NHK 2月20日 5時33分

冬のアジア大会の開会式が19日、札幌市で行われました。地元の祭の踊りやダンスチームのパフォーマンスが披露される中、北海道を中心とする地域の先住民族、アイヌの人たちも伝統の舞で、大会に参加する32の国と地域の選手たちを歓迎しました。
若い世代のアイヌを代表して参加した早坂駿さん(27)は、母親や祖母が縫ってくれた衣装でステージに上がっていました。国際的なスポーツイベントで、舞を披露する機会を得られたことについて「自分たちへの関心が高まっていてうれしい。親から受け継いだアイヌの文化を次の世代にもつないでいきたい」という思いを打ち明けてくれました。
アイヌ文化の復興と伝承を進めるアイヌ文化法が施行されてことしで20年。かつて、アイヌへの差別があった一方で、伝承されてきた文化もたくさんあると言います。節目の年に北海道で行われる冬のアジア大会は、競技への期待に加えて、文化交流の場としても注目を集めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170220/k10010882811000.html

冬のアジア大会の開会式が19日、札幌市で行われました。地元の祭の踊りやダンスチームのパフォーマンスが披露される中、北海道を中心とする地域の先住民族、アイヌの人たちも伝統の舞で、大会に参加する32の国と地域の選手たちを歓迎しました。
若い世代のアイヌを代表して参加した早坂駿さん(27)は、母親や祖母が縫ってくれた衣装でステージに上がっていました。国際的なスポーツイベントで、舞を披露する機会を得られたことについて「自分たちへの関心が高まっていてうれしい。親から受け継いだアイヌの文化を次の世代にもつないでいきたい」という思いを打ち明けてくれました。
アイヌ文化の復興と伝承を進めるアイヌ文化法が施行されてことしで20年。かつて、アイヌへの差別があった一方で、伝承されてきた文化もたくさんあると言います。節目の年に北海道で行われる冬のアジア大会は、競技への期待に加えて、文化交流の場としても注目を集めています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170220/k10010882811000.html