客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

グレード問題 東大教授のご意見 ①

2008-05-11 22:07:20 | 評価制度・グレード問題
Q この間、東大の先生にお話を伺いに行ったんですって・・?

A うん、文学、言語の専門の先生に評価制度の内容について
  いろいろ伺ってきたわ・・。

Q どうだった?

A 評価項目全般をご覧になって、「これらの基準は著しく客観
  性に欠け、納得性も透明性もありませんね・・」ですって!

Q やっぱり・・!たとえば「親しみやすく、あたたかさが伝わる
  自然な笑顔である」とか、「どの場面でも自然な笑顔である」
  とか、いくらでも主観的に評価できる項目ばかりが、何十項目
  ってあるでしょ? それで勝手に判断されてレッテル貼られる
  ことについて、特にベテランは怒ってるわ・・。

A 先生が仰るには・・、
   【たとえば「親しみやすく」という基準は、客室乗務員の「笑顔」
    に対する、乗客の側の印象です。いったいどのようにして乗客
    自身が一人ひとりの客室乗務員の「笑顔」に親しみを感じてい
    るのかを評価するのでしょう。さらに「親しみやすい笑顔」と
    「親しみにくい笑顔」を分離する基準がどこにあるのでしょう。
    結果的に評価する側の、評価される者への「好き」か「嫌い」
    か、「どう感じるか」という、客観的基準を立てることのでき
    ない判断になってしまいます。その判断が、職場での何らかの
    力関係において行われる場合、それは純粋なパワー・ハラス
    メントになります。】
 ・・ですって。

Q なるほどね・・!親しみやすく、あたたかい笑顔でサービスすること
  は、お客様にとってホッとする事だし、いいことではあるけど、それ
  を上司が主観的に評価して、差別することでチームワークが崩れる・
  ・・、これってお客様の立場に立ってることかしら・・?
   

         → 次回に続きます
  
    


 



   











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