塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

靖国神社へ参拝してきました。

2011年08月17日 | 徒然
    
 私の中のジンクスで、休前日や連休に限って体調を崩すというのがあります。お盆に入った途端、喉に違和感を覚え、見てみるとどうも扁桃腺が腫れているようでした。病院はどこもやっていないようなので、仕方なく何とか気合で治しました…。

 さて、一昨日の終戦記念日に靖国神社へ行ってきました。普段、お盆は仙台にいるので、これまで終戦記念日に靖国神社を訪れたことはありませんでした。戦没者に心から手を合わせたい気持ちと、毎年ニュースでしか目にしていないこの日の靖国ならではの方々を見に行きたい気持ちで参拝しました。

 

 朝8時に電車で行ったのですが、九段下駅を出ると鳥居までの間に様々な団体のビラ配りの方が頑張っておられました。朝からカンカンに蒸し暑い中を、皆さん声を張り上げ必死に配っておられました。その姿には少し打たれましたが、まだまだ驚嘆するまではいきません。神社に向かう人の波のなか、旭日旗をもった白い軍服の方を見かけました。でも1人でさっそうと歩いているだけなので、気にはなりましたが、驚きはしませんでした。

 
ドイツ軍の方もいました


 まずは参拝に向かいます。途中、何かないかと見回しながら歩きましたが、暴走族のようなつなぎを着た方々をぽつぽつ見かける程度でした。ひょっとして有名な政治家とかいないかな~とも思ったのですが、あまりに暑くて人の顔もとろけて見えてました…。

 

 さて、参道では何やかやとうるさくても、本殿前ではキーンと静まりかえっています。ここでは右も左もありません。みな静かに戦没者への祈りを捧げます。本殿にあがる方もいらっしゃるようですが、私はぷらっと訪れただけなのでここで引き返します。

 参道に戻ると、小腹が減ったので脇の茶店に立ち寄りました。850円と微妙に高い「靖国そば」なるものをたのみました。肉入りの五目そばといった感じでした。食った食ったと出てみると、ちょうど「靖国神社に参拝する全国地方議員の会」なる緑の旗をもった集団に出くわしました。これが、私がその日見た中で一番組織だった集団でした。

 

 ひとつ気になったのが、正午です。普通にみな立ち止まって黙とうするのかと思いきや、正午が迫ってもほとんどの人が参道をだらだら歩いています。正午になってもだらだら・・・。私は目を閉じましたが、1分過ぎて目を開けてみてもだらだら・・・。そこいらの往来ならともかく、靖国神社なんですから、黙祷ぐらいは全員立ち止まってやったらいいのにと思いましたね。今はこんなもんなんでしょうか。

 とまぁ、何事もなく無事に終わった初めての終戦記念日の靖国参拝ですが、実際にはもっと下調べをしてから行けば、いろいろなものが見られたのかもしれませんね。全体的に、神社周辺で活動する側も高齢化が進んでいるのか、ずいぶんとおとなしくなっているように感じました。だからといって激しく騒ぎ立てろというのではありませんが、時代の変化がここにも表れているのかなぁと思いました(本当は毎年訪れてみないと分からないことでしょうが)。

  



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