塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

城プラモデル市場に競争の風?:PLUM社「諏訪高島城」

2011年08月13日 | 徒然
  
 一昨日で東日本大震災から5か月、そして明後日は終戦記念日ですね。今年のお盆は、例年にない祈りの期間となるのでしょう。

 さて、話はコロッと変わるのですが、先日とある模型店にふらりと立ち寄ったところ、非常に興味深いものを見つけました。日本の城のプラモデルなのですが、これまで城のプラモは童友社という会社からしか出ていませんでした。しかも、ラインナップも私が幼少の頃からずっと変わらず、たま~に「また作ってみようかなぁ」と思い立っても「でも全部一度作ったことあるしなぁ」と思うと萎えてしまっていました。

 そんな中、先日見つけたのがこの1/200「諏訪高島城」です。

 

 PLUMという、フィギュアやロボット系が専門の会社が制作しているようで、調べたところ先月発売されたばかりとのこと。またよりにもよって諏訪高島城というチョイスの渋さにもやられてしまい、即買いでした(笑)。

 もう1つ、会社名は忘れてしまいましたが別なメーカーから犬山城というのも出ていました。犬山城は、国宝天守をもつ4つの城の中で唯一これまでプラモ化されていなかったので、チョイス的には王道といえます。しかし、こちらは完成度があまり高いとは言えず、もう一度じっくり現物を研究してくださいという感じだったので、購入しませんでした。

 ともあれ、これまでなぜか独占市場だった城のプラモ業界に新たに2社も参戦したことは、消費者としては期待が大きく膨らむところです。PLUM社の高島城には「castle colection01」と書いてあるので、第二弾・第三弾と今後増えるのだろうと楽しみにしています。逆に、童友社はここにきてようやく焦りを感じはじめたのか、私の20年ほどの記憶の中で初めて、新作の「松江城」と「赤瓦鶴ヶ城」を投入してきたようです。まだお目にかかってはいませんが。

 この調子で、閉鎖的(?)だった城プラモ業界にも競争の風が吹いてくれればと思っています。そしてできれば、義援金付きの仙台城や弘前城、白河小峰城なんかが出れば最高かな~っと。

 とりあえず、夏休みの自由研究はこれで何とかなりそうです(笑)。出来上がったら、またブログに写真を載せるかもしれません。

  



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