議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

最近の話題から

2008年12月05日 05時05分12秒 | ベーシックインカム
最近の話題から、ちょっとしたトークを、、、

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エライ人 「そういえば今年はCO2排出量が増えちゃうらしいね」
ブレーン 「これでも今年の後半は企業の減産で当初予測よりマシになったそうですよ」
エライ人 「そうなんだ、じゃぁ景気はもっと悪くしないとね!!」
ブレーン 「いやいや、そんなことしたら非正規労働者がもっと解雇されて大変です」
エライ人 「そーかー、じゃぁやっぱり財政出動するっきゃないな」
ブレーン 「えっ、でも財源は?これ以上財政を悪化させてどーすんですか?」
エライ人 「んー困ったな、そうだ!!国の財源がないなら、民活だ!!賃上げしてもらおう。ねぇ御手洗(おてあらい)さん、お願いしますよ」
ブレーン (!!それは読み間違えしちゃいかんでしょ)
連合 「そーだ、そーだ、賃上げしろー」
経済人 「雇用の確保で精一杯なのに、賃上げなんてとんでもない」
エライ人 「よーし、そんなにいやなら税金を上げて、賃上げの代わりに全国民に毎月定額の給付金(ベーシックインカム)を出すことにしよう。ついでに税金をもっと上げて、介護と年金と医療と教育を充実させよう。」
ブレーン 「でもー、税金上げたら選挙に負けますよ」
国民 「そんなことありませんよ」
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少々乱暴な展開でしたが、八方ふさがりとも思える状況の中、最後の選択肢が唯一残されたもののような気がしてなりません。そう、国民が了解すればよいのです。

「まずは国のムダをなくせ」という批判はありますが、我々はもう少し税金を払うべきです。国民負担率は他の先進国と比べても低いのです。それに税金が高くなったら生活が苦しくなると思いますか??そんなことはありません。そう思うのならば税金に対する認識が間違っているからと思います。税金を払うのは損ではなく、助け合いのためです。

つまり、

 ○税金を沢山支払う   =沢山助け合いをする
 ○税金をあまり払わない =助け合わずに個々人でバラバラに生きる

 ということです。税金を払うことは、結果的にはサービスの共同購入になるのです。だから、しっかりやれば得をするはずなのです。問題は、使い道のチェックです。
 増税におおっぴらに賛成する人がもっと出て来て欲しいと思うのですが、皆さんはどう思われますか?
コメント (2)
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