ある本に書いてあったことだが「学問とは端的に言えば仮説と検証だ」・・、この言葉が妙に記憶に残っている。
で、「チャットGPT」に訊いてみた。「学問は仮説と検証ですか?」
すると次のような回答が出てきた。
学問は、仮説の設定と検証のプロセスを通じて知識を積み重ねることが多いですが、それだけで学問全体を説明するのは簡略化し過ぎかもしれません。学問の成り立ちや進行には以下のような要素やステップが関わることがよくあります:
1 観察
現象やデータを注意深く観察し、問題や疑問を明らかにする。
2 問題の定義
何がわからないのか、何を知りたいのかを明確にする。
3 仮説の設定
観察や既存の知識に基づき、新たな仮説や理論を提案する。
4 検証
実験、研究、または他の手段を用いて仮説をテストする。
5 結果の解析
得られたデータを解析し、仮説との整合性を評価する。
6 結論の形成
検証の結果に基づき、仮説を受け入れる、修正する、または棄却する。
7 共有と再評価
他の研究者や専門家と知見を共有し、批判やフィードバックを受け入れる。
このプロセスは、科学的手法を基盤としており、特に自然科学の分野で顕著です。しかし、人文科学や社会科学などの分野では、様々なアプローチや方法論が採用されることもあります。学問の進行は、文化、時代、研究者の価値観などによっても変わることがあります。
したがって、予想と検証は学問の一部として非常に重要ですが、学問全体を形成する要素やプロセスはそれ以上に多岐にわたります。
というものでした。まあ、いろいろあっても「仮説と検証」が重要な要素であることは間違いなし。
そういう意味では「オーディオ」も学問かもしれないと思うわけ~。
オーディオの妙味は各機器の「組み合わせ」だから、それぞれのアンプとスピーカーの長所と弱点を考えながら、仮説を立てていろんな組み合わせを毎日のように実行しており、いわば「仮説と検証」を飽くなく繰り返している。
ただし、外れることが圧倒的に多いが(笑)、これも学問の一環として後日の糧になればそれに越したことはないし、けっして無駄な作業ではなかろうと自分を慰めている。
まあ、何ごとにも仮説が無いことには出発点が無いともいえそうですね。
というわけで、今や「宴たけなわ」の「野球」について仮説(予想)を立ててみよう。
まずは「MLB」(アメリカ大リーグ)のワールド・シリーズ
今年は「ア・リーグ」から「テキサス・レンジャース」、「ナ・リーグから「アリゾナ・ダイヤモンドバックス」という珍しい顔合わせ。
ズバリ「レンジャース」の「4勝0敗」あるいは「4勝1敗」と予想する。
その根拠は・・。
今年の「ア・リーグ」は「西地区」(レンジャース、アストロズ)が圧倒的に強かった。ヤンキースやレッドソックスなどの強豪チームが控える「東地区」が軒並み冴えなかったのが大きな特徴だった。
その原因は「西地区」のエンゼルスに大谷翔平がいたからだと思う。
あの剛速球をどうやって打つか・・、すると打者のレベルが上がる、あのホームランをどう投げて阻止するか・・、すると投手のレベルが上がる、というわけ。
かくして、投打のレベルが上がった同じ西地区のレンジャースの優位は動かない。
たった一人の飛びぬけた選手が居るだけで、対戦試合の多い地区全体のレベルアップに貢献できるのだからこれは凄いこと!
もし、この予想が外れたときは腹を切ります・・というか、しばらく謹慎してブログを休みます(笑)。
次にややスケールが小さい日本の「プロ野球」について。
「セリーグの阪神」と「パリーグのオリックス」の対決だが、どちらも、いかにも日本の野球を象徴するような「こじんまり」とまとまったチーム同士。
投手力も打撃もほぼ互角だと思うが「岡田監督の頭脳と采配力」を買って、阪神の「4勝2敗」あるいは「4勝3敗」としておこう。
ただし、こちらの方はあまり自信がないのでどっちが勝っても責任を取りたくないなあ~(笑)。
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