客乗連絡会

客室乗務員が集うCAのひろばです

評価制度どう思う?

2016-06-30 22:28:09 | なんでもQ&A

あるCAより以下の質問がありました。

Q 私の会社ではチェックの際、上司によって言ってることがマチマチで、

  統一した基準がなく主観で判断されていて不透明です。 

  どうにかなりませんか?

A そもそも「評価」するには、客観性、透明性、合理性が必要です。

  恣意的なものであってはいけません。この為、基準を具体的で明確な

  ものにする必要があります。また、評価者の定期的な訓練も必要です。

 (2014年5月 厚労省 労働政策研究・研修機構によるアドバイスより)

  上記の内容が伴っていない場合は、労働組合できちんと要求を出し

  改善させていく必要があります。

  航空連には Japan Cabin Crew Union(JCCユニオン)という、CAが

  一人でも加入できる組合があります。いつでもご相談くださいね。

   (03)3742-3251  JCCユニオン(航空連気付)

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【お知らせ】

 このブログは今月限りで休止いたします。また別の形でお目にかかれる

 時があると思います。 その時はまたお知らせいたしますね。

 ありがとうございました!!

                        客乗連絡会

 

   


ある客室乗務員からの質問(先月からの続きです)

2016-06-01 22:56:26 | なんでもQ&A

先月に引き続き、あるLCCの客室乗務員の方から、以下の質問が

ありました。

Q 私たちの会社では、フライトとフライトの間(インターバル)

  は30分しかなく、その間に忘れ物や不審物のチェック、

  掃除をして、すぐに次のお客様の搭乗が始まるので、トイレ

  に行く事も、食事もできない状況です。他社はどうなって

  いますか?

A 食事もとれないのは大問題ですね!!

  そもそも国内線と国際線近距離の折り返し便の場合は、勤務

  時間が6時間を超えたら45分、8時間を超える場合は1時間

  の(みなし)休憩が必要です。

  以前、ある航空会社のCAが労基署に「休憩が取れない」と申告し、

  会社に指導が入り、羽田での機内清掃を業者委託に変更させた事

  があります。

  また、他の航空会社では、やはり労基署に行き「休憩が取れない」

  と申告した結果、香港線のミールがチョイスから単一に変更になり

  ました。それでも休憩時間は不十分で引き続き労基署に訴える必要

  がありますが、まずは貴方も労基署に行かれてはどうでしょう? 

  又、組合でも交渉して是正させる必要がありますね!

  頑張りましょうね!!