客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

FRMSって何ですか?

2011-11-25 23:57:49 | 管理人より

芙美     乗員さんから「FRMSって知ってる?」って聞かれたんだけど

        何のこと?

由紀子   「疲労リスクマネージメントシステム」のことね。

芙美     それが私たちの勤務に何か関係あるの?

由紀子   ICAO(国連の国際民間航空機関)の会議で、規定の

       Annex 6 の改訂が決まったのよ。

芙美     え~?どういう事?

由紀子   Annex 6(改訂)PART1の4.10項では、各国に対して

       乗員と客室乗務員の疲労管理に関する規則を定める

       よう要求しているのよ。   

芙美    それは知らなかったワ・・。

由紀子   目的は、「運航乗務員及び客室乗務員が、十分な注意力

       を維持する事を確実にする為」となっていて「飛行時間、

       勤務時間、休養時間の為の規則は、科学的原則と知見

       に基づくべき事が必要である」と明記されたのよ。    

芙美     え~!?じゃあANAのように年間1000時間を超えるよう

        な非人間的な乗務時間制限とかが問題になるって事? 

由紀子    確かに年間乗務時間制限は、EUでは900時間以内って

        決まってるし、日本の航空法では1000時間を超えては

        いけない(乗員規定)事になってるので、ANAの客室

        乗務員の1080時間制限は問題だと思うわ・・。

         でもこのFRMSはスタートしたばかりなので、具体的な動きは

        これからよ。          

芙美     そうなのね・・。    

由紀子    まずは、私たちがこのFRMSの中身をよく勉強して理解する

        ことから始めないとね。

芙美     う~ん、何だかむずかしそうだけど、客室乗務員の疲労が問題

        になってるので、このFRMSも活用できるようにしたいわね  


JALの契約制CA裁判の今後は?

2011-11-14 23:36:34 | 管理人より

みちる   10月31日に契約制CAの雇い止め撤回裁判があった

       けど、職場復帰が認められず悔しかったわね。

優香    結審の直前になぜか交代になった裁判長は、パワハラ

       以外は会社の言い分のままの判決で、とても納得でき

       ないものだわ・・。

みちる   これからどうなるの?

優香    ご本人と組合は、控訴するって決めたそうよ! 自分一人 

       の事ではなく、これまで悔しい思いで辞めさせられた、

       たくさんの契約制の仲間たちの為にも頑張るって・・・。

みちる   まだお若いのに、本当に偉いわね。 自分だけの事だと

       ついラクな方に行ってしまうと思うけど、契約制の人達

       みんなの為にと思って、勇気を出して控訴したのね!

優香    私たちも、雇い止め撤回の運動を広げるために、これまで

       以上に頑張らなくちゃね・・。みんなで彼女を支えて行きま

       しょうね!

  【みなさまへ】

    これまでのご支援に本当に感謝いたします。 引き続き頑張り

     ますので、これからもよろしくお願いいたします。 

                  客室乗務員連絡会 事務局一同