衝撃!!卒塔婆の不法投棄

　世も末です。なんということでしょうか。卒塔婆が1200本も不法投棄されたそうです。それも、お寺が処分を依頼したそうです。
　→日刊スポーツ記事
　この記事によると、卒塔婆を作っている会社の従業員が、新しい卒塔婆を納品する際、古いものを１本２０円で回収していたそうです。手数料を自分のものにしたかったということで、工業団地の用水路に捨てたとのこと。しかも、余罪があるようです。

　そもそも、卒塔婆の処分をたかだか1万円で受け取って、それをその辺に捨てるとは、なんということでしょう。この人は、罪悪感に満ち満ちていたはずですが。。。

　それに、お寺は供養しながら卒塔婆をお焚き上げするものだと思っていました。廃棄物処理法の適用外、当然です。こちらの自治体サイトでもそう説明してあります。ご存知不法焼却の例外事項について、具体例を挙げているところもあります。
　しかし、例えばこの会社は処理費を35円取って処分しているそうです。どうもお寺が卒塔婆の処分を外部に委託しているケースは少なくないようです。ところでこの35円は供養代か、廃棄物の処分費用か、どちらなんでしょうか。いずれにしても、お寺の内部で対処して欲しいものです。
　ちなみに、我が家の墓があるお寺には、焼却炉、、失礼、、焚き上げ機があることを確認済みです。ちょっと安心。

産業廃棄物処理基準

問8
改正法施行前に旧法第15条第1項の規定により届出された最終処分場において、地中空間を利用する埋立処分を行う場合は、改正令附則第8条の規定は適用されるのか。

答
旧法第15条第1項の規定に基づく届出の手続きが終了している最終処分場については、廃棄物処理法上すでに存するものと解されるので、改正令附則第8条が適用される。

【平成4年8月31日　環水企183・衛環246】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。