップからバッタンバンまで道路が良くなり、シソポン経由で3時間で来れるそうだが、ボートで来るのをお薦め!!!
船着場からホテルまで距離にして1km程度なので歩いた。
地球の歩き方のバッタンバン市街地図をコピーして持って来た。
候補ホテルはロイヤルとしていた。
遠回りしてしまい20分ほどでロイヤルに着いた。
フロントに大勢の西欧人がチェックインを待っていたので、ホテル前のレストランで先に食事をする事にした。
メニューでヌードルを捜しているとローマ字で豆腐と書いた豆腐スープ・ヌードルを見付けた。
豆腐スープ・ヌードルUS$2(168円)と缶ビールUS$1を頼んだ。
豆腐とは、日本の厚揚げの1/3ほどの暑さで、中の豆腐の状態を保つ部分が少なく不味かった。
野菜と米粉麺でまあまあであった。
レストランからホテルが覗け、ホテル前にはトゥクトゥク&バイタクの運ちゃんが屯していた。
フロントもすでに空いていたのでホテルへ行った。
シングルルームが空いていなかったので、仕方なくツインルームを見せて貰った。
2階の正面の部屋でホットシャワー、エアコン、テレビ、冷蔵庫付きできれいな部屋だ。
宿泊費を聞くと探る様にUS$15(1,260円)と言ってきた。朝食付きかと尋ねると無しとの事。
US$12と値切ったが、何か言い訳めいた事を言ってUS$15は安いと断わられた。
探る様な言い方をするお前が悪い、私は部屋を見てUS$15は安いと思っていたのだ。
チェックインした。15時になっていた。
街の散策に出掛けた。
ホテル・ロイヤルは市場の裏手にあり、市場横を通り川に出た。
市場
サンカー川沿いの風景がいいと古いガイドブックで読んだ事があるが期待はずれであった。
橋の向こうにがシェムリアップからのボート船着場が見えた。
サンカー川を歩いて渡る人を見かけた。浅いのだ。
サンカー川
街並み
30分ほどの散策でホテルに戻った。
予定ではバッタンバンで2泊するつもりでいたが、明日、プノンペンに向う事にした。
フロントに明日朝9時のプノンペン行きバスチケットが欲しいと依頼し、掲示されていた時刻表で確認した。
バス代US$5(420円)で、ピックアップが8:45との事であった。
後払いでチケットもくれないので予約が完了したのか不安であった。
バッタンバンは居心地が悪そうだ。
部屋代交渉時のフロントの探りを入れる様な仕草やトゥクトゥク運ちゃんのひそひそ話しに違和感を感じた。フレンドリーなシェムリアップの住民に対し、バッタンバンの人は明らかに違う。
リラリゾG.H.スタッフにバッタンバンに行くと話すと驚いた様に「何しに行くのか?」と言われ、私が引いてしまうと「観光か?」「そうだ!」という会話になった。なぜ???
バッタンバン周辺はポルポト派が最後まで抵抗した地域だと、後で知った。
部屋をエアコンで少し冷やして天井ファンをゆっくり回し昼寝した。
昼食が遅かったので19時ごろ夕食に行った。
ホテル前レストラン以外には近くにレストランが無い、仕方なく行った。
トムヤム・マッシュルームUS$2.75(230円)と缶ビールUS$1にした。
味はまあまあであった。
近くの雑貨屋で水1リッターUS$0.5と缶ビールUS$1を買って部屋に戻った。
ビールを飲みながらテレビでNHKワールドを見た。
21時、就寝。
今日は、トンレサップ湖をボートで渡り、バッタンバンに行く。
6時にピックアップに来る。
朝早過ぎてG.H.の朝食を取れないので、買い置きしていたマンゴーを食べた。
バックパックをパッキングして部屋に忘れ物はないか確認してフロントへ行った。
フロントのカウンターにキーを置いた。チェック・アウトはこれで終わりだ。
私のキー以外に2ヶが置かれていた、アンコール・ワットに朝日を見に行っているのだろう。残念ながら天気が悪い。
誰もいないのかと思っていると、フロント前の外にガードマンが座っていた。
6時きっかりにワンボックスカーが停まった。
運転手が入って来て、チケットを見せた。仕草で車に乗れ!と言っている。
次のG.H.に向かい、2組の西欧人をピックアップした。
シェムリアップ内を回り、地元民2人を拾った、のんびりしているが7時発のボートに間に合うのか?
シェムリアップ川をトンレサップ湖に向い、プノン・クロムという小さな山の登り口を通過した。
ここから先は、トンレサップ湖の中を走る道であった。雨季の時には両側に水面があるのだろう。
間もなく、造成中の駐車場に着いた。
車に物売りが集まって来た。
みんなについて行くと大きく四角に掘り込んだ船着場があった。
船着場風景 船着場とプノン・クロム
鉄製スロープを下りると桟橋に小さなテーブルがあり、職員にチケットを見せるとボートを指差された。
それがバッタンバン行きボートであった。
バッタンバン行きボート プノンペン行きボート
出発時間の7時をとうに過ぎているが、ボートは出発しそうにない。
地元人が桟橋で食事をしている、ご飯と焼き魚であった。
桟橋から下を見るとキッチン船がいた。
キッチン船
駅弁売りの様に首から提げた物売りがフランスパンを持っていたので値段を聞くと2,000リエル(42円)と言われた。
市場であれば、2,000リエルで24本のフランスパンが買える。
1,000リエルを出して値切ろうとしたが駄目であった。結局、買わなかった。
観光用木造ボートの子供にカメラを向けると嫌そうな顔をされた。
8時前に大勢の西欧人が桟橋に着いた。
この連中を待っていた様だ。
掘り込んだ船着場から水路を通ってトンレサップ湖に向った。
すぐにトンレサップ湖に出た。
トンレサップ湖上に水上生活者の筏が点在していた。
水上生活者の家屋筏
岸から離れ、湖上をボートが激走する。水飛沫が掛かるので水避け幕を引き上げた。
30分も走ると対岸が見えて来た。
両岸が迫ってきて、川の河口の様だ。
河口付近の水上生活者の家屋筏
河口をさかのぼるっていくと、水上生活者の家屋筏が増えて来た。商店もある。
商店
川幅も狭くなり、家屋筏が密集して来た。
この辺りでおばあちゃんと子供が降りた。
河口から20分ほど入ったところに高床式?お寺が見えた。
雨季にはあそこまで水が来る様だ。
益々、川幅はせまくなる。
ボートが川の真中で止まると小船に乗った客が近付く、また小船が近付き下船の乗客を乗せ、遠ざかって行く。
どのような合図でやり取りしているのだろうか?
小船
河口から1時間30分ほどの所でしっかりと土地があるが、ここも雨季には水面下になる様だ。
ボートの乗客は、3~4人の現地民以外は西欧人と私だけである。
全員で20人ほどだろう。荷物もあるので混んでいる感じであった。
船首にたばこを吸いに出てそのまま座り込んで川風景を見ている人、屋根に上がったままの人とさまざまであった。
運転席後からの川風景
11時前にボートのスタッフが飲み物を売りに来た、缶ビールUS$1(84円)があったので買った。
まだ昼になっていなかったがボートにトイレもあり、缶ビールを買った。
缶ビールを飲み終わった頃、商店に着いた。
ここで休憩の様だ。商店に入ると奥は食堂になっていた。
ボート客の2組が食事を注文していたが私はクッキー1,000リエルで買った。
商店&食堂
フランス人?親子3人組が私の前に座っていた、娘は30歳代だろう。
娘と父親はボートの屋根に上っていたり、リキュールを客に薦めたりしていた。
その親子が静かにしているので何をしているのか?と見ると、数独(ナンプレ)であった。
私がじっと見ていると娘が「スウドク」と言ってにっこりした!!
数独が世界的にも有名なパズルだとは聞いていたが、西欧人が一生懸命している姿を見るのは初めてだった。
この辺りの水上生活者は船で暮らしていた。
水上生活者の船が陸に上がったのが目立つ。雨季に水位が上がった時、この船は水面に浮かぶのだろうか。
水上生活者の船も無くなった。
川が小さく蛇行し見通しが利かず、川幅も狭い為、ボートの衝突を恐れゆっくりと走る。
乾季に所要時間が1~2時間長く掛かるのが理解できる。
川らしく両側に堤防がある風景に変わった。
子供達が水浴びをしようとしていた。
14時にバッタンバンに着いた。シェムリアップから6時間の船旅であった。
水上生活者の生活を少しだけ見た様に思う。
日本にも1960年頃まで水上生活者がおられたそうだ。テレビで見た様な気がする。
バッタンバン船着場
シェムリアップからバッタンバンまで道路が良くなり、シソポン経由で3時間で来れるそうだが、ボートで来るのをお薦め!!!
船着場からホテルまで距離にして1km程度なので歩いた。
地球の歩き方のバッタンバン市街地図をコピーして持って来た。
候補ホテルはロイヤルとしていた。
遠回りしてしまい20分ほどでロイヤルに着いた。
フロントに大勢の西欧人がチェックインを待っていたので、ホテル前のレストランで先に食事をする事にした。
メニューでヌードルを捜しているとローマ字で豆腐と書いた豆腐スープ・ヌードルを見付けた。
豆腐スープ・ヌードルUS$2(168円)と缶ビールUS$1を頼んだ。
豆腐とは、日本の厚揚げの1/3ほどの暑さで、中の豆腐の状態を保つ部分が少なく不味かった。
野菜と米粉麺でまあまあであった。
レストランからホテルが覗け、ホテル前にはトゥクトゥク&バイタクの運ちゃんが屯していた。
フロントもすでに空いていたのでホテルへ行った。
シングルルームが空いていなかったので、仕方なくツインルームを見せて貰った。
2階の正面の部屋でホットシャワー、エアコン、テレビ、冷蔵庫付きできれいな部屋だ。
宿泊費を聞くと探る様にUS$15(1,260円)と言ってきた。朝食付きかと尋ねると無しとの事。
US$12と値切ったが、何か言い訳めいた事を言ってUS$15は安いと断わられた。
探る様な言い方をするお前が悪い、私は部屋を見てUS$15は安いと思っていたのだ。
チェックインした。15時になっていた。
街の散策に出掛けた。
ホテル・ロイヤルは市場の裏手にあり、市場横を通り川に出た。
市場
サンカー川沿いの風景がいいと古いガイドブックで読んだ事があるが期待はずれであった。
橋の向こうにがシェムリアップからのボート船着場が見えた。
サンカー川を歩いて渡る人を見かけた。浅いのだ。
サンカー川
街並み
30分ほどの散策でホテルに戻った。
予定ではバッタンバンで2泊するつもりでいたが、明日、プノンペンに向う事にした。
フロントに明日朝9時のプノンペン行きバスチケットが欲しいと依頼し、掲示されていた時刻表で確認した。
バス代US$5(420円)で、ピックアップが8:45との事であった。
後払いでチケットもくれないので予約が完了したのか不安であった。
バッタンバンは居心地が悪そうだ。
部屋代交渉時のフロントの探りを入れる様な仕草やトゥクトゥク運ちゃんのひそひそ話しに違和感を感じた。フレンドリーなシェムリアップの住民に対し、バッタンバンの人は明らかに違う。
リラリゾG.H.スタッフにバッタンバンに行くと話すと驚いた様に「何しに行くのか?」と言われ、私が引いてしまうと「観光か?」「そうだ!」という会話になった。なぜ???
バッタンバン周辺はポルポト派が最後まで抵抗した地域だと、後で知った。
部屋をエアコンで少し冷やして天井ファンをゆっくり回し昼寝した。
昼食が遅かったので19時ごろ夕食に行った。
ホテル前レストラン以外には近くにレストランが無い、仕方なく行った。
トムヤム・マッシュルームUS$2.75(230円)と缶ビールUS$1にした。
味はまあまあであった。
近くの雑貨屋で水1リッターUS$0.5と缶ビールUS$1を買って部屋に戻った。
ビールを飲みながらテレビでNHKワールドを見た。
21時、就寝。