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巨大イラスト新設し改装 今金・美利河地区「ピリカ旧石器文化館」 来月オープン 分かりやすさ前面に

2018-03-15 | アイヌ民族関連
北海道新聞03/14 05:00

 【今金】国指定史跡・ピリカ遺跡の旧石器時代の出土品を展示する「ピリカ旧石器文化館」が4月1日、改装オープンする。当時の暮らしを復元したイラストを新設し、分かりやすさを前面に出した。改装を記念し、入館料を1年間、無料にする。町は同遺跡周辺地域を北海道遺産に登録申請する方針で、美利河地区の観光振興を目指す。
 ピリカ旧石器文化館は石やりなど国の重要文化財163点などを展示している。旧石器時代の遺跡はピリカ遺跡のほか、群馬県の岩宿遺跡やオホーツク管内遠軽町の白滝遺跡群などがある。
 同館は2003年6月の開館当初は年間3千人ほどが訪れていたが、近年は2千人前後で推移している。このため、町教委は17年7月から改装を進めており、3月下旬に展示の入れ替え作業を行う。
 注目されるのがピリカ遺跡を見下ろす縦2メートル、横1・4メートルほどの巨大イラストだ。旧石器文化に詳しい町教委の宮本雅通学芸員が多くの歴史資料を基に仕上げた。「河川解析や明治時代の地形図、氷河期の植生、マンモスなど当時の食料の化石、狩猟採集民族の衣服や北方先住民族の移動式テントなどを参考に分かりやすく工夫しました」。このほかデジタル検索コーナーや、触って学べる体験型コーナー、音声ガイダンスシステムなども整備して親しみやすくした。
残り:256文字/全文:803文字
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/171748
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