いつか海外暮らし!

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タイ国 ノービザ延長7日間から30日間に

2014年09月08日 | Weblog
タイでは、観光目的であればノービザ(ビザ免除)で30日間の滞在が可能である。
滞在延長は最大7日間まで可能であったが、8月29日から1回に限り30日以内の延長が可能になった。延長手数料1,900バーツ(6,300円)。
ノービザで延長手続きをすれば2ヶ月滞在できる事になる。

タイで長期滞在したいと思っているが、いつ実現することやら!!!
タイ・エアアジアXが9月1日に関西空港&成田空港からバンコク直行便が就航した。運賃はプロモーション価格片道1,9000円と発表していた。
しかし、8月中旬~下旬にエアアジアが各地区間対象に安売りをしていた。
関西空港-バンコク直行片道12,000円、関空-シェムリアップ(アンコールワット)片道12,800円などである。
来年1月中旬発 関空→バンコク直行片道12,000円のチケットを購入しておいた。
1週間程度であれば行けるだろう。

ビザの話に戻そう。
「ノービザ(ビザ免除)を使い出入国を繰り返し、実際上長期滞在を行っているケースが増加している。」とタイ国入国管理局は発表して、いろいろルールを変えてきた。
去年10月下旬に陸路入国時のノービザでの15日間の滞在許可が30日に変更になった。元々陸路入国時にも30日間であったが、15日に短縮されていたのが、なぜか??もとに戻った。
3月中旬「韓国人がタイへ陸路で入国するのをすべての国境で拒否」
5月上旬「タイのラノーン国境(プーケットから最短国境)のイミグレーションでは、出入国を繰り返すビザランを行うと、4回目でタイ入国禁止」、「ベトナム、韓国他、11の国々の来タイ者がイミグレーションで写真を撮られ、700ドル(約71,200円)か20,000バーツ(約62,500円)の現金の掲示を求められ、不当な扱いを受けている。」
この様な事があったので、在タイ日本国大使館が「タイ入国に際してのご注意」2014.05.28「タイ入国に際してのご注意(その2)」2014.06.12のお知らせを出した。
陸路国境で出入国を繰り返すビザランに対し取り締まりの強化を決定した模様の為、観光目的以外で入国する場合は目的に合ったビザを取得するようご留意ください。入国時の現金所持すべき金額規定などのお知らせである。

観光目的の場合は何も問題ないが、観光以外でタイに滞在しビザランを繰り返している人には、その後も不安が続いていたところ、7月21日に在タイ日本国大使館が「タイ入国に際してのご注意(その3)」2014.07.21のお知らせを出した。
タイ政府は、「ビザランに対し取り締まりの強化を決定以後、極めて悪質と判断されるケースを除き、警告ないし目的に合ったビザの取得について注意を促すといった措置に留めていたものを、空路を含めて8月12日以降はビザランに対する規制を厳格に適用する。」としている。

8月12日以降はビザランに対する規制を厳格に適用する事になったと思ったら、すぐの8月29日からノービザ(ビザ免除)で入国後1回に限り30日以内の延長が可能になった。延長手数料1,900バーツ(6,300円)。
タイ政府のノービザに対する規制を強めたり弱めたりと、その意図がよく解らない。

○×環境相が発言した「金目でしょ!」だろうか?
ビザとはその国への入場料だ。
ノービザは入場無料だ。陸路出入国を繰り返すビザランは、入場無料で長期滞在しているのだ。ただし、近隣国との国境まで行かなければならず金と時間が必要だ。旅行会社によるビザラン・ツアーがあり、カンボジア日帰りビザラン・ツアー1,900バーツ(6,300円)というのがある。交通費&カンボジアVISA代含む。おかしな話でタイのノービザ(無料)を取る為にカンボジアに入出国し、入国には到着ビザが必要でUS$20or1,000バーツかかる。
ビザランではタイ政府には入場料が入らないが、ツアー会社や交通機関、隣国にはビザ代として金が落ちる。
そこでタイ政府はノービザ延長30日として延長手数料を取る様になったのか???
ノービザ延長して計60日間滞在した後の事が心配だ。その後ビザランが認められるのか? それが現在の問題点だ。

昨年11月から反タクシン派の反政府デモが始まり、5月のクーデターにより軍政に移行した。この間、観光客は激減した。
更にマレーシア航空機の行方不明以降、中国人の東南アジアへの観光旅行が減り、タイでもその影響で中国人観光客が激減している。
「中華人民共和国旅券所持者及び中華台北旅券所持者に対する観光査証申請料 免除のお知らせ」が出され、観光ビザ申請料を8月9日から11月8日の3ヶ月間免除するというものである。中国人観光客への優遇策だ。
タイ政府がこの様な状況でビザラン規制を強化して長期滞在者まで減らすとは考えられない。
タイ政府のノービザに対する規制を強めたり弱めたりと、その意図がよく解らない。