JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

新島・式根島移動運用報告①

2015-05-10 | 移動運用結果報告
計画編
毎年GWは伊豆諸島に出かけています。今年は東京コンテストと絡めず4日に行くこととしました。

近年伊豆諸島で移動運用を計画する局が増えてきました。移動する局が少なく潜在的な需要がありましたし、伊豆諸島の観光のためにもプラスになるのではないかと思っています。

もちろんライバルが増えることになりますが、島とバンドとのマトリクスで考えてゆくとまだまだニーズが掘り起こせると思います。不人気の24MHzなどでもかなりの実績があり、マトリクスで考えてもニーズがほぼ枯れちゃってる小笠原との大きな違いだと思います(中にはリニアの免許を持っている局もいますよね)。もちろん小笠原でも430MHzなんかはニーズがあるんでしょうけど、できるのはJH1HUK 大島OMなど限られた方だけだろうと思います。


今年は新島と式根島を回ることにしました。どちらも東京都新島村になります。

当初どちらかの島に宿泊することも考えましたが、GWで宿が取れず夜行のさるびあ丸と午後のジェット船を組み合わせて日帰りで2島ハシゴという伊豆諸島では珍しいパターンになりました。


新島と式根島の間は東海汽船の他に神新汽船新島村営の連絡船が運航されています。このうち神新汽船は片方向のみで曜日により回り方が異なるため使いづらいのですが村営連絡船「にしき」は1日3往復しておりうち1本は11時台ですから使えそうです。さらに「にしき」は東海汽船より波の影響を受けにくい場所から発着しており就航率が高いのです。

「にしき」は何度も見かけたことがあるものの乗ったことがないためチャレンジしてみましょう。


東海汽船は竹芝-新島・式根島間は運賃が同額ですから、新島先回りにするか式根島先回りにするかはダイヤを見て検討しました。新島先回りとした方が双方約4時間(実質の運用時間は2.5時間強)の滞在時間となりバランスが取れますから新島先回りとしました。

またこの時期は海況が安定せず、新島を発着するジェット船は黒根港ではなく若郷の渡浮根港に着岸することがあります。渡浮根港の場合出航の1時間前に黒根港を出るバスに乗る必要があり、新島での滞在時間が削られます。一方の式根島は必ず野伏港ですから新島先回りにして式根島からジェット船に乗る方が確実に時間を確保できます。

ということで以下の予定となりました。
竹芝(5/3 23:00発)→新島(5/4 07:45着)さるびあ丸
新島(11:30発)→式根島(11:40着)にしき
式根島(15:40発)→竹芝(18:10着)ジェット船


昨年9月にチャレンジした通り新島での50MHzの運用が難しいためバンドは7/18MHzです。7MHzを中心にし、昼前後に18MHzが開いたら18MHzに出るつもりです。どちらもフルサイズダイポールを使います。長丁場となるため4500mAHの補助バッテリを持ち込むことにします。

新島からの7MHzは昨年9月以来、式根島からは初めてです。式根島は某局がしばしばIOTA目当てで移動されていますが、国内向けは少なかったと思います。
コメント
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