明日からの個人面談について

１０月１日から、JAL客室乗務員の４５歳以上の方に、
乗務をはずして個人面談を行うことが予定されています。

こうした場で個人的な強要を行うことは、解雇権の乱用
になり、またパワハラ（人権侵害）の面からもとうてい
許されるものではありません。

「整理解雇」の要件には「回避努力」があり、あらゆる
努力（年齢制限の撤廃、一時帰休、ワークシェアリング等）
を尽くさなければ、会社は整理解雇はできません。

【退職強要に負けないためにはどうしたらいいの？】
　　
　　→　何を言われても「辞める意思はありません」と
　　　　はっきり言い、あとは黙秘し聞き流す。
　
　　→　他の仲間も頑張っている事を考え「辞める意思は
　　　　ありません」と言い、ひたすら黙秘する。

　　→　これまで安全運航とサービスを守って頑張ってきた
　　　　のは私たち、一方でJALを経営破たんさせた経営者
　　　　たちは多額の退職金も返さずのうのうとしている、
　　　　事を思いだし、はっきりと「辞めません、これからの
　　　　安全運航のためにもベテランは必要だと若い人たちも
　　　　言ってます」と伝え、ひたすら黙秘する。

　　　（ベテラン層から「若い人たちから辞めないで下さいと
　　　　言われている、これは本当に励まされます」との声が
　　　　多く寄せられています）

　　→　録音テープを用意する。

　　→　不安があれば、CCU（０３－５７５６－０８８８）又は
　　　　航空連（０３－３７４２－３２５１）に電話してください。
　　　　必ずあなたの力になります。　みんなで頑張りましょう！


　　　　
　
　

御巣鷹山慰霊登山のご案内

１０月１５日（金曜日）に、「御巣鷹山慰霊登山」を
実施いたします。

主催は航空安全会議で、航空ではたらく方を対象に
呼びかけています。

０６：４０分羽田空港からバスで出発し、当日の夜に
戻ります。

参加費は３０００円（障害保険代含む）、申し込み
締め切りは９月３０日です。

お問い合わせは、
０３－３７４２－３２５１（航空労組連絡会）または、
０３－３７４２－９３５９（航空安全会議）までお願い
します。

CA雇い止め裁判

絵里　　　JALグループで雇い止めになった客室乗務員が裁判を起こした
　　　　　　んですって？

早智子　　入社して２年のCAが、上司からパワハラをうけたあと雇い止め、
　　　　　　つまり解雇されたそうよ。

絵里　　　パワハラは、欧米では厳しく禁止されているんでしょう？


早智子　　パワハラは人権侵害なので日本でも厳しい措置が必要なのに、
　　　　　　JALに限らず、相手が契約制という不安定な身分であることを
　　　　　　利用して圧力をかけ、退職に追い込もうとするケースがいくつ
　　　　　　かの会社で報告されているわ・・。

絵里　　　例えばどんなことを言われたの？

早智子　　「若年性痴呆じゃないの？」とか「親の顔を見たい」とか言われ
　　　　　　たそうだけど、あまりのひどさに彼女はそのあと上司の言葉を
　　　　　　テープに録音したそうよ。　　

絵里　　　それは完璧ね！でも雇い止めの理由は？

早智子　　会社は「成績不良」としてるけど、身に覚えのないことまで雇い
　　　　　　止めの理由にされていて、彼女は「今まで同じように退職に
　　　　　　追い込まれた同期や後輩たちのためにも、泣き寝入りせずに
　　　　　　頑張りたい」と言ってるわ。　　　　　
　
絵里　　　今までも、理不尽に退職に追い込まれた契約制の客室乗務員は
　　　　　　多くいて、中にはご両親が組合事務所に相談にいらしたケース
　　　　　　もあったそうね。

早智子　　今回の裁判は、氷山の一角だと思うわ。入社してきた人たちが
　　　　　　雇用の不安なく安心して仕事に専念するためにも、今回の裁判を
　　　　　　応援していきたいわね。