Q 航空局との交渉の結果はどうだったの？

Ｑ　５～６月に安全問題で航空局と交渉した結果は・・？
Ａ　たくさんの項目について交渉したけど、主に航空局からの質問に私たちが
　　説明するといった感じで、これからも引き続きこうした話し合いの機会が
　　大事だと感じたわ・・。
Ｑ　「客室乗務員は専門職として、正社員で採用を行うよう各企業に働きかけて
　　ほしい」という要求に対しては？
Ａ　局としての認識はまだまだといったところ・・。もっと職場の声や世論を
　　広めて行きたいわ・・。
Ｑ　客室乗務員としての経験の蓄積やその伝承は大事よね・・。雇用不安のない、
　　安心して働き続けられる保障が必要だわ・・。
Ａ　ひきつづき声をあげていきましょうね・・！！

Ｑ この夏のＪＡＬキャビンクルーユニオン（ＣＣＵ）の要求は？

Ｑ　６月は春闘につづいて会社との交渉時期だけど、どんな要求を
　　出してるの？

Ａ　やっぱり何といっても安全問題が一番だワ・・。
　　　　まず、「ＪＡＬの、労働者を分断させる労務政策をあらためて、
　　　　企業基盤である‘安全’を優先する経営方針にあらためること」
　　　　「ＭＤ９０型機の編成数について労使で検証し、４名で乗務させ
　　　　ること」
　　　　それと「ＪＡＬの自社整備体制を存続させ、確立すること」
　　を要求しているの。

Ｑ　自社整備体制って・・？

Ａ　ＪＡＬもＡＮＡも、自社の整備さんの採用を縮小して、だんだん関連
　　会社の整備さんの方を増やしたり、大きい整備（重整備）を海外の整備
　　会社に委託したりしてるけど、ちゃんと自社で責任もつ整備体制にして
　　下さいということヨ。

Ｑ　ＣＡもコスト優先で契約社員の採用に切り替わってしまったけど、整備
　　もコストを下げようとしてるのね・・！安全を支える人のコストを下げる
　　ということは、安全コストを下げる、つまり安全の切り下げということ
　　よね・・。

Ａ　それと、人権・コンプライアンス（法令遵守）の問題では、以前から問題
　　になってる「個人情報・監視ファイル」事件の解決のため・・・、
　　　　「経営トップは、この事件の全容解明に全責任を持ってあたること」
　　　　「この事件の責任者を明らかにし、厳重な処分を行うこと」など・・
　　そして・・、
　　　　「経営トップの責任において違法行為を一掃すること」
　　　　「管理職による組合脱退勧誘、不当労働行為を即刻やめること」
　　　　「ＣＣＵとＪＡＩＦＩＯ（第二組合）との所属のちがいによる昇格
　　　　　差別、不公平な人事を是正すること」
　　なども要求しているの。

Ｑ　業務や勤務については・・？

Ａ　「ＡＮＡで行っている米国西海岸１泊３日など、長時間勤務の負荷を無視
　　したパターンは、今後もアサインしないこと」「国内線では、４Ｌ/Ｄの
　　アサインは４勤務日中、１日までにし、月間アサイン回数の制限を設ける
　　こと」など、
　　また「Ｂ７のＯ/Ｈ　ＳＴＯＷＡＧＥについてはＢ４タイプに改修すること」
　　「部分就労の募集においては、希望者全員を任用すること」など・・。
　　
Ｑ　契約制客室乗務員の要求は・・？

Ａ　正社員との格差をなくすため、「精勤手当の大幅ＵＰ」や「パーディアム
　　等、各種手当や配車基準も、正社員と同等とすること」など要求してるの。

Ｑ　どれも切実ね・・！

Ａ　交渉は６月２０日が山場なの。みんなで組合事務所立ち寄りや団体交渉の
　　傍聴、署名などで頑張りましょうね・・！