ANAのEG(エキスパティーズグレード)制度は2004年10月から、
JALのHT(ヒューマン&テクニカル)グレードは、2008年から実施
されています。
どちらも、評価内容に「客観性」「透明性」「合理性」が乏しく、主観的、
恣意的な評価になりがちで、客室乗務員のチームワーク上、またパワー
ハラスメントなど人権侵害を引きおこしやすいという点で、大きな問題が
あると考えます。
ANAでは、乗務時は勤続年数を全く無視したこのEGグレードによる
指揮順位となっており、さらに乗務手当にまで差がつくシステムになって
います。
またJALでは、ベテラン層に低いグレードが付けられる傾向にあり、指揮
順位や乗務手当には影響しないものの、グレードを低くされた客室乗務員
には日勤教育が強行されました。
この客室乗務員の評価制度に対し、JALの機長組合や乗員組合はじめ、
JJ7労組が「チームワークに影響し安全上問題であり、人権侵害の制度
である」との声を上げています。
欧米ではこうした評価制度による、客室乗務員間の差別はいっさい行われて
いません。 どこでも経験が大事にされるセニョリティー制度となっています。
今後、この評価制度が導入されたことによる安全上、人権上の問題点を、
職場の声を中心にお伝えしていきますね・・。
JALのHT(ヒューマン&テクニカル)グレードは、2008年から実施
されています。
どちらも、評価内容に「客観性」「透明性」「合理性」が乏しく、主観的、
恣意的な評価になりがちで、客室乗務員のチームワーク上、またパワー
ハラスメントなど人権侵害を引きおこしやすいという点で、大きな問題が
あると考えます。
ANAでは、乗務時は勤続年数を全く無視したこのEGグレードによる
指揮順位となっており、さらに乗務手当にまで差がつくシステムになって
います。
またJALでは、ベテラン層に低いグレードが付けられる傾向にあり、指揮
順位や乗務手当には影響しないものの、グレードを低くされた客室乗務員
には日勤教育が強行されました。
この客室乗務員の評価制度に対し、JALの機長組合や乗員組合はじめ、
JJ7労組が「チームワークに影響し安全上問題であり、人権侵害の制度
である」との声を上げています。
欧米ではこうした評価制度による、客室乗務員間の差別はいっさい行われて
いません。 どこでも経験が大事にされるセニョリティー制度となっています。
今後、この評価制度が導入されたことによる安全上、人権上の問題点を、
職場の声を中心にお伝えしていきますね・・。