JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2020-09-14 | シャック便り
[内海フェリーが事実上の廃業へ]
高松-小豆島草壁を結んでいる内海フェリーが両備グループに全株式を譲渡することが明らかになりました。合わせて両備グループは来年3/11より内海フェリーの航路を休止することを発表、内海フェリーは事実上の廃業となります。

内海フェリーは今年新船を建造中で間もなく就航の運びでしたが新型コロナウイルスの影響で乗客が激減、加えて現在の船の売却も進まず資金繰りが悪化していました。倒産を回避するため両備に経営権を譲渡する模様です。

両備がほとんど使わないまま用済みになってしまう新船をどう処遇するのか注目されます。これまでの内海フェリーの船より小型の船であるため両備系の国際フェリーでも使いづらいく就航早々売却という最悪の結果になることも考えられます。

内海フェリーの失敗は国際フェリーと合併できなかったことで、国際フェリーが両備グループに買収され、残った内海フェリーも両備に身売りする結果となりました。


[安栄観光・八重山観光フェリーが共同運航を廃止へ]
石垣島から竹富島・西表島などへの高速船を運航している安栄観光八重山観光フェリーが2010年より行ってきた共同運航を10/1より廃止することになりました。

これに伴い往復乗船券、乗り放題チケットを含め他社便での利用が一切できなくなります。往復乗船券の割引額は高くないため、帰り便の予定が決まっていない場合は片道のみの購入とした方が無難です。

両社は第三の会社である石垣島ドリーム観光が2007年に高速船に参入したことに伴い共同運航に踏み切りましたが、石垣島ドリーム観光が2018年に定期船運航から撤退、近年は八重山観光フェリーが波照間島への不定期航路を開設するなど再び競合関係に変わってきたことが背景にあるものと思われます。


[ジャンボフェリーが個室販売便を拡大]
神戸-小豆島-高松のジャンボフェリーが従来深夜便のみ販売していた個室を他の便でも設定しています。対象便は高松発19:15(土休日は16:30)、神戸発19:45(土休日は19:20)で、予約方法は深夜便と同じです。

ジャンボフェリーの個室はトラックドライバー用の個室と共用で、現在はトラックのヘッド(運転台)を切り離しトレーラー(荷台)のみを船に積み込む方式が主流となり個室が余っているため一般に販売しているものです。
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