ANAは昨日、「2014年度から客室乗務員を正社員として
採用する」と発表しました。
私たち客室乗務員連絡会(客乗連)は、契約制が導入された
1994年以降、一貫して「契約制ではなく正社員としての採用を」
と訴え、国土交通省への働きかけ等を行ってきました。
今回、大手航空会社であるANAが正社員採用への切り替えに
踏み出したことは、私たちの運動の成果でもあり歓迎すべき事と
いえます。
今回のANAの決定を契機に、他社、とりわけ3年又は5年までの
有期雇用としているLCCや外航日本人客室乗務員についても、
正社員での採用に切り替えるべきと考えます。
保安要員である客室乗務員の雇用不安をなくすことは、ものが言い
やすい職場に変わる事であり、空の安全にもかかわることです。
私たちは引き続き、安定した雇用と人間らしく働きつづけられる職場
をめざし、取り組んで行く決意です。
引きつづき皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
2013年8月20日
客室乗務員連絡会