「シャック便り」の内容が幅広くなりすぎましたので、主に技術的なものを新たに「JF4CAD技研」として独立させることにしました。
過去のレポートについても当てはまる内容は徐々にこちらに移してゆく予定です。
「シャック便り」の内容が幅広くなりすぎましたので、主に技術的なものを新たに「JF4CAD技研」として独立させることにしました。
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さて、伊豆大島でバスやタクシーの運転手さんとかから聞いた話をまとめてみます。
[伊豆大島について]
かつて1万3千人ほどの人口があったが、現在は9千人台に落ち込んでいるとのこと。産業がないため若い人はみんな都会に出てしまい(大島は東京都ではありますが)、残っているのは年寄りばかりとのこと。特に昭和61年の三原山噴火で全島避難(約1ヶ月)があってからはその傾向が強まったそうです。
昭和61年の全島避難は島民にとって大きな出来事だったようで、バスの運転手さんは島民を無事に港まで運んだことを誇りを持って話してくれましたし、タクシーの運転手さんも今なお当時の写真を車に置いていました。ただ、過去の三原山の活動周期から言えば、そろそろ噴火があってもおかしくないとのことです。
[伊豆大島のハム]
タクシーの運転手さん曰く「アマチュア無線のアンテナはいくつか見たことがある」とのことです。ただし、アクティブにQRVしているかは不明です。漁船との連絡用などで開局している局がいるのかも知れませんね。
観光客の多くは釣り客で、椿など花の時期には花の見物客がいるそうですが、アマチュア無線をしに来た客は珍しいとのことでした。
[宿泊施設について]
伊豆大島の宿は観光客相手の観光ホテルか釣り客相手の民宿がほとんどとのことです。ビジネスで訪れるお客は少ないそうでビジネスホテルはないようです。工事などで本土から来た人は民宿に泊まり、長期滞在用の食事(観光客用の豪華なものではなく質素なもの)で安く泊まっているそうです。
民宿だと安いのですが、ピーク期には1人とか2人では泊まれないため、ビジネスホテルみたいのがあればいいのですが。
5/5に東京都大島町・伊豆大島(JCG 10004)三原山に移動運用してきましたのでご報告します。
なんとか出港時刻までに岡田港にたどり着きました。岡田港のターミナルにはそば屋、おみやげ物売り場と椿の種の民芸品売り場がある程度です。お土産屋さんで名物「牛乳せんべい」を購入しました(これがレトロなデザインの掛け紙です)。大島の谷口酒造の焼酎が欲しかったのですが、あいにく神津島の「盛若」しかなく、泣く泣く断念しました。
あ、現在「ジェット船就航5周年キャンペーン」として東海汽船のHPにあるクーポン券を印刷して持ってゆくと、おみやげ物が1割引になります。これでお土産が安く買えました。
そうこうするうちに乗船時刻になりました。乗ったのは「愛」。
今回は50MHzで32局、144MHzで13局、430MHzで10局の計55局とQSOできました。わずか3時間の慌ただしい移動でしたが、各局ありがとうございました。次回はもう少し運用時間を取れるよう工夫したいと思います。
5/5に東京都大島町・伊豆大島(JCG 10004)三原山に移動運用してきましたのでご報告します。
岡田港から三原山行きのバスに乗車。過去に移動運用された方の記録を見ると、三原山中腹の富士見峠がよさそうなのですが、どこの地図にも載っていません。港にあるバスの案内所で聞いてみても分からないとのこと。それならと良さそうな場所が見つかったらバスを降りる作戦に切り替えました。
バスは観光便を兼ねていますので、要所要所で一旦停止して説明してくれます。あ、岡田港の割と近くの道沿いに「ヨウゴシ岬展望台」という場所がありました。標高は数十mと低いですが、すぐ先が海で開けており、1エリア全体に電波が飛びそうな感じです。屋根付き展望台もあり、雨ならここでの運用がいいかも知れません。
さて、良さそうな場所が見つかったらバスを降りることにしていたのですが、このバスは停留所があっても案内もなく通過してしまいます。運転手さんの説明が面白いので降りるに降りられなくなり、とうとう終点の三原山頂口まで乗り通してしまいました(観光にはこれで便利なんですが)。三原山は阿蘇山と同じく2重式の火山で、標高600m前後ある外輪山ならそれなり運用ができますので、付近を見渡したら「展望台」の看板が。山道を2分ほど登った先にある人気のない展望台から運用することにしました。地図はこちら。
ところが当日の三原山は霧。岡田港の写真で快晴でしたが、山は霧がかかるみたいです。アンテナの先端すらおぼろげになるほどの霧で何も見えないため、写真も撮れないしどっちが東京方面か全然分かりません(寒くはなかったです)。ひとまず50と144/430のアンテナを組んでステーを張って運用開始しました。
最初に50MHzに合わせてみると、電源を入れた周波数で長野県の移動運用が聞こえたので早速コール。長野県上伊那郡(南箕輪村)とのことです。こちらが伊豆大島移動と言うと、びっくりされている様子です。180km前後のようですが飛んでくれているようです。
QSOが終わってから空いている周波数でCQを出してみましたが空振り。どうもビームが合っていない感じです。しかも風があるのでアンテナの位置があわせにくく、困った状態です。よく分からないので無指向性のアンテナを持ってきた144MHzにQSY。これならビームを気にせずQRVできます。CQを出したらパイルにはなりませんが割とコンスタントに呼ばれてゆきます。伊東市や三浦市といった晴れていれば見えそうな場所はもちろんのこと、静岡市や新座市(ともに約100km)などにも飛んでくれています。5Wにモービルホイップでこの飛びなら十分でしょう。
144でCQ出しても呼ばれなくなりましたので50MHzに再チャレンジ。何とJA1RLがQRVしています。ご存じの通りJA1RLは巣鴨(豊島区)にありますので、これでビームが合わせられました。これは有り難いです。ビームが合いましたので空き周波数でCQを出すと、こちらもコンスタントにコールが返ってくるようになりました。途中でWebクラスタに上がったようで、数局に呼ばれる状態になってきました。5Wに2エレですが1エリアほぼ全域に飛んでいるようで、宇都宮市(約200km)とかもお呼び頂きました。
一通りコール頂きましたので今度は430MHzにQSY。SSBで出してみると相模原市からコールが返ってきました。430のSSBは結果的にはこの1局のみで、FMにQSYすると次から次へとコールが。FMのパイルは弱肉強食で強い局だけが聞こえますから独特です。ゆっくり昼飯食べながらでしたが、結構コールを頂きました。
最後に50MHzに戻ってラストスパート。コンスタントにお呼び頂き、あっという間に14時になってしまいました。運用時間3時間ではこっちも不満ですが、15時の船しか予約が取れなかったため仕方なく下山です。
が…バスの時間を読み違えてしまい、岡田港行きのバスを逃してしまいました。案内所も無人で慌てましたが、公衆電話備え付けの電話帳にタクシーの電話番号があったので電話してみると迎えOKとのこと。助かりました。4000円ほどかかりましたが、何とか岡田港に戻ることができました。お土産買ったらすぐに乗船時刻でした。
長くなってきましたので③に続きます。
5/5に東京都大島町・伊豆大島(JCG 10004)三原山に移動運用してきましたのでご報告します。
これが「虹」。背景のフジテレビにも負けないド派手ですね~ トリスウイスキーのアンクルトリスの絵で有名な柳原良平氏のデザインだそうです。「虹」はまだ落ち着いたデザインでして、「愛」に至っては…です。時間になりましたので出港です。なお、スキーバッグにアンテナと伸縮ポール、リュックにリグを入れましたが、特に手荷物料金等は取られませんでした。
装備はいつも通りで、
Rig:FT-817ND+9000mAHバッテリ
Ant:2el HB9CV(50MHz) SG7900(144/430MHz)+4.5m伸縮ポール です。
ロケーションが良さそうなのでモービルホイップのSG7900(144は7/8λ、430は5/8λ3段)でも飛ぶだろうとの判断で持ってゆきました。なお、予告にあったハイバンドのアンテナは重くなるので断念しました(この装備でもそれなり重量を感じます)。
出港後5分ほどでこの風景です。この後翼走状態となり、船体が海面から浮き上がります。海面から浮きますので80km/hの高速航行が可能ですし、ほとんど揺れません。船酔いの心配なしです。芝浦-羽田空港-横浜-横須賀と窓の外の風景が変わり、東京湾フェリー(久里浜-金谷)とクロスするとようやく東京湾の外に出ます。湾外では人の身長くらいの波ですが普通に新聞が読めるほどの安定性です。
約1時間40分(やや早着)で大島に9:30前に到着。今日は南風なので南に三原山を控える岡田港に到着です(三原山が風よけになってくれます。ちなみに帰り便も岡田)。岡田は島の北側にある平地の少ない場所で、船のターミナルとわずかなお店があるだけの小さな集落です。一方の元町は島の中心地なので元町に接岸してもらった方が便利なのですが、こればかりは仕方ないですね。
三原山へのバスは船に合わせて運行していますので、あまり待ち時間もなくバスは出発してくれます(9:40出発)。それでは三原山に向かいましょう。
長くなりましたので続きは②にて。
本日(5/5)、伊豆大島の移動運用は無事終了し、自宅に帰着しました。
お呼び頂きました各局、ワッチ頂きました各局、どうもありがとうございました。船での日帰りで運用時間が十分に取れず、その点ではやや残念なところもありましたが、ぜひもう一度作戦を練り直して再チャレンジしてみたいと思います。
詳しいレポートは明日以降作成します。
※今までコメントを付けられない仕様になっていたみたいです。出先のホテルで気が付きコメントを開放しました。申し訳ありませんでした。
伊豆大島に渡る船のチケットが手に入りましたので、5/5に東京都大島町(JCG 10004/IOTA:AS-008-008)に移動運用します。
日時:5/5(土) 午前11時頃~午後2時頃まで
当日朝のジェット船(東京発1430便)で大島に渡り、午後の便(2110便)で帰ります。
ジェット船が欠航の場合(or欠航の可能性がある場合)は中止します。
また、当日雨天の場合は中止もしくは移動地を島内の別の場所に変更します。
場所:東京都大島町(伊豆大島)三原山中腹からQRVの予定です。
バンド:50/144/430MHz帯(いずれもSSB。FM/AMはリクエストがあればQRVします)
荷物に余裕があればハイバンドも検討します(未定)。
※当局の移動運用についてはこちらもご覧下さい。
※QSLカードについてはこちらをご覧下さい。
4/28~29のオールJAに参加してみました。珍しく常置場所からのQRVです。
50MHzをワッチしてみると皆さん信号が強い強い。5エリアの愛媛県で59+40dBまで振っていたり、遠く滋賀県長浜市の局がはっきり聞こえたりと普段なら信じられないような状態です(ちなみに常置場所でも2エレ HB9CV)。しかも、普段信号が聞こえない50.400以上のところにも局が出ている状態です。普段閑古鳥の50MHzがこの状態っていいかも。
Eスポは21MHz等では確認できましたが、50MHzでは残念ながら確認できずでした。最初にIC-726S(10W)を使ってしまったため、あとでFT-690mkII(2.5W)にすればよかったかな、と思いましたが後の祭りでした。2.5WならQRP部門でログを提出できましたね(汗)
最近は電子メールでのログ提出ができますのでやってみようかと思います。それはいいですが、なぜか144MHzのFMで「CQコンテスト」とやっている局を2局ほど確認しました。オールJAでは144MHzは対象外のはずなんですけど…