いつか海外暮らし!

旅行が好きで若い頃は国内旅行、今は海外旅行、いつか海外で暮らしたい。

コーン島&デット島 へ 9日目

2006年02月13日 | 東北タイ&ラオス旅行
7時に起きた。今の7時は、まだ薄明るい。
お粥を食べ、コーン島&デット島行きボートが出る8時半までゆっくりした。
昨日、ゲストハウスのオーナーにコーン島&デット島往復ボートをUS$10で誘われOKしていた。ボートのチャーターだろう。
ゲストハウス前のメコン川から、2隻のボートが出た。メコン川の川面から、幅の広いメコン川の景色や4000もあるといわれる青々とした島々を楽しんだ。
2時間ほどでデット島の北端に着いた。ここで大半の人が下船した。写真②の様なバンガローが並び、みんなは、ここに滞在する様だ。
予想外に綺麗なバンガローである。コーン島&デット島に渡り2泊ほどする予定であったが、粗末なバンガローをイメージし宿泊を止め、日帰りツアーにした経緯がある。
ボートはデット島を東に回り、積み出し埠頭址写真③が見えて来た。フランス統治下時代の残骸である。
デット島とコーン島の間の水路に回り込んだボートは浅瀬を避けて進む、近くに牛が現れたかと思うとそれが急に手の届く距離になり驚いた。ボートの進路の浅瀬に牛が遊んでおり、狭い水路をボートが通る為に目の前に牛が現れのである。
コーン島&デット島を繋ぐ橋近くのコーン島側にボートは着いた。10時45分に着き、13時30分までに戻るように言われ、ソムパミットの滝に向った。
椰子の木が多い、静かな島である。写真④
寺の境内を通り抜け、民家もなくなり細い道を歩くこと約30分でソムパミットの滝に着く。入口で入場料5000kip払った。
滝上からソムパミットの滝を見渡す為、落差をそれほど感じない、もともとナイアガラの滝やイグアスの滝の様に落差の大きい滝ではない。写真⑤
また、乾期で水量も少なく迫力に欠ける。
広い範囲に滝があり水量の多い時期には、いたるところから滝が流れ、もっと迫力がある風景が見られる事だろう。
橋近くの船着場からソンテウがソムパミットの滝へ出ている。従って、ソムパミットの滝にもソンテウが客待ちをしていたが、帰りも乗らずに歩いた。
蒸気機関車を見に行った。おもちゃの蒸気機関車の様であった、両手を広げた程の長さのミニ機関車であった。
次にコーン島&デット島を繋ぐ橋に行ってみた。鉄道橋らしい。
積み出し埠頭址、蒸気機関車&鉄道橋などの残骸が残っている。
フランス統治下時代、ベトナムのメコン・デルタからカンボジアを通過した船の航行が、このコーンの滝群に阻まれた。フランス植民地政府は、下流のコーン島に物資を陸上げし、鉄道に積替え、鉄道橋を渡り、デット島の積み出し埠頭に運んだ。そこで再び船に積替え上流方面に送っていたらしい。
船着場近くの食堂でサンドイッチとビアラオ(ビール)を取って、13時30分までゆっくりした。
帰り、座ってうとうとしていたが、貸切ボートでもあったので、1枚板の座席に横になって寝てしまった。
ゲストハウスに戻りシャワー後、オープンテラスで、またサンドイッチとビアラオを取った。サンドイッチは、フランスパンに野菜や肉を挟んだパンである。なかなか美味い。
ゲストハウスのオーナーに明日、パークセー行き車を出すが乗らないかと言われた。定期船でパークセーまで行こうと思っていたが、今日のコーン島&デット島往復4時間でこの辺りのメコン川はもういいか!と考え車で行く事にした。