JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

移動耳より情報

2023-08-22 | シャック便り
[東海汽船さるびあ丸が故障でダイヤ変更]
東海汽船の「さるびあ丸」で推進装置の一部に故障が起き、速力低下のため今後ダイヤの変更が見込まれるとのことです。

故障箇所は電動ポッドで、現在は電動ポッドを停止しスクリューのみで航行しているため所定の速力を出すことができず、東京湾納涼船と東京-大島間のみの運航を行っています。9月末は三八航路に入る予定でしたが橘丸が入ることになりました。修理は10/9~27までの予定で、それまでは変更が生じますのでご注意下さい。


[三洋汽船のフェリー航路が休止]
笠岡諸島への定期船を運航している三洋汽船が運航しているフェリー航路(笠岡伏越-白石島)について今年末をもって休止することを公表しました。事実上の廃止とみられます。

この航路は1日4往復、「さんよう」が就航していますが老朽化が著しく近年はしばしば故障を起こしていました。船が置き換えられず疑問に思っていたら廃止という決断に至ったようです。なお三洋汽船が運航する白石島への旅客船、瀬戸内クルージングが運航するフェリー航路は引き続き存続します。


[元備讃フェリー「しわく丸」が解体]
今年2月まで備讃フェリーで就航していたフェリー「しわく丸」が宮地サルベージで解体されたことが明らかになりました。

「しわく丸」は2011年に石田造船で竣工した269t・航海速力10.5ノットの芸予型フェリーでしたが、領収検査で船首部分からの浸水を起こし一時は船主の丸亀市が引き取りを拒否するなどいわく付きの船でした。その後も重い車の積み込みで船首が浸水するなど根本的な解決ができず、税法上の鋼船の耐用年数である11年で後継の「ひろておん」に交替していました。

残念ながら中古船としても引き取り手がなく、異例の早期解体となった形です。
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