塵埃日記

つれづれなるままに、日々のよしなしごとなど。

としまえん遊園地でボクと麦酒(ばくしゅ)!

2010年10月06日 | 旅行
  
 菅首相と仙谷官房長官の名前を合わせると、菅仙谷(すげせんごく)になることに気付いて意味もなく興奮してしまいました。すみません、よみうりランド周辺住民にしか分からないネタですね。。菅仙谷というのはよみうりランド一帯の地名です。関心の湧いた方は、地図を広げてみてください。

 さて、遊園地つながりというつもりはありませんが、先週末としまえん遊園地に行ってきました。一人で。何でまた一人でそんなとこに行ったかって、遊園地には微塵も用はありません。趣味の城跡めぐりで、練馬城址を訪ねたかったのです。そう、としまえん遊園地には何と昔城があったのです。遊園地の入場口を入ってすぐ左手、現在ウォータースライダーがあるあたりに練馬城はありました。城といっても、姫路城のような立派な天守閣や石垣のある近世城郭ではなく、鎌倉時代から室町時代にかけての土豪の居館兼砦のようなものです。

 まあ、今では何も残っていない旧跡を見るためにやってくる客など遊園地側では想定していないでしょうから、入場料はしっかり取られます。しかし僕としても、アトラクションには一切乗るつもりもないのに高い入場料だけだだ払いしたくはありません。ですから、これまで練馬城は北○鮮のように近くて遠い城跡でした。

 ところが先月、ふと電車の広告でとしまえんがビアフェスタなるものを開催していることを知りました。入場料+ビールジョッキ一杯+おつまみセットで1000円というもので、ビアガーデンの相場ならビールとおつまみだけで1000円くらいのところを、入場料まで込みならこれはお得と思いました。

 そんな訳で、かな~~~~~り久しぶりに遊園地というものへ潜入することになりました。でも目的はあくまで城跡見学ですので、撮った写真は

 
こんなのや


 
こんなのや


 
こんなのばかりです…。


 とても遊園地の写真とは思えません(笑)。むしろ、園の関係者の方が見たら、イメージを不当に下げるものだと抗議されそうです(汗)。

 そこでここからは、ビアフェスタの方に話を移して、園の宣伝に貢献したいと思います。ビアフェスタは、としまえんの目玉アトラクションの1つ、「カルーセルエルドラド」というメリーゴーラウンドの前が会場となっています。この「カルーセルエルドラド」は、1907年にドイツで製作されたという驚きの歴史を持つ乗り物です。ミュンヘンのオクトーバーフェストが処女興行だった「カルーセルエルドラド」の前でビアガーデンが催されるというのは、何とも粋な計らいともいえます。

 ビールはアサヒとレーベンブロイが用意され、おつまみも、まあお値段に相応のものが揃っています。残念ながら、会場はおせじにも広いとはいえません。また、15時から19時までと少々開場時間が短いのもネックです(遊園地自体が17時で閉園ですから仕方ないのでしょうが)。ですから、昼に遊園地で遊んだ延長線上や、少人数での飲みの1次会や0次会として利用するのが良いかと思われます。

 これだけだったら、僕もガッと飲んでバッと食ってすぐに帰るところでしたが、ちょうどビアフェスタのイベントの1つとしてサックスの四重奏というのをやっていたため、大いに楽しむことができました。現役音大生が結成したバンドということでしたが、女性のメンバーが低音用の約12kgというウツボットのような巨大サックスを吹いていたりして、かなり凝った演奏でした。

 
サックス四重奏の方々と「カルーセルエルドラド」


 さてこのビアフェスタ、今月11日までの土日祝日に開催されるそうで、あと3回あることになります。このところめっきり涼しくなって、ともするとビアガーデンという雰囲気でもなくなってきましたが、ご興味のある方やデートにどこぞの遊園地を考えている方などは、訪ねてみてはいかがでしょうか。