今年もあとわずかになりました。
28日、インドネシア沖で消息を絶ったエアアジア機の
乗員、乗客の安否が気がかりですが、こうした悲劇が
起きるたびに、航空はやはり安全第一でなくてはという
原点を思い知らされます。
さて、今年を振り返ると・・、客室乗務員について言えば、
まだまだ無法がまかり通っている実態があります。
国内の航空会社では、
① 1日のスケジュ―ルの中で、休憩の明示が全くない、
(8時間以上の勤務でも、休憩がとれない)
② 変形労働制であるにもかかわらず勤務がコロコロ
変わる
③ 出社前の1~2時間、無給業務(サービス業務)が
当たり前になっている など。
また、外国籍航空会社(外航)では、本国の客室乗務員は
正社員であるのに、日本人(アジア人)は契約制のまま
正社員になれず、減便などの調整でカンタンにクビになる
という実態があります。 (本来、労働契約法19条から、
安易に契約制を雇い止めする事はできないのですが・・)
「安全な航空会社です」と胸を張るには、まずは「コンプライ
アンス(法令順守)」から、その為の運動をみんなで強めて
行きたいと思います。
1年間、つたないブログに付き合って下さり、ありがとうござい
ました! 来年もどうぞよろしくお願いいたします
客乗連絡会 事務局一同