CNN 2025.03.20 Thu posted at 10:18 JST
パイプライン建設に反対するデモ隊と法執行当局者=2016年10月27日、ノースダコタ州キャノンボール付近/James MacPherson/AP/File
(CNN) 米ノースダコタ州のパイプライン建設反対運動をめぐって運営会社が環境保護団体のグリーンピースに多額の損害賠償を求めた訴訟で、同州の陪審団は19日、グリーンピースの損害賠償責任を認める評決を言い渡した。
パイプラインを運営するエネルギー・トランスファー・パートナーズ(ETP)は2019年、グリーンピースに対して3億ドル(現在のレートで約445億円)の損害賠償支払いを求めて提訴。グリーンピースが抗議運動を操って偽情報を拡散させ、器物損壊や収益減少を通じて同社に損害を与えたと主張していた。
今回の評決はグリーンピースにとって大打撃だった。・・・・・
発端となったのは2016年から17年にかけ、先住民居留地近くのパイプライン建設に反対して行われた抗議運動だった。数カ月にわたった抗議運動には先住民団体やNPOなどから数千人が参加していた。
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