JF4CADの運用日誌2.5

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移動耳より情報

2018-09-12 | シャック便り
[オレンジフェリーの「おれんじ えひめ」が就航]
四国開発フェリー(オレンジフェリー)の大阪南港-東予航路の新造船「おれんじ えひめ」が8/25に就航しました。

今治造船系のあいえす造船で建造された14,749t・航海速力20ノットの船で、働き方改革に伴うトラックから船へのシフトに対応し大型化されました。また国内初の全席個室フェリーとなります。一番安い席でも個室ベッドです。

この航路は大阪からは22時発で翌朝5時到着となり、今治への無料バス、松山への連絡バス(有料)もあるなど使い勝手がよく、四国遍路やしまなみ海道のツーリングなどに便利です。オレンジフェリーは船内レストランに力を入れていることでも知られており、ぜひ船内レストランを利用してみてください。なお売店は廃止されましたのでご注意ください。

なお今回の就航に伴い東予港のターミナルが新ターミナルに変更、東予発のダイヤが変更されています。これまで就航してきた「おれんじ8」が引退となり、残る「おれんじ7」も冬にもう1隻の新造船「おれんじ おおさか」が就航する際に引退の予定です。


[第一交通が那覇-本部間の高速船航路に参入か]
全国でタクシー事業を、沖縄で路線バス事業(琉球バス・那覇バス)を展開している第一交通産業が那覇-本部間の高速船航路への参入計画を発表しました。那覇から北部を直結する高速船航路は以前あさひ観光が那覇-本部・伊江島間で運航していましたが採算が取れず撤退しています。

沖縄観光の交通モード多様化に向けた国の実証実験で選定されたもので、那覇-本部の直航便(所要90分)と北谷・恩納・名護に寄港する経由ルート(145~200分)の2つの航路が社会実験として試験運航されました。需要が見込めると判断されれば来年4月頃からの本格就航を目指しているとのことです。

本部町は美ら海水族館などの人気観光施設があり、やんばる急行バスや117番高速バスなどの沖縄道経由のバスも運転されていますが、観光シーズンには渋滞が発生することもあって高速船が定着するか注目です。


[不祥事の続く吉野大峯ケーブル自動車に厳しい処分]
奈良県吉野地方でロープウェイと路線バスを運行する吉野大峯ケーブル自動車がバスの運転に必要な二種免許を持っていない男性に運転をさせたとして近畿運輸局より9/18~10/24まで37日間の事業停止処分、加えてバス1台を10/25以降130日間使用停止にする処分を下したことが明らかになりました。

吉野大峯ケーブル自動車は運営するロープウェイが昨年4月に駅とゴンドラとの接触事故を起こし運休、施設の老朽化もあっていまだに再開の目処が立たない状態です。このため代行バスを運転していましたが、その運転手が二種免許を持っていなかった模様です。しかも運転手は82歳と高齢で大丈夫だったのか心配になります。

吉野大峯ケーブル自動車は吉野地方の会社ですので近鉄系と思われがちですが地元資本の独立系の会社だそうです。このほか理由なく路線バスを運休したとして処分を受けたこともあり、不祥事が続いているようです。

同社の社長は二種免許を持たない男性に運転させた件で5月に逮捕され社長を辞任、先代の社長が復帰する事態となっています。吉野町では秋の観光シーズンに大きな打撃になるとして対応に苦慮しているようです。
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