客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

JALグループの皆様へ

2010-01-23 23:55:06 | TOPICS JALグループ
1月21日に、JALビルで企業再生支援機構から
日航内8労組に対し、説明会がありました。支援機構
からの説明は、以下の通りです。

「約15000人削減の報道が流れているが、一斉に
 削減する訳ではない。」

「①新規採用を控える、②定年退職による自然減、③GRP
 内子会社の分離、④早期退職制度を募集する、⑤一時帰休
 ⑥ワークシェアリング、等を計画する。」

「整理解雇は考えていない。」

「航空事業は、直接、間接含め多くの人で支えなければ、安全も
 サービスも守れないという事は理解している。」

「今後の計画については、路線の見直し、機材のダウンサイジング、
 アライアンスなどネットワークの構築、人員削減に加えて、各種
 手当や賃金体系の見直し等のコスト削減を考えている。」

「今後、労組とも協議していく。」

以上の説明でした。CCUはじめ各組合からは、「再生に向けて
心ひとつにして頑張って行こうと思っている。安全性向上は、再建
には欠かすことの出来ない最重要課題である。今後は、現場の声
が反映されるシステムを作っていただきたい」等を伝えました。








JAL再建問題について

2010-01-14 23:50:44 | TOPICS JALグループ
日本航空の再建問題では、法的整理を活用する方向が
決まりました。

職場では様々な情報が流れ、不安が増大しています。

これまで一生懸命に安全運航を支えてきた現場の人たち
に責任が無いことは、西松社長も表明しています。

日本航空が依頼した外部の「安全アドバイザリーグループ」
の「提言」が、2005年に続き昨年12月に発表されました。

そこには航空会社にとって「安全と経営は車の両輪」であり
「財務状況が悪化した時こそ、安全への取り組みを強化する
くらいの意識を持って、『安全の層』を厚くすることに精力
を注がなくてはならない」「社員の活気や意欲、自由にもの
を言える職場(中略)は、すべて安全の基盤である」と述べ
られています。

今、不安と精神的疲労で職場のモチベーションは大きく下がり、
上記の内容から逆行するような状況になってきていますが、
『安易な人員整理、コスト削減では再建は果たせない』という
ことを現場からしっかり主張していく必要があります。

肩たたきには断固として応じない、これからも安全とサービス
を支え頑張っていく、ということを仲間同士励ましあい、助け
合って行きましょう!

何か不安なこと、心配ごとなどありましたら、いつでもメール
くださいね。一人で悩まず、みんなで乗り越えていきましょう!

  http://caa.phenix.or.jp   客乗連絡会 事務局
【件名に、客乗相談と入れて下さい。弁護士無料相談もあります】

  














新年おめでとうございます!

2010-01-02 11:28:39 | 管理人より
新年明けましておめでとうございます。

昨年は日本全国で貧困・格差・ワーキングプアーなどが
深刻な社会問題となりました。
私たち客室乗務員にも派遣問題、それに伴う解雇問題、
契約制問題などその波がおしよせ、決して他人事では
ない一年でした。

今年はそれらを一つひとつ解決し大きな飛躍の年に
したいですね!

私たちの重要な任務は「保安任務」であることに強い
モチベーションを持ち、航空の「安全」を支えながら、
内航、外航問わず、日本で働く客室乗務員全体の地位
向上をめざし、今年も力いっぱい頑張りましょう!!

今年もよろしくお願いいたします。

              2010年 元旦
            客室乗務員連絡会事務局長
              NORIKO.K