JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

残念なCQ誌7月号

2008-07-02 | インポート

昼休みにCQ誌7月号を立ち読みしてきました。


 


その中に大変残念な記事がありました。沖縄県宮古島の沖合に浮かぶ大神島という島で過去に移動運用を巡るトラブルがあり、現在この島での運用は区長の許可制になっているとのことです。


 


私もいつか大神島で運用したいと思っていましたが、この記事を読んで愕然としました。区長さんは電話での事前許可を求めており、(当然ながら区長さんもお忙しいでしょうから)連絡を取るのはなかなか難しいんではないかと思われます。


 


 


原因は細かく書いていないようですが、どうやら御獄(うたき)もしくはそれに類する場所で勝手に移動運用をやったのではないかと思われます。以前にも書きましたが、御獄は沖縄の民間信仰の聖地であり、特に離島では今も御獄を大切に守っています。旅行者が許可なく立ち入ることすら歓迎されないのに、移動運用なんてもってのほかです。こういった心ない行為が島の人だけでなく他のアマチュア局にも迷惑をかけることに気が付かないのでしょうか?


 


こういう迷惑な連中はJCCだとかIOTAだとか言う資格はないと思います。JARLやRSGBにも迷惑がかかるだけです。同様に国内各地の道の駅でのトラブルも起きているようです。営業時間外に道の駅で許可なく大きなアンテナを広げていれば警察に通報されたっておかしくないですよね。


 


 


私も沖縄の離島での運用が好きで、ご存知の通り楽しんでいますが、御獄での運用はおろか近寄らないようにしていますし、あらかじめこの場所で問題ないか調べて運用しています。また、島の方と道路で会うと挨拶しますし、運用中でもアマチュア無線をやっていることを積極的に説明しています。「すてきな島ですから皆さんへの宣伝を兼ねてやっています」と付け足せば島の方も悪い気がしないと思います。


 


沖縄本島であってもよく移動する宜野湾の嘉数高台公園でも市の方が調査に来られていることが多いですから、職員の方には無線をやる旨と問題があったら遠慮なく言って欲しい旨を伝えています。こういった根回しは絶対必要だと思います。


 


 


他局を批判することはやりたくないのですが、今回の件は非常に残念だったのであえて書かせて頂きました。設備やコンディションと同じくらい現地対応にも注意を払ってください。お願いします。



コメント
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